ワイン 腕時計 革靴 一匹狼の自由人

スポーツ観戦、生き物観察なども好きです。


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時々、感動するほどのワインと表現されるものがありますが、
私はそれ程のものには数えるほどしか出逢った事はありません。

ワイン歴は6年ほどのまだまだ初心者ですが、
500円以下から10万円を超える銘柄までいくつか飲んできました。
まだまだ知らないワインばかりではありますが、
そんな中でこの味だけは生涯忘れる事はないだろうと言える銘柄が1つだけあります。

レヴァンジルの2002年を超える感動、圧倒的なインパクトが未だ強烈なのがこのワイン。



試飲会で頂いたワインを除き自ら開けて飲んだ中で圧倒的1位です。
ヴィユー・シャトー・セルタンの1997年。飲んだのは2011年。
名門シャトーのワインではありますが、97年のポムロールの評価は決して高くない。
お値段も高級ワインとしては至って平凡な9800円。
このくらいの価格帯のものであれば多少の経験はあります。
ですがここまで素晴らしかったワインには出逢った事がない。
貴方が過去に飲んだワインの中で一番感動した銘柄は?と言われれば、
即答致しますヴィユー・シャトー・セルタン1997。

一言で表現するならば、フランボワーズなんです。
香りも味も何もかもが優しくて甘い。
ボルドーなのですが、お色も香りも赤果実でピノ・ノワールのよう。
カベルネ・フランの比率が高いからでしょうかね、
同じポムロールでもレヴァンジルや、クロ・レグリーズとは全く異なる風味。

恐ろしいまでのインパクトでしたので、購入した店舗へ急いで向かいましたが、
残念ながら売り切れ。これを今飲んで同じ感動を味わえるかは分からない。
11年の段階で完成された味わいでしたし、
もしかしたらもう枯れてしまっているかもしれない。
ボトル差や体調にもよるでしょう。
このワインが余りにも美しすぎたため、もう一度同じ銘柄を飲みがっかりするのが嫌で、
封印しているほどのシャトーでもあります。
あの時の感動は私の記憶の中にのみ存在します。

当ブログで何度も推しているブーケンハーツやカテナ・サパータ。
ここら辺のワインは文句なしに素晴らしいですが、
熟成されたボルドーワインとは全く別物なのですね。

的確な表現方法が浮かばないのが残念ですが、
ボルドーワインはベストなタイミングで飲む事ができれば、
それはもう唯一無二の感動を生む。
決して評価の高くはない年で、一流シャトーとはいえ、
比較的地味なワイナリーのものが私の中でベストワインとして印象付けられているのだから。

言い換えれば、このヴィユー・シャトー・セルタンも、
他のヴィンテージ、或いは同じ97年でも違うタイミングで飲んでいたら、
全く印象は異なっていたと思います。
下手をすれば微妙なワイナリーだなと感じていたかもね。

ここがワインは難しく面白いところ。
評論家の言葉を参考にはしても、決して鵜呑みにしてはいけないという実体験ですね。
誰が何と言おうが、私はこのヴィユー・シャトー・セルタンの97年、
11年に飲んだあのワインが現時点では全ての中でベストワインなのです。

逆に期待はずれだったり、
違うタイミングで飲んでいたらまた異なる印象だったかもしれないワインたち。



カスティーリョ・イガイ。スペインを代表する銘酒で、
あの田崎さんがソムリエ世界大会で優勝を決めた時のワインです。
なので良いワインである事は間違いない、世界に認められている銘酒なのですが、
私の中では酸っぱく雑味が強かった記憶しかない。
エノテカさんから購入していますので、保管状態などは問題なかったはずなのですが。

他にも、ブルゴーニュ好きも認める他国のピノというとよく挙がるのがこちら。
ニュージーランドのアタ・ランギ。



ファースト、セカンド共に飲みましたが正直印象がよくない。
これのセカンドを初めて飲んだ時は感激した記憶があるのですが、
後に何度か経験し苦かったという印象。
ファーストのほうは美味しかったですが、
南アフリカのハミルトン・ラッセル辺りとどっこいどっこいですね。
それなりに良いワインだけどそれ以上でもない。
何れも通の方からは似非ピノと揶揄されるかもしれない微妙な銘柄。

けれどこちらは違う。正真正銘の本家本元最強ブルゴーニュ。



詳しい方にはお伝えするまでもない希少ワインの1つ、
エマニュエル・ルジェのクロ・パラントゥ。
有料試飲会でほんの少し頂いただけですので何とも言いがたいですが、
凄く凄く期待していました。
実際、隣にシャトーマルゴーの90年とかが並んでいたにも拘らず、
こちらのほうが人気でしたね。
希少過ぎて飲める機会が限られているためでしょう。

ちなみにお値段は、当時(2011年頃)で安くて4万円以上、
今は調べていないので分かりませんが、多分狂った値が付いているワインの1つかと。
希少性、お値段何れをとってももう2度と味わえる気がしませんね(笑)
然しながら良くも悪くも特徴の薄いワインでした。
多分飲み頃が早すぎたのと、余りにもバランスが整い過ぎていた故かも。
いや何よりも私にはまだ早すぎたワイン。きっと今飲んでも理解は出来ないでしょう。
難解かつ本物の通の方にしかその良さは理解できない、
飲み手側の知識と経験が問われるワインかなと。

まあでもこういう経験も後々思い返すと貴重でしたね。
高級どころか超級ワインの1つでも、タイミングや好みが合わないと、
微妙な印象しか残らない。
ただ余りに凄い銘柄ゆえ、記憶に残っているわけですけどね。

こんな風に色々経験して、それでも最も印象深かったワインが、
平凡な9800円(十分高級だけどもっともっと高いワインも飲んでいた)の
ヴィユー・シャトー・セルタンなのですから、ワインって面白いと思いませんか。
光にかざしたお色も美しく本当に本当に最高でした。

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