ラム・ダイアリー | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ラム・ダイアリー

24点
実在したジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの自伝を映画化。
プエルトリコの新聞社で働く事になった主人公を中心に織り成す人間模様。
雰囲気は『ラスベガスをやっつけろ』あたりに似ている。中南米の島国だが楽園というよりは治安の悪さとか貧困なんかが前面に描かれている印象。
時代は1960年。記者たちも企業家もどこか自由、というか無責任。登場人物が適当に行動しているため肝心のストーリーもなかなか追いづらい。
何度かチマチマしたトラブルに巻き込まれるけど、笑えるほどコミカルでもなく、派手なアクションも皆無。興味深い人間関係もない。自伝としては興味深いかもしれんが、こうして映像にすると単に退屈なだけ。
これジョニー・デップ出てなかったら誰が見るんだよ?的映画(笑)

監督:ブルース・ロビンソン
出演:ジョニー・デップ、マイケル・リスポリ、アンバー・ハード、アーロン・エッカート、リチャード・ジェンキンス
2011年  120分
原題:THE RUM DIARY

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