2010-07-13

2010 FIFAworldcupを終えて

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$18金日記



 「ハルケいつまでも我らとともに」

2010年のFIFAワールドカップのラストゴールは、
スペインの初優勝を決めるゴールであり、亡き友へ捧げる
イニエスタのすばらしいゴールで大会を終えた。

日本代表の活躍もあり、大いに盛り上がった本大会。
今年5月、モウリーニョ率いるインテルが起した影響は凄まじかった。
バルサ・バイエルンを破って制覇したチャンピオンズリーグでの戦術は、
本大会においても大旋風を巻き起こした。

「堅守速攻」

「堅守速攻」を徹底したチームにW杯常連国は苦しんだ。
シュートを浴びせるが点が取れない状況に苛立ち、ワンチャンスをものにされる。
強豪国の予期せぬグループリーグへの敗退。
かくいう日本も強靭な精神力と集中力にて全員が、
「堅守」に奔走した結果であることは言うまでもない。
またウルグアイなどW杯予選から厳しい戦いを強いられるチームのディフェンス力は、
日本のように強く意識せざるも堅守ができているという安定した力があった。

一方で現代サッカーの流れを意識しつつもやはり独自色の強い、
アルゼンチン・オランダ・チリなども安定した力強さを順当に見せ、決勝へと進んだ。
特にアルゼンチンが力で捻じ伏せる展開は、マラドーナのパフォーマンスも相俟って、
観る者を魅了した。

あえて試合をフューチャーするのであれば、

「ブラジル対オランダ」 

この試合に4年後10年後への問いかけが含まれている気がするからだ。
ブラジル監督ドゥンガは就任直後から「堅守速攻」を徹底的に取り入れた。
ただの「堅守速攻」ではない。あの王国が勝つためのサッカーに本気で取組む。
スペイン優勝を思い描いたサッカーファンは多いが、同時に現実的なドゥンガサッカーに
誰もが「・・・とはいえ優勝はブラジル。」と思っていた。

試合の詳細は省略するが1対2と逆転を許した展開において、
ブラジルは崩壊した。

結論から言おう。

ブラジルは、追い込まれた状況、冷静になるべき状況にて、
立ち還ることのアイデンティティ・自信を喪失していた。
恐らくそれは「堅守速攻」という勝率と引き換えに
失くしてしまった大切なモノのような気がしてならない。
サッカーにおいても選手・歴史・文化・・・さまざまな要素によって
アイデンティティ=哲学は形成されている。
哲学を出来得る限り排除し、結果のみと向き合うサッカーを追及したドゥンガは、
ベスト8という結末をどう受け止めているのだろう。

この答えは、同様に下部組織から徹底した哲学と技術を学ばされ、
決してブレないサッカー哲学を持ったスペインが初優勝を遂げたことに答えがある気がする。
スペインを凌駕するかと期待されたドイツも相手を意識・研究し過ぎ、自分達の長所を
消してしまった。哲学が根付くにはまだ若いチームであったかもしれない。

「堅守速攻」が淘汰するかにみえた本大会、
世界を魅了するスペインのパスサッカーで幕を引けたことは、
これから未来のサッカーを考えるうえで明るい兆しでかもしれない。

そして忘れてはならない日本代表も数多くの収穫を得た。
願わくば日本のサッカー哲学を確立し、死ぬまでにはワールドカップ優勝を
見たいものだ。

決して儚い夢ではない。

そう思える入り口を拓いてくれたサムライジャパンに今は感謝したい。


ひゅ~!


かっこよくシメてもたww



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