ワイン 腕時計 革靴 一匹狼の自由人

スポーツ観戦、生き物観察なども好きです。


テーマ:
非常に地味ワイン記事です。
ワイン系はどうしても地味になってしまうため、
ご興味のない方は読み飛ばしてください。

ハーテンバーグの2012年。産地は南アフリカ、
価格は3200円と地味なライン。



実はこのワインは一昨年の12月、約1年ほど前に紹介した事があり、
その時は後味に残るやや不自然な甘みが好みではないと書いたのですが、
体調やボトル差もあったでしょうから再度試してみたのです。
400円ほど値下がりしたというのもありますしね。

まず香り、これは一昨年飲んだ時も癖がなく清んだ葡萄の香りで
ハイクオリティと感じました。
肝心のお味の方ですが、後味の甘みはやや感じるものの、
私くらいのレベルのワイン好きであれば間違いなく、
ボルドーワインといわれてもまず違和感は感じないでしょう。
正統派のお味です。

系統としては非常にエレガンスなボルドーで、
癖がなく大変飲みやすいかと思うのです。

こういうワインを飲んでいて思うのですが、やはり南アフリカワインは優れています。
今、恐らく世界で最もコストパフォーマンスの高い産地を選ぶならば
南アフリカになるでしょう。
チリやアルゼンチンのクオリティも捨てがたいのですが、
南米のワインは良くも悪くも新世界らしさといいますか、
ちょっとぼってりとした単調なワインが多く、
ボルドー風といわれてもやや違和感を感じるという方のお気持ちも分かるのです。

南アフリカワインの凄みは、一昨年ラステンバーグを飲んだ際に書いたのですが、
恐ろしいまでのコピー能力、その葡萄の故郷の味をかなり正確に真似てくるのです。
かといってそういったフランス風のワインばかりではなく、
例えばボルドー系であればルビコン(アメリカのコッポラさんのとは別)や
ド トラフォード、アマニのメルローは恐らくやや重たい系。
強い果実味で押し込む南半球特有の味わいでした。
何れも一度しか経験がないため曖昧ではありますが。

対しハーテンバーグはエレガンスボルドー、
ラステンバーグはメドックにかなり近い男性的ボルドー、
他にも3000円台で浮かぶ銘柄ですと、
ドルニエ・ドナトゥス・レッドは右岸をそのままコピーしたような味わいでした。

私の少ない経験値の中ではあるのですが、メドックの5級4級ラインに相当する味、
これを南アフリカでは3000台で実現してくるわけですから恐ろしいです。
やや熟成感も感じられ、こんなものをばんばん出されたら、
ボルドーの3000円ラインはかなりの打撃では?と感じてくるほど。
ボルドーにも探せばコスパに優れたシャトーは数多くあるのですが、
それなりに整っていて欠点の少ないワインを探すのは3000円では難しい。

南アフリカワインの中ではやはりブーケンハーツのシラーが一番整っていると思います。
ですがあれは中々高価ですので普段飲みに良いワインを探していますが、
南アフリカは本当に外せませんね。

人件費がヨーロッパに比べ段違いに安い、
この点はチリやアルゼンチンも共通していますが、
土壌や天候がヨーロッパに非常に近いのかもしれませんね。
専門的なことは分かりませんが、南アフリカは元々は黒人の国でしたが、
アパルトヘイトでご存知の通り白人が牛耳っておりましたからね。
安い人件費と恵まれた気候を生かしたワインのクオリティは
信じられないほどに高いのです。

3000円も出せばかなり凄いワインが手に入りますので、
南アフリカはワインを選ぶ際外すのは絶対に損だと私は思います。
と同時に、もっと沢山のインポーターが取り扱ってくれればさらに良いのですけどね。
これだけ良いワインを安く作れる国ですので、
既にヨーロッパ資本は沢山進出しているわけですが、
日本国内にまだそれほど浸透していないのは勿体無いです。
今でも十分にお安いのですが複数のインポーターによる価格競争で、
さらに消費者に手が届きやすいワインが増えて欲しい。

ハーテンバーグ、一度お試しになって損はない銘柄です。
ジャムみたいな新世界特有のお味とは全く異なります。

一応私が感じたマイナス点も書いておきます。
やはり飲み飽きする味ではあります、単調といいますか何と言うか。
ただこれは同じ価格帯のワインの殆どに共通するマイナス点ではあるのですが、
一人で一本よりは二人くらいで飲む方が良いかもしれません。

そして紹介はもう少し先にはなりますが、
これはとてつもない!と感じた南アフリカワインがあるのです。
また後日紹介致します。

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