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スポーツ観戦、生き物観察なども好きです。


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久々に書きます専門的な記事。
記憶を辿り書いておりますので、専門ブロガー様、間違った記載等のご指摘、
どうか宜しくお願い致します。

過去に飲んで凄まじかったワイン試飲会編。

一時期見分不相応なワインライフを送っていた私ですが、
さすがにこのクラスのワインは自分では怖くて開けられませんでした。
今もセラーに眠っている一部の超級銘柄。
その1つがこれですね。
ワイン界のロエベ(私の勝手な命名)ことスペインワインの王、ベガ・シシリア・ウニコ。



スペインにはピングス、レルミタ、コンタドールといった
カルト銘柄がいくつか存在しますが、それでも王はやはりウニコ。
このワインの何が凄いかと言うと、ボルドーとブルゴーニュ2つの顔を持つ事。
全く異なるタイプの美女二人の顔を持つと言えば分かりやすいでしょうか。

私がウニコに初めて出逢ったのは5年以上も前のこと。
スペイン最高のワインということで、ペスケラのような果実味やバニラ香の強い、
典型的なテンプラニーリョを想像しておりました。

しかしびっくり。お味は完全に熟成されたブルゴーニュなのです。
一言でいうと香りがイチゴ。
そして酸味が格別に美しい。
雑味が皆無。まさに「完璧なワイン」です。

同じ日に有料試飲で頂いた銘柄はオルネライアやスクリオ。
こちらも言わずと知れたスーパートスカーナですが、
ウニコを飲んだ直後だとオルネライアでさえも雑味が気になってしまうのですね。
ちなみにオルネライアは最も好きなスーパータスカンです。

それほどまでに清んでいて「美しい」ワインでした。
他にもラフィットやムートンも頂きましたが、殆ど印象に残っていない。
何れも飲み頃が外れていたといえばそれまででしょうが、
ウニコのインパクトが強烈過ぎて。
有料試飲でしたがいっぱいおかわりしたため記念にコルクも頂きました。



それだけインパクトが強かったのがウニコの91年。
お隣にいたおじさまに、香りだけでも嗅がせて!とお願いされたのも覚えています(笑)

41000円という躊躇してしまう価格ではありましたが、
スペインの頂点ということもあり、購入したものが6年間セラーで眠っています。
だから私、ウニコに関しては、本気で世界一凄いワイン。
フランスの超級に通用どころか凌駕すると思っているのです。

どんな方でも参加は自由!
赤ワイン限定で何でも良いので好きなものを1本持参。
それらを主催者が銘柄を隠し参加者に試飲してもらい点数を付けてもらう。
そんなイベントがあったならば、私はこのウニコ1991を持っていきます。
我がセラーを代表するワイン、それがウニコでございます。

スペインのロエベと紹介した事があるのも、
革でエルメスやベルルッティ、カミーユ・フォルネ辺りに並び立つと思えるのが
同じスペインのロエベだから。
ボルドーやブルゴーニュ或いはカリフォルニアのうん十万銘柄に競り勝っても私は驚かない。
それくらいにウニコのポテンシャルは高いと信じています。
実際にウニコの横では殆どの銘酒が霞みました。
唯一対抗出来たのは後半に紹介致しますスーパーワインのみ。

で、このウニコちゃんのさらに凄いところは驚異的な熟成能力と、
年によりもう1つの顔(ボルドー風)を持つ事です。
ガラケー時代の写真ですので映りが悪いですが、
こちらは1974年のウニコ。当時37年熟成でした。
今の私よりも年上ですね。



イチゴを彷彿させる色気と気品を期待していたら、あらびっくり。
こちらは厳格なボルドーでした。
良い意味で色気的な要素はありません。
威厳と風格のあるイギリス紳士のようなワイン。
これが熟成による変化なのかなどは経験がないため分かりません。

ただ、私の直感、例えるなら91はブルゴーニュで74はボルドー。
例えば仮に74年のウニコをもっと若い時に飲んでいたとして、
イチゴのような赤果実風味を感じ取れたのかな?

もしかしたらウニコは2つの顔を持つワインではないのか?と感じ、
ネットで調べた事があるのです。

そうすると、直接伺ったわけではないため確証はもてませんが、
ベガ・シシリア社の方が、ウニコは年によりボルドー型とブルゴーニュ型、
両面を併せ持つワイン、みたいに話されている記事を読んだ事があります。

少なくとも私の直感は91は例えるならばイチゴなのです。
しかし74年にそういった顔は見られなかった。
そして驚くほどに若々しかった。
きっとまだまだ余裕で熟成するポテンシャルを持っていた事だけは間違いなかったと思います。

だから断言できるのです。ウニコはスペインの王。
熟成能力がまだ未知数の新興ワイナリーと違い、
30年以上の熟成にも余裕で耐えうる。

長寿かつ比較的若い状態(20年熟成)で飲んでも完璧なバランスで、
セパージュを見ていても感じるのが、このワインは他国の良さを取り入れつつも、
スペインの伝統も守っている。
その産地の特性を残しつつも、他の良い部分はどんどん取り入れ
このようなワインが完成したのではないかと想像します。

ここら辺は考え方の違いでしょうが、私は伝統を頑なに守り続けるよりも、
良い物は残し足りない物は他から吸収する、そんな手法が好きです。
ワインに限らずです。

ウニコは通常のワインとは異なり、リリースされるタイミングも醸造責任者が決めるので、
何年のものがいつごろ登場するのか?も不明なのです。
平均して10年前後、ワイナリーで熟成させ、
もう飲んでも大丈夫と判断され初めて出荷されるため、
フランスワインのように若いうちは・・・という心配も少ない。

もし葡萄の出来が悪くどう頑張ってもウニコのクオリティに届かない場合は、
出荷されない年もあるため、ウニコに悪いヴィンテージは存在しないのです。
フランスの有名ワイナリーのように無理やりリリースさせたりはしません。
基準値に満たない場合は躊躇なく切り捨ててくる潔いワイナリーがベガ・シシリア社。

そしてそんなウニコと同時に試飲し、唯一強いインパクトを残したのがこれ。
ぺトリュス、ル・パン、オーゾンヌは未経験ですが、
一通りのトップシャトーはほんの少しだけならかじった事がありますが、
ボルドーでは一番好きですこのワイン。



コルクが真っ二つ(笑)
シュヴァル・ブランの1981年。
81年の詳しい評価までは分かりませんが、少なくとも当たり年ではないでしょう。
シュヴァル・ブランで検索をかけるとエキゾチックで長い余韻とありますが、
何となくですがこういうことを言っているのかな?
と感じ取れるほどに良いワインを通り越してアートでした。

シュヴァル・ブランは2004年も経験がありますが、
そちらは優しくクリーミー、しかしボルドーらしくないといいますか、
若くても普通に美味しいのがシュヴァル・ブランという印象です。
多分これ、間違っているのでしょうが私の数少ない経験で、
脳内に勝手にそう刻まれております。

シュヴァル・ブランはおそらく飲み頃の期間が最も長いワインだろうと、
パーカーさんが語られていましたね。

そんなこんなで自分で購入し開けたわけではないですが、
本当に嬉しかった日の記念日に飲みたいウニコの91年。
記念日はこれから先必ず作りたい、そう思っていますのでいつかブログに載せたい!
その時どんな顔を見せてくれるか。

ウニコとはスペイン語で「唯一の」という意味。
その名に恥じないスペインが誇る世界最高のワイン。

これはワインに限った話ではないのですが、
世界的に認められたものはどうしても富裕層の多い国へ輸出される割合が高くなります。

しかしウニコは国内7、輸出は3の割合だとwikiに記載がありました。
この数字がどこまで正確なのかは定かではありませんが、
お詳しい方に直接伺った際にも似たような話を耳にしました。
つまりそれだけスペイン国内で国酒として評価され、
自国消費される珍しい超級ワインなのです。

フランスの銘酒を見事なまでに再現したコピーワインでもなければ、
昔ながらの伝統にとらわれた古臭いワインでもない。
だからこそ唯一のという名が与えられた特別なお酒、ウニコ。

最後に、これは私の経験ではありませんが、
ウニコ(91)を購入した際にお店の方からこっそり伺った言葉。
実は昨年(2009年)に開けたウニコはもっと凄かったとか。

そのウニコは81年で、今飲んで同じように感じるかは定かではないですが、
度肝を抜かされるほどに凄かったようで、そちらと比較してしまうと、
同じウニコでも91はちょっと拍子抜けしてしまったそうです。
私は91年でもこんなに綺麗なワインは他にあるのか?と今でも感じている程ですので、
ウニコのポテンシャルは想像以上なのだと思っています。

以上、スペインの至宝、ベガ・シシリア・ウニコの紹介でした。
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