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発達障害と片付け

テーマ:発達障碍全般 2012-01-15 22:30:55
発達障害と片付けの相性はあまり良いとはいえないでしょう。

ADHDの方は、片付けられない代表として言われることも多いでしょう。

アスペ傾向の方でも、ADHDの合併やこだわりで物が捨てれずに片付けられない方も多いようです。

その人の苦手具合で役立つ戦略は違うと思いますので、試して役立つものを使ってもらえればと思います。
という私も、片付けは苦手です。散らかりがちになってますが、特に忙しすぎたり、余裕がなくなると散らかる傾向があるので、自分の状態の1つのバロメーターになってます。

すぐ使かえる片付けテクニック

・片付け15分コース
タイマーを用意して、15分にセットします。
散らかりがヒドイときは、一区画だけを決めてそこに集中します。
別のところに目が言ってもそこのみを15分やりましょう。

ADHDの傾向として、目に入ったもの注意が向いて、1つのことが完了できないという性質があります。15分で難しい人は、5分でも、10分でもからスタートすると良いでしょう。

・人の手を借りる
なんだかんだ言っても、苦手なものは苦手なので、人の手を借りることも1つの選択肢です。
お金に余裕のある方は、専門家に助けを借りることもできます。
片付け 代行 コーチング などキーワードで情報が見つかります。
そんなに安くはないので、知り合いで片付け好きの人に、食事をおごるなどの条件で手伝ってもらうのも良いでしょう。
お子さんがいる家庭は、ミニアルバイトとして手伝ってもらっても良いでしょう。


・完璧を目指さない
これは全ての前提になることですが、完璧を目指して一気に全部をキレイにしようとして、先延ばしにするよりも、今から15分だけでも片付けたほうがいいでしょう。


・物の住所を決める
散らかってしまう人に、物の場所が定まっていない人がいます。文房具、本、書類と場所を決めてとりあえずそこにしまうことで、散らかって足の踏み場がなくなることは避けられます。あとは定期にその場所のものの整理をすると良いでしょう。


・捨てることを学ぶ、実践する
捨てること=不安となっていて、いつか使うかもの呪縛に縛られている人も多いかと思います。
ときめきの片付け法の近藤さんの著書には、ときめくかどうかを基準にしていました。今の自分にとってときめくか、過去に必要だったりときめいたものでも今の自分にときめきがないものは、捨ててしまいましょう。

自分も物を捨てるのが苦手で、特に本や書類は後で必要かもと思い、取っておくことが多いので、物が溢れて困ることも多いです。衣類はときめきでかなり片付きましたが、本はなかなか減らせません。でも完璧は目指さずこれくらいでいいかと思うことも大切ですね。

参考文献
 
よくわかる大人のADHD 司馬理英子
ADHDタイプの部屋・時間・仕事整理術 司馬理英子
もしかして私、大人の発達障害かもしれない 田中康雄
どうして私、片付けられないの?  櫻井公子
片付けられない人の人生ガイド   サリ・ソルデン
人生がときめく片づけの魔法    近藤 麻理

今年もよろしくお願いします

テーマ:ブログ 2012-01-15 12:30:23
1月ももう折り返しですね。
早い早い。

今回は携帯からの投稿を試してみます。これができればもう少しはマメに更新したいと思います。

今のところ書きたい記事としてたまっているのが

・発達障害とサプリメント
・片付けについて
・トラウマについて
・発達障害のマンガ
・ADHDの認知行動療法
・私の発達障害観について
・ネット掲示板での発達障害
です。
リクエストありましたら、優先してまとめますのでコメント下さい。

今、一つ重要なプロジェクトが進行中なので、更新は不定期になりがちですがご容赦下さい。

メッセージくれた方、もう少しお待ちください。

発達障害とレジリエンス

テーマ:発達障碍全般 2011-12-04 21:15:53
本日はJDDNET日本発達障害ネットワークの年次大会に参加して来ました。
ランチョンセミナーで岡田俊先生の話をお聞きしました。印象に残ったところを紹介します。

「レジリエンス」は心理の世界でもよく聞く言葉ですが、回復力という意味で元々は物理の世界で、曲がった鉄が元に戻ろうとする力だそうです。

同じストレスにさらされても、うつ病になる人とならない人がいることについて、その人の持つレジリエンス(回復力)を元に考えるとわかりやすいと思うのですが、レジリエンスを持つ人は、ストレスに対しても強く、逆にレジリエンスがない人はストレスに弱いと言えます。


スライドではうつ病に対するレリジエンスが紹介されていたのですが、メモできなかったので、一般的なレリジエンスの内容を紹介します。


・肯定的な未来志向性
・感情の調整
興味・関心の多様性
・忍耐力
柔軟性のある認知
社会的支援(信頼のおける相談相手、社会的ネットワークの確立)
・認知面の再評価(逆境における意義もしくは価値を見出す)

などがあります。
そして特に赤字の部分は、発達障害の傾向のある人にとって苦手な部分なので、2次障害としてのうつ病になるリスクが高くなってしまう、という話でした。

あなたの輝きを取り戻し 「あなたらしく幸せになる方法」


そしてレリジエンスを高めるために以下のようになれるようにサポートして行くことが大切だそうです。

・自分が愛されている、必要とされていると感じられる。

・自分を信頼できると同様に他者も信頼できる。

・自己有能感(自分は物事を解決できるという感覚)を持てる。

・他者と関わっていても、関わっていなくてもありのままでいられる。

これはどれも発達障害に関わらず誰にでも当てはまることかと思いました。


映画紹介 「ちづる」

テーマ:自閉症スペクトラム(アスペルガー) 2011-12-03 23:39:58

今週、ポレポレ東中野「ちづる」というドキュメンタリー映画を見ました。

この映画は監督の赤崎正和さん(作成時は大学4年生)が卒業制作として撮った映画です。題材は妹で自閉症を持つ「ちづる」さんです。

興味深かったのは、赤崎さんの映画を通しての成長して行く姿でした。彼はずっと障害者である妹のことから目を背けていたが、カメラを通して妹や母親を取り続けることで、本人の中でいろんな思いや疑問を感じながら、障害に関わる仕事を選ぶにようになっていきます。

自閉症の妹と兄と母親の日常を淡々と切り取っている作品です。

当事者、家族、兄弟、支援者、それぞれ立場によって見るポイントが違う作品だと思います。自分はどうも支援者の立場から見ていました。

久しぶりドキュメンタリー映画を見たけれど、やっぱり面白い!と思いました。それはどこか、普段見ることができない世界をのぞき見たいという好奇心を満たしてくれるからかもしれないと思いました。


ちづる予告編あなたの輝きを取り戻し 「あなたらしく幸せになる方法」-ちづる

大きなトラウマ(T)と小さなトラウマ(t)

テーマ:ブログ 2011-11-30 21:59:23
EMDRでは大きなトラウマ(T)小さなトラウマ(t)という風に2種類のトラウマを扱います。

大きなトラウマ(T)は事故や災害、暴力、虐待のような命にかかるようなことを体験した時にできる心の傷のことで、症状が強い場合はPTSDと診断されるものです。

小さなトラウマ(t)は、命に関わるようなことではないが、辛い体験が現在に何かしらの影響を与えているものをいう。

例えば、小さい頃に親から「あなたは兄なのだから我慢しなさい」と言われて、悲しい思いをした。そのことで現在のあなたが、自分の欲求を外に出してはいけないと制限してしまってるのなら親の言葉が小さなトラウマになっていると言っていいだろう。
または、小学校頃に先生から「お前はいつも人の期待を裏切る」と言われ辛い思いをした。そのことで現在のあなたが、人から期待されることに大きなプレッシャーを感じてしまって、行動を制限されてしまっているなら、その先生の言葉も小さなトラウマと言っていいだろう。

EMDRの面白いところは、この小さなトラウマも扱うことができるので、現在の行動の制限や考え方の癖を効果的に変える事ができることだと思う。


研修では、練習のためにそれぞれが自分のトラウマを材料としてお互いにセッションをやりあうので、自分のクライアント体験を紹介したいと思います。

自分が選んだのは、中学校の時に生徒会の役員をやっていたとき、掃除の時間にふざけて遊んでいたのを先生に注意されて「生徒会に入っているのに、お前は先生の期待を裏切った」と言われたことを題材にしました。

別にそのことは、いつも思い出すことではないけれど、題材のためにあえて思い出した位の前の記憶でした。でも思い出すとそれなりに嫌な気分になり、「自分は期待に値しない人間だ」という考えにも繋がっていました。

その記憶を思い出しても、「自分は期待される人間だ」と思えることを目標に始めました。

目をきょろきょろと動かしていると、自分でも不思議な体験をしました。
始めは近い距離からの映像が、スーっと引きの映像になって周りが見えるようになりました。
何回かやっているうちに、忘れていた詳細を思い出したりしました。
最終的には、その先生から生徒会で遅くなった時にピザをおごってもらった記憶や、先生の笑顔が見えるようになりました。
最後の方は、しかられている記憶と距離ができたような感じと、映像が薄まったような感じがして
そのことを思い出してもニュートラルというか、先生に良くされたことも思い出し感謝も少しでてきました。

そうすることで自然と「自分は期待される人間だ」という考えも自分の入ってきました。

この様に、多くの今の自分を縛る信念には、種となる経験や栄養を与える経験があります。
そのことをターゲットにして、現在の自分の自由を取り戻してくれるEMDRの可能性を感じます。

あなたの輝きを取り戻し 「あなたらしく幸せになる方法」

写真はトラ+ウマでトラウマだそうです。

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