ロボコップ(2014) | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ロボコップ(2014)

72点
1987年のヒットSF作をリメイク。監督、主演は新鋭だが脇役に超豪華キャストを揃えた力の入った作品。
ただストーリーにも無駄に凝ってしまったためか、全体的に痛快さは影を潜めている。
序盤からまわりくどい表現が多く、家族愛や組織の陰謀など一歩踏み込んだ内容は確かに見ごたえがあるけど、反面この映画はもっと単純でもよかったんじゃないかと逆に疑問。
映像は『トランスフォーマー』や『アイアンマン』あたりに通じるロボット描写が散りばめられ、なるほど確かに凄いけどまぁ見慣れた感じ。ラストの露骨なアメリカ万歳も能天気すぎ(笑)
じっくり見たい人にはおすすめだけど、この路線でパート2作るならもうお腹いっぱい。


監督:ジョゼ・パジーリャ
出演:ジョエル・キナマン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン、アビー・コーニッシュ
2014年  117分 
原題:ROBOCOP