以前よく行ってたボウリングセンターさんで、時々お会いする常勤ではない女性のスタッフさんがいらっしゃいました。


そのセンターさんへプロチャレンジやレッスンに出かけていくときは、プロと一緒にボウリングできることがもちろんメインの楽しみでしたが、そのスタッフさんに時々だけ会えることも、当時密かな楽しみのひとつでした。


目の悪い私がまだ認識できない距離なのに、先に私の顔を見つけると、私の名前を呼びながら遠く離れたカウンターから手を降って、人懐っこい笑顔で迎えてくれてたのを今でも思い出します。


2年前くらいに、そのボウリング場が閉鎖してしまってからは・・・そのスタッフさんともお会いする機会がなくなってしまったのでした。連絡先も知らなかったし・・・。


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先頃ある事務的な要件で、そのスタッフさんが働いている場所へ初めて連絡を取る機会がありました。

どうしようかと迷ったんですが、事務的なメールメッセージの後に「追伸」と記し、懐かしさに乗せてほんの少しのご挨拶を書かせていただきました。


要件はつつがなく完了できましたが・・・先日、それとは別にそのスタッフさんから一通のメールが届きました。


公用のアカウントメールってこともあり、至極丁寧な文体で綴られていましたが、その中に当時をなつかしむ想いもしっかりと書かれていて、その久かたぶりの「音信」に、心が温かくなりました。


私のボウリングは相変わらず思うようにいかなくて苦戦してばかりだけれど、そこで出会う人達との交流やつながりは、温かく尊くありがたいものばかりで、本当に救われます。


お互いの場所でそれぞれ元気に頑張って、またどこかでその彼女にも会える日が来たらいいなと思います。