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ペスケラとアレンサの比較をしてみました。



Juria's cafe


どちらもスペイン、リベラ・デル・ドゥエロ産で、


同一生産者、アレハンドロ・フェルナンデスが造るワインです。



違いはペスケラはスタンダードタイプの1つ上の上級キュヴェ、


アレンサは、コンダード・デ・アサの最上級キュヴェです。



値段は、ペスケラ・レゼルヴァ2005が5250円。


アレンサ1999が6300円ほどです。



ペスケラは大体5000円台ですが、


アレンサは通常8000円から12000円ほどするので、


フェルナンデス氏自身も、


アレンサをハヌスと並ぶトップキュべとして扱っているようです。



この2つの比較試飲をしようと思ったきっかけは、


元々ペスケラ・レゼルヴァはとても好きなワインの1つで、


同一銘柄では一番多く、20本以上飲んでいます。



フェルナンデスが造るワインで、


ペスケラ・クリアンサ、


コンダード・デ・アサのスタンダードタイプは3000円台から買えますが、


この生産者のクリアンサとレゼルヴァでは明確な違いがあり、


香り、バランス、複雑性、


何よりも凝縮感にはっきりとした差があります。



なので2000円ほど余分に払っても、


自分は絶対にレゼルヴァを飲んでいたのですが、


アレンサとペスケラ・レゼルヴァの場合、


明確な差をあまり感じられず、


値段ほどの差があるのかなぁという印象でした。



先日アレンサを4本追加購入し、


8本になったので、


少し贅沢ですが比較試飲に踏み切ってみました。



アレンサのほうは開けて一日経過しています。



実際に2つのグラスで飲み比べてみると、


はっきりとした違いを感じられますね。


一緒に並べて飲み比べてみないと分かりにくいですが、


ペスケラのほうが柑橘系の香りが強く若々しい、


若々しさはヴィンテージが若いのもあるのでしょうが、


アレンサのほうが樽香とカシスの香りが絶妙にマッチしていて、


大人の香りという感じがします。



果実味、タンニンでもアレンサのほうが数段洗練されていて、


より上質の凝縮された葡萄果皮を感じられます。



やはり厚み、上品さでは同一生産者の場合、


より値段の高いもののほうが高品質な事が多いですね。


畑そのもののポテンシャルはともかく、


アレンサはその畑の最上級キュヴェだけあって、


より小粒で皮の分厚い強い葡萄で造られているんでしょう。



ヴィンテージ自体は


ペスケラのほうがずっと良いと思うのだけどね。



円高の影響でか今アレンサは随分安くなっています。


対してペスケラのほうはあまり変わらず。


だったらアレンサをストックするほうが良さそう。



アレンサやフロール・ド・ピングスといった、


6000円台のスペインワインのコスパは素晴らしいですね。



好みも大きいと思いますが、


この辺の価格帯であればヨーロッパ随一ではないかと思います。


チリやアルゼンチンと比較しても、


6000円台ならスペインに分がありそう。



僕は葡萄果皮からくる強い凝縮感が好きでして、


だけどボルドーワインの場合、


若くして飲むとガチガチで角張ってて美味しくないんですよね。


対してスペインワインは若くても全然いけます。



テンプラニーリョ+ほんのり香る樽香、


この組み合わせがたまりません。


きっと自分に凄く合っているんでしょうね。


良い作り手が造るテンプラニーリョは本当に美味しい。


ピノ、カベルネ、メルローに全く引けをとらない葡萄だと思っています!



そういえばテンプラニーリョというのはリオハでの呼び方で、


リベラ・デル・ドゥエロではティント・フィノと呼ぶそう。



同一品種で複数の呼び名がある葡萄、


ピノ・ノワールはイタリアではピノ・ネロ、


ドイツではシュペート・ブルグンダー、


シラーもオーストラリアではシラーズと


呼び名が国によって違う葡萄がありますが、


同一の国で複数の呼び名があるのは珍しいと思う。



これはリベラ・デル・ドゥエロ産のテンプラニーリョは、


リオハ産のそれに比べて小粒で果皮が厚いのだとか。


なるほど、どうりで強い凝縮感が出るわけだ。



スペインの高級ワイン産地というとリオハが真っ先に上がりますが、


自分はリベラ・デル・ドゥエロのほうがずっと好き。



ウニコ、ピングス、ペスケラというスーパーワインがあって、


他にもドミニオ・デ・アタウタ等面白いワインが多い。



もう1つの高級ワイン産地プリオラート、


ここも大変興味があります。



グルナッシュやカリニャンって、


南フランスの安いワインのイメージが強く、


高級ワインだと


どういう仕上がりになるのか大変興味があるのですが、


プリオラートのワインは


どれも非常にお高いのでなかなか手が出ません。


小規模生産のボデガが多く、


突如有名出てきた新星的な地という部分で、


ボルドーのポムロール村を彷彿させます。



スペインのワインはフランスほどのエレガントさはないですが、


とても濃厚で、だけど品もあり、


びっくりさせられるものが多いです。


それからスペインは、


フランスやイタリアに比べ、


高級ワインがさまざまな産地に分散しています。



例えばフランスならボルドーとブルゴーニュ、


イタリアならピエモンテとトスカーナ、


カリフォルニアはナパに集中していますが、


スペインの場合、


リオハにエル・ピソン、シルシオン、


リベラ・デル・ドゥエロにウニコ、ピングス、


プリオラートにレルミタ、ラスマニャス、


トロにテルマンシア、


フミーリャにエル・ニドなど、


自分が知っている範囲内でも


さまざまな産地から高級ワインが生まれています。



これはスペインが昔、


経済発展の遅れから安いワインを大量生産していた時代があり、


それもあってか土地そのもののポテンシャルは高いのに、


プリオラートのように長年見捨てられていた地が多いのでしょうね。


だから樹齢の高いフィロキセラ以前の木が結構残ってる。



フランスやイタリアのワインに比べると、


一部の超高級銘柄を除けば、


まだまだ値段も抑え目で、


珍しい葡萄品種のワインも多いので、


これからが楽しみな産地の1つですね。



スペインは自分が高級ワインに手を出した原点であり、


自分はやはりスペイン、リベラ・デル・ドゥエロのワインが大好きです。


飲むと落ち着くし飲み飽きない。


本当に素晴らしい産地です。

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