Juria's cafe

ワイン、腕時計、スポーツ観戦などが好きです。


テーマ:

「スペインのペトリュス」と呼ばれる


ペスケラというワインを飲みました。




Juria's cafe


「ペトリュス」というワインについては、


1つ前の記事で紹介しています。

http://ameblo.jp/juria-luna/day-20100726.html



このペスケラというワイン、


めちゃくちゃ美味しいですチョキ



価格は5200円で、


スペインの土着品種、


テンプラニーリョという葡萄100%で作られています。



さすがはスペインのペトリュスと言われるだけあって、


まさにボルドーの高級ワインさながらの奥深さと、


複雑さを併せ持ちます。


テンプラニーリョの偉大さを思い知らされる一品です。



飲んだときの感想をそのまま書きますね。



まず色ですが、


とても濃く赤みがかった黒葡萄という色をしています。


スペインの温暖な気候のおかげで


葡萄が素晴らしく完熟していたと思われる濃い赤紫色です。



次に香りですが、


カベルネとは違ったテンプラニーリョらしい(?)香りに、


樽香が加わっているけれどそれほど強くなく、


ただボルドーワインとは明らかに香りが違い、


どことなくスペインらしさがあります。


熟したチェリーのような香りも感じました。



味ですが、


最初に口に含んだ感じはボディーはそれほど強くなく、


フレッシュな葡萄そのものという感じだったのですが、


その数秒後に口全体に広がるタンニンによって、


極めて濃厚なワインであることを実感できます。



このタンニンはとてつもなく強いと思うのですが、


安いワインにありがちな舌にびりびりくるようなものではなくて、


ワインに見事に溶け込んで調和している感じ。


余韻も長く複雑みもあり、


ボルドーの高級ワインそのものといえます。


決して南仏や地中海の安物ワインにありがちな、


濃いだけの単純なワインではないです。


トリュフをかじっているような感もあるので、


そこがペトリュスに似ていると言われているのかもですね。



これは個人的に


素晴らしく大当たりのワインだと思っています。


5000円という価格は決して安くはないですが、


絶対に期待は裏切らない満足度の高いワインで、


多分ボルドーの1万円クラスのものとも張り合えると思います。



自分の中で高級ワインというと5千円以上から、


ボルドー1級クラスの本当の意味での高級ワインは


殆どが2万円を越えてきますし、


それらはやはり別格的なワインであると思っていますが、


そうそう飲めるものではないですし、


5千円でここまで美味しいワインはなかなかないと思います。



このワインを強く勧めてくる人がいて、


とりあえず2本だけ買ってみたんです。


そして1つ前の記事に書いたペトリュスを購入した日に、


お祝いの意味で飲んでみました。



そしたら大当たりだったので、


今日さっそく追加で3本買いに行き、


今も一本開けて飲んでいます。


なので今セラーに4本寝かせてある状態。


それくらいにお気に入りのワインとなりました。




Juria's cafe


僕がこのワインをこれほど強く勧めるのは、


これがスペインのペトリュスと呼ばれているからではなくて、


単純に素晴らしく美味しいと感じたからです。



なのでもし、


少し高めのワインを進物用にと迷ってる方がいましたら、


このペスケラを強く推します。


ボルドーワインの場合、


2級クラス以上のものになると確かに偉大なワインが多いですが、


値段も1万円を越えてくる上、


ボルドーカベルネの特性上、


それなりの熟成期間がないと美味しく飲めません。



対してこのペスケラは、


今僕が飲んでいるのが2005年ヴィンテージで、


全く寝かせず買ってすぐ飲んでも、


堅さなどはなく美味しく飲めます。



熟成でまだまだ素晴らしくなるポテンシャルも秘めていますが、


早飲みをしても全く問題がないので、


そういう意味でもボルドーワインよりお勧めです。



ちなみにペスケラにはいくつか種類がありまして、


ハヌスと呼ばれる最上級のものから、


クリアンサという3000円台のものまであります。



ハヌスと呼ばれるものは2万円を越えてくるので置いておくとして、


飲んでほしいのはペスケラ・レゼルヴァという、


今紹介している5000円前後のものです。



このクリアンサとかレゼルヴァというのは、


熟成期間の長さによって決まってくるもので、


レゼルヴァのほうがクリアンサよりも、


樽熟成、瓶熟成の期間が長く、


ペスケラの場合は1000円から1500円ほど、


レゼルヴァのほうが高いのですが、


是非レゼルヴァを試してみてほしいです。



クリアンサのほうも美味しいとは思いますが、


飲んだことがないのでなんとも言えません。


このレゼルヴァは実際僕が飲んだ上で、


3本も追加買いするほど一押しのワインです。



本来ならばもっと追加買いしたいくらいですが、


お店の在庫が3本だけだったのと、


僕のセラーがもういっぱいいっぱいでして。。。




Juria's cafe


もはや全くといっていいほど空きスペースがありません。。。


上3段は2万円以上の高級ワインばかりなので


当分空く予定はないですし、


もう少し気温が下がれば、


5段目のドイツワインを外に出せそうではありますが。。。



なので今セラーに寝かせてあるのは4本だけなのですが、


もっともっとほしいくらいに偉大なワインです。



赤ワインが好きな方であれば、


このペスケラを飲んで


まずいと感じる方は多分いないと思うほど絶品ですので、


絶対お勧めです。



そしてペスケラは、


そのサクセスストーリーも魅力的です。



ペスケラがスペインのペトリュスと呼ばれるのは、


僕が思うにペトリュスに味が似ているというよりも、


ペトリュスを彷彿させるような


サクセスストーリーがあるからだと思うんです。



ペトリュスというワインは、


今現在5大シャトーをも凌いで


ボルドーで最も高額で取引されるスーパーワインですが、


100年前までは無名のワインでした。



ペスケラも同様で、


ペスケラが作られるのはリベラ・デル・デュエロという地域なのですが、


ここはベガ・シシリア社というスペインナンバー1のボデガがあり、


そのベガ・シシリア社のウニコというワインで有名な地域ですが、


かつてはリベラ・デル・デュエロの高級ワインはウニコのみで、


他は安いワインを大量生産していた地域だったんです。



スペインの高級ワイン産地といえばずっとリオハでしたし、


リベラ・デル・デュエロがDOCに認定されたのもつい最近ですしね。


そのリベラ・デル・デュエロを


高級ワイン産地に変えたのがペスケラであり、


ペスケラの生みの親、


アレファンドロ・フェルナンデスという人です。



ペスケラのサクセスストーリーは、


彼が40年ほど前にこの地にボデガ(ワイナリー)を設立したのが始まりでした。



彼はリベラ・デル・デュエロの赤色の土壌にテンプラニーリョを植え、


ワイン造りを始めたのですが、


最初はなかなか評価されなかったようです。



でも今現在ではスペインを代表するワインとなり、


このリベラ・デル・デュエロという地を、


高級ワイン産地へと変貌させました。



そこがまさしくペトリュスと似ていると思います。


ペトリュスのあるボルドーのポムロール村も、


100年前まではワイン関係者ですら


名前を知らないほどの無名の村で、


高級ワインとは無縁の扱いだったところが、


今ではボルドー1の高級ワイン村となっていますから、


ペスケラがスペインのペトリュスと言われるのは、


リベラ・デル・デュエロの先駆者的な存在であるからだと思います。



現在リベラ・デル・デュエロは、


ウニコ、ペスケラの他に、


ピングスやレルミタといった、


数万円クラスのワインまで存在する、


世界的なワイン生産地です。



そしてそれらの先駆者的存在であるペスケラは、


アレファンドロ・フェルナンデス氏が一代で大成功を収めたボデガで、


歴史もまだ40年足らずというシンデレラワインなんです。



世界にはたくさんの優れた生産者がいますが、


彼らの多くは生まれたときからワインのエリートであり、


親もワイン生産者であり、


自分がそれらを引き継ぐときには、


偉大な畑もそのまま継げるという


とても恵まれた環境にいるのに対し、


フェルナンデス氏はワインとは無縁の世界から、


自分で土地を選び葡萄を植えて醸造し、


それを一代で世界的なワイナリーにしたのですから、


本当に偉大だと思います。



彼はリベラ・デル・デュエロのDOC認定に、


外来品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドーの主力品種)が


認定されることに強く反対したようで、


スペインの土着品種であるテンプラニーリョに


物凄く強い拘りを持っているようです。



なのでペスケラも、


テンプラニーリョ100%で作られます。


そこまた凄いと思うんです。



ワインの世界はフランスを中心に回っていますから、


赤ワインというと、


フランス以外の新世界、


例えばカリフォルニアやチリなどでも、


殆どがカベルネ・ソーヴィニヨン主体です。



ワインショップにある赤ワインの、


半数以上にカベルネが使われているといってもいいくらいで、


イタリアの高級ワインなどでも、


イタリアの土着品種のよりも、


カベルネやメルローを主体に作る生産者もいるほどで、


そういう中でそれらを一切使わず、


テンプラニーリョに確固たる拘りを持った彼はスペインの魂とも言えますよね。



そういう歴史も含めて、


ペスケラって偉大だなぁって思うわけです。



長々と書きましたけど、


とにかく美味しいので


もしお店で見かけたら買ってみて下さい。


後悔しないと思います。



これまでさまざまな価格帯のワインを飲んできましたが、


確実にいえることは、



「高いワインが必ず美味しいわけではないけれど、


千円二千円のワインで、


高級ワインに匹敵するようなワインはないと思います。」



安いワインでもそれなりに美味しいワインはいっぱいありますけど、


あくまで同じ価格帯のものと比較したら美味しいなぁってくらいです。



よく芸能人がテレビでブラインドでワインを飲んだりしてますけど、


その殆どの芸能人が


普段味の濃い料理ばかり食べていて味覚が狂っている上、


安いワインが高級ワインより美味しく感じる場合って、


例えばオー・ブリオンやシュヴァル・ブランのような、


ボディの強さではなくフィネスを楽しむ高級ワインを、


濃いパワータイプのワインが好きな人が飲むと、


全然美味しく感じず、


単純でも濃厚なワインのほうを高いワインだと思ってしまうパターン。


もしくは飲み頃が悪すぎて堅すぎて美味しくない。


こういうのはありますけど、


高級ワインを良い状態で飲んで、


同じタイプのワイン同士で比較すれば、


やはり高級ワインと安いワインは全く別物です。



同じボルドーの


濃いパワータイプの高級ワイン同士でも、


ラトゥールとラス・カーズでは


テロワールの賜物であるラトゥールと、


人口的なラス・カーズではやはり同格とはいえませんしね。


醸造技術でラス・カーズのようなワインは造れても、


ラトゥールのようなワインは絶対に造れません。


そこが1級たる所以でありラトゥールの偉大さですね。 



一度このペスケラを飲まれてみると価値観変わると思いますよ。


口に含んですぐには飲み込まず、


ワインを舌全体で感じてみてください。


凄いワインだというのを感じられると思います。


ボルドー1万円クラスに匹敵するこのペスケラ、


是非お試しくださいチョキ

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