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税抜き3980円という破格過ぎたペスケラのレゼルバ。
本来ならば20日ほどは休ませたいところですが、試しに1本飲んでみました。



結論から言います今年一番のヒットでした。
勿論お値段を考慮した上での評価ではありますが、
5000円以下のワインとしては完璧に近い。
好きなワインだから、原点だからと言う贔屓は一切なしです。
ワインはお店、購入ルート、保管状態全て同じであったとしても、
一本一本にボトル差があり、また飲み手のその日の体調にも左右されるため、
まだ確証までは持てませんが、これで税抜き4000円以下はあり得ないクオリティ。
ワインのトップブロガーのお一人、KOZEさんの評価が高かったのにも納得です。
KOZEさんのお言葉。

うーん…いろいろ考えながら飲んでしまいますね。
パッと最初は「あ、はいはい、ボルドー!」と思いきや、
ものの数分で軽やかな側面を見せます。
イタリアなどにありそうな気もするのですが、
これは私の引き出しがなく、何に近いというのが何とも言えませんでした。
品質は非常によく、実売で6千円台ということを鑑みると、
非常にコストパフォーマンスもよく、
これはさすがのペスケラの上位レンジというように感じます。

KOZEさんはこのように評されていらっしゃいましたが、私なりの感想を。

2011年ヴィンテージのレゼルバを、
他の年と比較してあれこれ書くにはまだ早いと思うのですが、
2005年や2009年のレゼルバが力強く果実味溢れる正統派のペスケラとするならば、
こちらはミレニウムに近い、落ち着いていてやや甘めのテイスト。

ペスケラに関してはある程度飲んできた方とは思っていますが、
ここから先はちょっとあやふやです。
ペスケラ社はアメリカンオークが主体で、最上級キュヴェであるハヌスも
確かアメリカンオークでの熟成だったと記憶しております。
一般的に高級ワインほどフレンチオークの比率が高くなりますが、
ペスケラはアメリカンオークの特徴を生かした力強さ、強いバニラ風味も持ち味の1つ。
他にアメリカンオークで熟成させた銘酒は、リッジ・モンテベロなどが浮かびますが、
エレガントで瑞々しさも併せ持つやはり素晴らしいワインが多いです。
テンプラニーリョとアメリカンオークの組み合わせに拘りを持つペスケラ社ですが、
エレガントな年はフレンチオークで熟成されたミレニウムがトップレンジとなる。

ミレニウムを頂いたのは過去1度のみではありますが、
確かにややエレガントで少し大人し目のペスケラだったと記憶しております。



これはあくまで私の直感ですし、レゼルバですのできっとアメリカンオーク熟成のはず。
ですが第一に浮かんだワインがこのミレニウムでした。
他のヴィンテージのレゼルバで、ミレニウムが浮かんだ事はありません。
似ているなと思ったのは2011年が初めてですので、その直感が当たっているならば、
2011年は力強さよりもバランス型、エレガントなペスケラでしょう。

KOZEさんはボルドー風にも感じるしイタリアにもありそうだけど似ているワインが浮かばない
と評されておりましたが、恐らくペスケラに最も近いワインは、
同じスペイン、リベラ・デル・ドゥエロで生まれるワインだと思っています。

スペインのワインで同じテンプラニーリョ100%のものでも、
リオハやトロの物に共通点を感じた事は少なくとも私はない。
勿論他国産のワインもそう。
テンプラニーリョ自体がスペイン以外ではあまり栽培されていませんしね。

ではリベラ・デル・ドゥエロ最上のワイン、ウニコやピングスがそうなのか?
と言われればやっぱり違う。
ウニコはまた別の機会に詳しく紹介致しますが、
あれは良い意味でスペインワインの味ではない。
そもそもテンプラニーリョ100%のワインでもないしね。
ピングスもセカンドしか経験はないですが、ペスケラとは全く違う。

過去飲んだワインの中で最も近かったのは多分これ。



もしこれを知っている方がいたら凄い。
ドミニオ・デ・アタウタという同じリベラ・デル・ドゥエロ産、
テンプラニーリョ100%のワイン。
こちらも色んなラインナップがあるようですが、
写真のワインはペスケラのレゼルバと同じくらいのお値段。

一回しか経験がないため次飲めばまた違った印象を持つかもしれませんが、
ペスケラと共通点を最も感じたワインでした。

他にも、クオリティ的なものは別として、リベラ・デル・ドゥエロ産のテンプラニーリョは、
ペスケラと少し通ずる何かを感じるときがあります。
産地が同じで葡萄品種がテンプラニーリョ、
リベラ・デル・ドゥエロですのでティント・フィノと呼びましょうかね。

ワインを大雑把に2種類に分けるとするならば、
生産者の味が強く表れているタイプと、葡萄の品種や畑の特性を生かしたタイプ、
ペスケラはどちらかと言うと後者寄りなのかな?と最近感じるのです。

ペスケラを生み出したアレハンドロ・フェルナンデスは、
テンプラニーリョマスターなんて評されたりもしますが、
彼のワインは彼の味よりもテンプラニーリョの個性を強く残したワインと思えます。
その辺りが同じ産地の銘酒でもウニコやピングスとは異なるのかもしれませんね。

ペスケラは最上級キュヴェであるハヌスであってもミレニウムであっても、
別の場所に畑があるアレンサにしても、共通点があるんだ。
黒果実系で甘い乳酸香のワインというのかな、上手い表現方法が見つからない・・・
ですがスペインのワイン以外でこれに似たワインには未だ出会った事がない。
今後出逢うかもしれませんが、少なくとも現時点での私の中では、
ペスケラこそがティント・フィノの個性を最も強く表したワインである事は間違いない。

二日目にはさらに香りが立ち、黒果実を丸かじりしているかのよう。
バランス型であってもこの瑞々しさはまさに私が知っているペスケラの味なんだ。
懐かしいお家に戻ってきた気分にもさせてくれる。

特にこの香り、バニラやカシスに例えられますが、
黒果実系の甘い香りが部屋中に広がり、
これだけ香りが立つのは2009年並かもしれない。
何れにせよもう一本開けて検証する必要はありますが、
現時点で2011年の評価はペスケラの中で当たり年と言って良いと思います。
過去、2008年がセールで同じくらいのお値段で手に入った時期がありましたが、
2008のクオリティは2009年に遠く及ばなかった。

男性的かつ野生的なワインではあるのですが、決して重たくなくクドさもない。
それがペスケラ・レゼルバの良さ。
ワインの経験者であれば分かっていただけると思うのですが、
濃厚だけれど重たくないワインというのは高価格帯を除いて中々見つけられません。

例えば、4000円というお値段でネットで入手可能な美味しいワイン、
多くのショップが推すのはイタリアのファルネーゼのエディツィオーネが挙がるでしょう。
某漫画で取り上げられた非常に濃厚なワイン。
これは確かにお値段を考えるならば悪くはない。
ですが私から言わせれば良くも悪くも値段なりだ。
重たくくどいんですよ。勿論4000円クラスの中では悪いワインではありません。

もしエディツィオーネとペスケラのレゼルバ2011年を勝負させたならば、
私はペスケラの圧勝と思います。
香りの気高さ、余韻の長さ、そして酸の美しさが全く別次元。
ワインを知っている方であれば、飲み比べて頂ければ同意権かと。
南アフリカのロバートソンNO1シラーズやチリのエプなどもお話にならない。
ペスケラはやはりヨーロッパの銘酒というだけあって垢抜けています。
チリ産の高級ワインとオーパスワンを比較したときはっきりと感じる違いもそこなのです。



オーパスワンの隣にある右側のワイン、一応チリ産では最上級の1つで、
価格も1万円近くしますが、飲み比べるといつまででもすいすいと飲めるオーパスとは異なり、
やはり重たいのですね。
これが南半球産ワインに多い共通点。
美味しいのだけれど、途中で飽きてくるというのかな。
ペスケラにはそういった垢抜けない要素がなく、しっかり最後まで美味しいのです。
私が南アフリカのブーケンハーツを非常に高く評価している点もそこです。
あのワインもクドさや野暮ったさが本当にない。洗練されている。

ワインは1本飲んだだけでは的確な判断は下せませんので、
後々修正するかもしれませんが、今のところ2011年レゼルバ4000円は、
ホームラン級と感じています。
同じくらいのお値段で同等のクオリティのワイン、
今の私の引き出しではチリ、アルゼンチン、南アフリカで探しても浮かびません。
ただまだ1本飲んだだけでは何とも言えない部分はありますので、
近いうちに2本目を頂きまた新たな感想を載せます。

やはりペスケラはレゼルバを飲んで初めて味わえる輝き。
言い換えれば、ペスケラはレゼルバとクリアンサの品質差が大きすぎるんだなぁ。。。
過去、レゼルバを飲んで美味しくないと感じた事は1度もありませんが、
クリアンサを飲んで美味しいと感じた事も1回もない。
それがペスケラクオリティ。

このワインが私の原点である事は何度も紹介しておりますが、
もし最初に飲んだのがクリアンサであったならば、印象は全く異なったに違いない。

ということで、このレゼルバ特に安くなっている2011年を強く推しておきます。
2012年もリリースされますが、まずは11年の特徴をしっかり把握したい。
人の味覚は体調次第ですので、今のところ信用度は60%弱ではありますが、
2011年のペスケラ(レゼルバ)はペスケラの中でもかなり良い方と感じています。
私は知らないワインを買う際にはやはり専門家の評価を参考にします。

例えば絵画などの芸術の世界ははっきり言って99%の才能と1%の努力の世界だ。
歴なんて関係ない、センスと才能が全て。
けれどワインは違う。
どれだけ天性のものを持っていても、経験値がないことには何も分からない。
だからより多くのワインを知っていて、公平に評価している専門家の言葉は参考にしたい。

でも、ペスケラだけは自分自身で確かめたいワインなのです。
スペインワイン、リベラ・デル・ドゥエロのそれぞれの年の専門家の評価は見ない。
何年のペスケラに何点が付けられていようとも、自分で実際に飲んで美味しいと感じた年、
そうでない年が私の中でのペスケラの評価です。
2011年はまだ検証中とはいえ、バランスと香りの立ち方は2009に匹敵、
もしかしたら凌駕するかも?という期待があります。

2本目3本目を飲み、フェルナンデス氏がこの年のトップレンジを
ハヌスにするのかミレニウムにするのかは分かりませんが、
絶対に確保しておきたい年の1つと思えたら良いなと思っています。

あと感じたのが、過去ペスケラは沢山飲んできていますが、
特徴としてオリ(澱)の多さが挙げられます。
これは古酒であればどんなワインでも出てくるのですが、
ペスケラの場合リリース直後の物でも多いです。
ブーケンハーツなどは全然出ませんが、
この2011年も1本飲んだだけですがペスケラらしくないオリの少なさでした。
オリは悪い物ではないですが、多いと最後のほうが美味しくないですからね。
そういう意味でも2011年のペスケラは良い意味で異端派のペスケラかもしれません。
ただまだ一本飲んだだけ。もっと深く知りたい!それが今の素直な気持ちです。

何よりも4000円のワインとしてみるならばコスパは本気で凄いです!
間違ってもクリアンサは買わないでください。
ペスケラはレゼルバ以上を飲んで評価して欲しいですね。

それからペスケラをスペインのぺトリュスです!!!と煽って売っているショップさん。
トカイ・アスー・エッセンシアをトカイ・エッセンシアとして販売しているのは、
意図的ではなく混同しているのではないか?とも思えますが、
ペスケラのクリアンサがぺトリュスな分けがないでしょう。
3000円のワインが15万円以上の物と同等?普通に考えておかしいですよね。
確かにパーカーさんがペスケラをスペインのぺトリュスと評したのは事実ですが、
それはトップレンジであるハヌスの事ですよ。

こんな事をお店側が知らずに販売しているとは思えない。
ウニコはスペインのロマネ・コンティと評されていても、それはあくまでウニコの事。
ウニコを生み出しているヴェガ・シシリア社は他にもいくつかのラインナップがありますが、
バルブエナがロマネ・コンティなんて言ったら笑われるでしょう。

ペスケラを少しでも多くの方に知ってほしいという気持ちは強く持っていますが、
不当に煽る事だけは止めてほしいと、ペスケラを愛している者として切に願います。

最後に昨年飲んだ凄かったハヌスちゃん。
パーカー氏がスペインのぺトリュスと評した真の旗艦ワインですが、
ぺトリュスに似ているかどうかは別にして、
確かにこの子だけは他のペスケラとは一線を画するワインだったよ。



しばらく切らしていましたが、また逢えたね我が愛しのペスケラちゃん。
ペスケラのレゼルバは本当に良いワイン!
日本一ペスケラを愛する人を目指したい私のブログ。
スペインが生み出すこの素晴らしきワイン、4000円であればきっと損はないはず。

貴腐やアイスワインなどの甘口ワインと違い、
アルコールが大丈夫ならばどなたでもとはいえませんが、
それは本格的な赤ワイン全般に対し言える事。
ある程度ワインを知っている事が前提にはなりますが、
コスパを考慮するならば今年一番のお勧めワインとして紹介しておきます。
ショップのような誇大広告、万円のワインに匹敵なんて
そんな愚かな事は言わないし思っていない。

2度目、3度目を飲み修正をするかもしれませんが。
あくまで4000円から5000円のワインとしてみるならば、
現時点で最上の評価を私はします。本心から。

そしてここのところワイン関連の記事を連投し過ぎました。
来週はブログを書くかどうかは分かりませんが、別の話題にします。
ワインに興味がないのに訪れてくれた方々、誠に申し訳ございませんでした。
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