連休と休暇について

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今日(もう昨日ですが)は天気も良く、家族で買い物や公園に行って過ごしました。
自分にとっては(ちょっと仕事もしましたが)とても良い休日でした。
ただ、自分の独身時代を思い返すと、正直休日が1日あっても(土曜が仕事だったりすると)、気が付いたら夕方に目が覚めて終わっていた・・・というようなことが多々あり、GWに何かしたという記憶が全くありません。
夏休みは多少ずらせる職場だったため、9月に夏休みをとって、あるいは年末の休みに一気に旅行に行く。というのがパターンで、仮に休みでも旅費の跳ね上がるGWやお盆には食指が動かなかった、というのが正直なところかもしれません。

そんな自分は欧米の人々が「1か月ほどバカンスをとって海外に行く」というような話を聞いて、地団太を踏んでいたものです。なんせ、ちょっと遠い海外に5~6日くらいで行っても、「行って帰ってくる」みたいな旅行になりがちなので。

では日本人ってたくさん休んでいるんでしょうか?少し前ですが公定休日のデータがありました。

http://www.mercer.co.jp/newsroom/2014-global-public-holiday-entitlements.html

インドとコロンビアが18日でトップ
韓国が16日
日本が15日
香港と台湾は12日
フランスとイタリアと中国は11日
アメリカが10日
イギリスが8日。

日本は世界では上位のようです。確かに公定休日が多いから日本人は結構休んでいるんだ!という論評も見ないではありません。
ただ、このデータを見る限り、せいぜい西欧諸国より数日間公定休日が多いだけ。
もし本当に休みが多いかどうかを検証するとなると・・・ありましたありました。インターネットって便利ですね。下記のp197~あたりです。

http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2015/documents/Databook2015.pdf

有給がやや日本、西欧諸国より少ないようですね。確かに有給が年次で30日とかあれば、それはバカンスも行けますわ。ただ、それをいうなら日本だって18日あるはず。そもそも「有給が使えない」ことが問題になりそうです。
う~ん。この資料だと消化率までは比較できないか。おっとエクスペディアのデータがある。
法律家なのに、何かテキトーに拾ってきたリサーチの裏の取れないデータばっかりですみません。あとアメリカって有休がちゃんとした制度にはなってないとかなんとか。

https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2014/

となると、問題は①土休日の出勤状況と②有休の消化率、ということになりましょうか。
でも週休二日制がが実態として維持されているかって、意外に転がってないですねデータ。
上記で上げたデータでも週休が年間で「104日」とかっちり書いてあってそれだけ。
実はここの扱いが非常に大きいのではないでしょうか?

例えば、週休1日だけれど、公休以外に、有休と足して52+18=70日の休みを年間どこかで貰えるとしたら?夢みたい・・・アジアの離島とかで(ネットだけはビビるので通しておいて)、波の音聞きながら1か月ブラブラしても、まだ40日もある!!!
でも、これって残業が少ない前提の議論かもしれません。実際法律業界だと「休みということに建前上なっている土曜日を利用して遅れている仕事を追いつく」というルーティンがかなりあるので、土曜が休みじゃなくなると端的にパンクする。
実は休日が何日か、ということは十分な生産をあげられるだけの仕事の総量を労働時間で割ったものの割り付けにすぎず、本当は生産性自体が問題なのかもしれませんし、あるいはこの国に巣くう同調圧力みたいなものこそ、休暇を自由にとることの最大の障害の一つなのかもしれません。いずれにせよ、日本国民は、週休二日制の消化状況や、有休の消化率について、正しいデータを把握して、自分の客観的な位置を把握することはすべきでしょう。

それにしてもねえ経営者やっててすら感じますが、働けなくなる年齢が来るまで、2週間休みとっての旅行もできない、ってどうよ・・・と思うわけです。こんなに世界は広いのに。

ちなみに私は自分のところの勤務弁護士さんがルール通りやって9日間休暇を取ったらテンパってぶつぶつ言いながらあたふたしました。経営者なんてそんなもんです。









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