Juria's cafe

ワイン、腕時計、スポーツ観戦などが好きです。


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しばらくぶりですね。
全仏で燃え尽きたつもりが、その後も結局テニスの小さなチャレンジャー大会や芝の大会、
サッカーのユーロ、卓球ジャパンオープンなどを中心に、
忙しい日々を送っており、これまたブログに割く時間がありませんでした。


ジョコビッチは本当に素晴らしかったですね。
言葉では言い表せないほどの偉業の達成、今の時点で、
グランドスラムの4大会全ては彼の手中にあるわけでして、
この勢いのまま、全英、全米と年間グランドスラムも達成しちゃったなら、
フェデラーと並ぶ、いえそれ以上のレジェンドとなれるかもしれませんね。

年齢を考えても、あと2年3年は王政を築けそうですし。


そこら辺はウィンブルドンの後にでもまたあれこれ書きたいと思っていますが、
驚いたのがティーム選手のこの躍進ですね。


私のブログを読んでくださっている方々はご存知かと思うのですが、
私はへそ曲がりな性格でして、何でもかんでも必要以上に持ち上げるマスコミは嫌いです。

マスコミが推す選手って、決まってもう誰でも知っているほどのビッグネームか、
たまたま今調子が良いだけの良くも悪くも未知数の選手ばかりですね。


テニスも殆どその通りと思うのですが、
オーストリアのドミニク・ティーム選手(ティエムと表記しているところもあります)
ここのところずっと追っていますし、クレーコートの試合は殆ど見ましたので、
全仏のあの結果には驚きはしませんでした。

個人的に全仏の試合は、ドロー発表当初から粗方の勝ち上がりからシードダウン予想、
1回戦2回戦の必勝と思われる試合をいくつか紹介しましたが、
そこそこには当てたと思います。

錦織対ガスケ、キリオス対ガスケ、ラオニッチ対ラモスのような大外れの試合もありましたが、
全体的な的中率や、シードダウン予想などは少なくとも、
そこら辺のマスコミや二流解説者よりは当てている、
力関係の把握は自分のほうが出来ているとと思っています。

クレーシーズン、殆ど徹夜で沢山の試合を観戦していたわけですから当然ですね。


ナダルのまさかの欠場により得たベスト4という見方も強いのでしょうが、
仮にナダルと4回戦を戦っていても、勝利の目は2、3割は見込めたと思えるほど、
今のティームの土における強さ、ナダルとの相性は良かったと思います。

結果ジョコビッチにはまだまだ及びませんでしたが、
土のサーフェスにおいては、250レベルの大会であれば殆ど試合的な立場にありますし、
実際に強いですねティーム選手。


ただ、全仏を見るたびに感じたのが、この選手はコテコテのクレーコーターだなと。
勿論、ハードコートでも好成績を続けているのですが、
例えばこの試合です。


不調に陥っていたナダルが、復調の兆しとなった今年の優勝したモンテカルロの対ティーム戦



第1セットはティームが圧倒する展開で、
見ていても分かると思うのですが、典型的なクレーのスペシャリスト同士の対戦に見えます。

そしてこのナダルの重たいですがゆったりとしたテンポがティームには噛み合ってしまい、
ティームの守備と強打が生き、ナダルが苦戦した感じですね。

ジョコビッチや錦織はもっと速いテンポで振り回しますので、
今のティームでは自分のテニスがさせてもらえず結果完敗という結果に終わっていますが、
成長が楽しみですし、ナダルとの一戦が見たかったです。
きっとそう簡単にはナダルは勝たせてもらえない激戦が期待できたはずです。


世界ランキングを7位に急上昇させたティーム選手ですが、
私の読みではウィンブルドンが終わるまでの芝の大会では、
期待されるほどの結果は出せないのではと思っていました。

普段からプロテニスを見ている方ならば分かると思うのですが、
クレーと芝は全く逆の特徴を併せ持つサーフェスでして、
一概には言えませんが、クレーに強い人は芝に弱く、逆もまた然りな感じです。


先の動画で紹介しましたとおり、ティーム選手のスタイルは、
間違いなくクレー向きと思います。

同じ若手有望株のキリオス選手と比べても対照的ですね。


そんなティーム選手が芝でも頑張っており、優勝とベスト4なのですから中々凄いです。

しかも彼は全仏でベスト4まで残りましたから、
結果芝への調整が最も遅れた選手の1人になります。


全仏とウィンブルドンは開催時期が近いですので、
全仏で好成績だった選手ほどどうしても芝に避ける練習時間が少ないためか、
芝の前哨戦は有力選手の早期敗退が相次いでいますね。
毎年の事ですが、今年はガスケ、ワウリンカらがあっけなく敗退。

何れも全仏で頑張った面々ですね。

そんな中ティームは全仏の前の週の前哨戦でも優勝し、
全仏でベスト4、その翌週の芝の大会で優勝、続く週もベスト4だったわけでして、
この体力は一体どこから・・・・と思えるほどに凄いスタミナに加え、
芝でもここまでやれているのには正直驚きました。

私、ティーム選手はクレーでこそ将来支配的な選手となると思っていますが、
グラスはさすがに合わないと思っていましたので。

彼、まじめで試合態度も素晴らしいですね。

何が一番良いかって、絶対に試合を投げない事。

試合を投げるというのは、個人的には別に悪い事とは思いません。
長く過酷なツアーですので、全てを全力で戦っていては体が持たないでしょうし、
錦織選手もそうですが、トミック選手やフォニーニ選手、
ガスケ選手やワウリンカ選手あたりは特にこれらが目立ちますね。

どうでも良くなった試合の無気力プレーってやつです。

話題にもなりなしたがこんな試合ですね。




トミック選手からすれば、苦手なクレーで明らかな劣勢な状況から
無理をする必要もなかったって感じなのでしょうが、
こういったプレーは若い選手にはよく見られますがティーム選手はやりません。

いつでもどこでも一生懸命なティーム選手、見れば見るほどに応援したくなりますね。


さてもうすぐ開幕のウィンブルドン。

個人的にはテニスの4大大会では全仏が断トツで好きな私ですが、
私の中でのウィンブルドンのイメージ。


最も番狂わせが多く、強い選手が順当に勝ち上がるのが難しいサーフェス。
そう思っています。


マスコミはよく波乱の多い大会は?という問いに対し真っ先に全仏を挙げますが
それは間違っています。

テニスの中ではクレーコートが最も実力が結果に反映されやすく、
実力が劣る側が上手に誤魔化しながら勝つのが難しいサーフェスです。

故に絶対的な選手がいればその選手はクレーでは殆ど負けません。
これはナダルに限らず、過去クレーを支配してきた選手は皆そうでしたし、
現役選手でも、ジョコビッチも錦織も、進化してからは、
クレーが最も格下に足元をすくわれにくいサーフェスとなっています。

理由は一重にサーブ押しが効きにくく、殆どのポイントでストローク勝負になるので、
クレーでのラリー支配率が高い選手ほどポイントが取れやすく勝ちやすいシステムと感じます。

対し芝や高速のハードコートはビッグサーバーが当たっていると
サービス1本でポイントを取られます。
強い選手であれば自分のサーブは守れますが、
ビッグサーバーを高速サーフェスで相手にしてしまうとブレイクが困難ですので、
全セットタイブレークなんて試合も沢山あります。

そんな中で安定して勝つことはクレーで同じ事をやるより困難と感じます。

勿論それらを達成してきている選手もいるわけですが、
フェデラーやサンプラスといった驚異的な選手ばかりですね。


単純に1、2回戦でのシードダウンが多い大会を選ぶなら全仏になるのかもしれませんが、
当ブログで再三申し上げている通り、テニスの場合、ハードコートはともかく、
芝と土はランキングよりも適正が重要で、
世界1位や2位の選手は別格としても、
30位対100位で100位側が勝ったとして、何ら波乱でもなんでもないカードなんて
実は山ほどあるのです。


例えば先週に行われた芝の大会、世界ランク36位のアルベルト・ラモス選手が、
88位のブラウン選手にストレートで敗れていて、
昨日は72位のシュワルツマン選手が200位外の選手に負けています。
これは波乱扱いなのでしょうか?


決して違いますね。ランキングも地力も上位選手のほうが上なのは明白ですが、
彼ら(ラモスやシュワルツマン)は典型的なクレーコーターですので、
芝は一番合わないサーフェスでの戦いを強いられています。

少し前に同じような内容を書いた事があります。

ブラジルのベルッチ選手対ドイツのブラウン選手。
こんなカードは土ならベルッチ選手が明らかに優勢で、
芝であればブラウン選手優勢と。

両者のランキングは当時かなりの開きがありましたが、そんなものは関係ないと思うのです。

それで下位側が勝てば波乱やシードダウンなどと書くマスコミが多いのですから、
呆れてしまいます。

土や芝は極端に得意とする選手と苦手とする選手がいますので、
組み合わせによっては40位対200位でも
200位のほうが優勢の試合なんてのもざらにあるのです。


先週大活躍だったニコラ・マウ選手やジレ・ミュラー選手は、
芝では無類の強さを発揮しますが、クレーはからっきしだめですからね。


物凄く大雑把な言い方をしてしまうと、
クレー(土)に強い選手は守備範囲が広くひたすら粘り続けられるタイプで、
サーブの優劣はそこまでは影響しないサーフェスです。

対しグラス(芝)は強いサーブを持つ選手はとにかくやっかいで、
フェリシアーノ・ロペス、サム・クエリーといった、
ビッグサーバーの類と早期に当たると大苦戦を強いられる可能性があります。

比較的早くポイントが決まりやすい分、粘りよりも攻撃力、
展開の速さなどが求められると思います。

故にこういった特殊サーフェスではランキングなんて物差しにもなりえません。

コールシュライバー選手のように、クレーでも芝でも(勿論ハードでも)
そつなく強い選手もいますので何ともいえませんが、
大体がクレーに強い人はグラスは苦手で、グラス向きならクレーは合わないと思います。
トミックやマウーがそうですね。


前述の通りクレーは力に差があればあるほど勝ちやすい。
少なくともグラスよりも実力の差が顕著に表れやすいサーフェスです。

テニス最大の武器であるサーブで押し込むことが困難なクレーは、
どうしてもロングラリーを強いられる展開が多くなり、
力が劣る側が先に根負けし自滅し始めるという展開が非常に多いからです。
実力にある程度の開きがあれば、ミス待ちの安全策でも勝っていけるのがクレーですが、
グラスはそうはいきません。

強力なサーブや巧みなネットプレーなど、
芝では特に有効な武器を巧みに使いこなしてくる難敵が多々存在し、
如何に強い選手といえども、常に勝ち続けるというのは土以上に難しいはずなのです。

そういう意味でも、フェデラーが偉大過ぎるという評価になってくるのでしょうね。


それらを踏まえ、ウィンブルドンで活躍しそうな人、
上昇気流に乗っている選手を探している前哨戦、
前述の通り全仏で活躍した選手は疲れもありあまりやる気がありませんし、
ジョコビッチに至っては毎年前哨戦はスキップしていきなりウィンブルドンからですので、
中堅選手以下で早期に当たると手ごわそうなノーシード。


まずはやはりデルポトロですね。

彼をノーシードで出させるのはどうなのか?という疑問はさておき、
出場するのであればノーシードですし、全盛期とは程遠いとはいえ、
元々のポテンシャルは桁違いの選手。

芝の試合何試合か見ましたが、
芝が不得手ではないシード選手と互角にやりあえるくらいの実力には戻してきています。
云うまでもなく避けたい迷惑ノーシード筆頭格ですね。

他、ニコラマウ選手は強烈な芝巧者。とにかく巧く、この人の芝は侮れません。

全仏でマレーが1回戦で戦ったステパネクもそうですね。
土でこそあの年齢、プレースタイルは厳しいと予想しましたが(結果には驚かされました)
芝では相当な難敵のテニス界で一番モテているおじさまです(笑)


バグダディス、ジレミュラーも芝巧者。
特にミュラーの左利きのビッグサーブはかなり強烈です。

他、地味なところでは台湾のルー選手。

今年の全仏ジョコビッチの1回戦の相手でしたが、
土のルー選手はともかく、芝では中々の芝巧者で、
今チャレンジャー大会を中心にまわっていますが、
チャレンジャーレベルではほぼ負けなし状態ですね。
元々実力者ですし、芝が苦手な上位シードを倒せる力はしっかり持っていると思います。

私と同じ誕生日のフロリアン・マイヤーやマナリノ選手も芝では一段と強くなりますし、
ウィンブルドンは初戦から厳しい相手が沢山潜んでいます。


サーフェスの特性上、
クレーであれば出だしで躓いても実力で勝るなら割りとすぐに追いつけるのですが、
グラスは中々ブレイク出来ませんので、
ビッグサーバーの類にブレーク先行されると、ビッグシード選手でも危なかったりします。

そんな意味でもひやひやする展開が多いですね。


シード勢としては、(とりあえず好調を前提とするならば)
ラオニッチとキリオスは、引いてしまった選手は相当な外れカードですね(笑)

イズナーとカルロビッチの最強ビッグサーバーも要注意。

他、トミックやフェリシアーノ・ロペス、アンダーソン辺りは難敵と思います。
調子がよければチリッチも芝強いですね。


対し、シードに入ってくるのかどうか分かりませんが、
ブノアペール選手や今のフェレール、土で強かったクエバスやラモス、
ルーカス・プイユ、デルボニス。

ここら辺はお世辞にも芝で強いとはいえませんので、
当たると非常にラッキーなシード選手たちです。


それも踏まえて今行われております前哨戦ノッティンガム、
早期敗退が濃厚な芝苦手なシード勢を予想しておきます。

左側の選手が全てシード選手(ランキング上では上位者側)です。


パオロ・ロテンツィ対アドリアン・マナリノ

かなりの確率でマナリノが勝つはずです。
ロテンツィ選手はクレーのチャレンジャー大会では支配的な立場の選手で、
クレーでの対戦であればマナリノ不利でしょうが、
芝での対戦なら形成は完全逆転、
大きなミスをやらかさない限りマナリノ勝ちは堅いと思います。


ぺジャ対ベッカー 

ここも上のカード同様です。
クレーコーターのぺジャ対グラス巧者のベッカーの対戦。
クレーであればぺジャ圧倒的優勢、グラスならベッカーが優勢という、
テニスは決してランキングでは図れない、
サーフェスとの適正が大きいことが証明される試合の1つのはずです。
ぺジャも最近急速に力をつけてきておりますので、
意外と芝でも戦えるかもしれませんが、少なくとも芝のベッカーは、
下位ランカーとはいえ侮れません。
優位なのはベッカーと見ます。


カレーノ・ブスタ対ユーズニー

これはちょっと何ともいいがたい対戦なのですが、
ユーズニーの状態が徐々に戻りつつあるので、
それが正しければユーズニー優勢のはずです。
ユーズニーは元々実力者でしたがここ2年ほど大きく調子を崩しておりましたが、
少しずつではありますが戻しつつあります。
カレーノ・ブスタはやはり典型的なクレーコーターですので、
ユーズニー次第でしょう。


クエバス対ロベール

今大会第2シード、世界ランク25位のクエバス選手と81のロベール選手の対戦です。
さすがに実力に開きがありますので、ロベールが有利とは言い切れませんが、
それでもグラスの対戦ならロベールが勝っても全く不思議はないはずです。


以上の4試合は全てノーシード側の勝利を予想しています。
ランキングに開きがある対戦が多いですが、それでも1試合か2試合はあたるでしょう。多分。

そんな中で快進撃を続けているティーム選手。
予想に反しグラスでも大活躍じゃないですか。
まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」ですね。


年明けごろは、今年もジョコビッチの1強で、
その下も8人くらいは当分安泰な若手のいない暗黒時代なんて書いちゃいましたが、
ティーム選手、期待します。頑張れ!


ちなみにかつてビッグ4と呼ばれた4選手は、今のティームくらいの年齢ですでに、
世界のトップ3にいたわけで、あのフェデラーが当時は遅咲きといわれた時代でしたね。

今とは事情が異なるとはいえ、ティーム、ズベレフ、キリオスら
若い世代とにかく頑張ってください!


最後は私の憧れ(永久にお目にかかる機会すらないでしょうが)
エナメルアートと絡めちゃいますが、
この時計は一体何人の職人さんがどれほどの時間をかけて完成させたのかと考えたら、
正に黄金の鳥かご、もしかしたら世界一豪華な小鳥ちゃんかもしれません。



世界一緻密で精密機械のようなジョコビッチのテニス。
今の彼はまさにこの黄金の鳥を落とす勢いですね。

そんな芸術的、超人的選手が若い世代からまた生まれて欲しいなって思います。

若い選手が活躍するとどうしてもそんな期待を持ってしまいますね。
卓球の馬龍もね、リオでの活躍期待しています!



色々と忙しく、殆ど更新できていない自己満ブログですが、
今後とも宜しくお願い致します。
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