岩手・大船渡~片道13時間弾丸日帰りの旅~ -その7-
2012年7月21日(土) 天気:
津波で流失したJR大船渡線「大船渡駅」を探して のつづきです
大船渡 加茂神社
JR大船渡線「大船渡駅」 から南西へタクシーで2~3分、
大船渡町を一望できるほどの高台にあるのが、加茂神社です
加茂神社拝殿
東日本大震災で津波警報が発令されたとき、多くの人々が避難された神社。
大船渡湾まで見渡せる高台にあるため、
神社の方へ行くには、かなりの急な階段を昇らなければなりません
加茂神社付近から見た大船渡町中心部
津波警報が発令され津波が押し寄せる中、
神社の方へ上がって来られたことで助かった方も、多くいらっしゃったとか・・・。
加茂神社付近から見た大船渡町中心部
かつては多くの商店や住宅が建ち並び、賑やかだった大船渡の中心部。
今は、プレハブ横丁や大船渡屋台村が出来ていました
加茂神社付近から見た大船渡町
そして・・・
プレハブ横丁の近くに、ほっかほっか亭さんを発見
賑やかなカラーリングの外観はとっても目立つので気になって聞いてみると、
津波で店舗は流されてしまったけれど、
今年の4月から、同じ場所で営業を再開されて頑張っていらっしゃいます~
加茂神社付近から見た大船渡町
大船渡港の方向に目を向けると、
ベージュ色をしたモニュメントが見える辺りが、サン・アンドレス公園。
今回わたしが大船渡へ行ってみようと思い立ったきっかけとなった
TUBEの「がんばれ大船渡!復興支援ライブ 」の会場です。
盛駅の近く からここまで連れてきてくださったタクシーの運転手さんは、
「あれ(モニュメント)が津波に流されず残ったのは、奇跡だなぁ」と
おっしゃっていました。
あの日、大船渡へ津波の濁流が押し寄せてきて、また沖へ波が去っていくその一部始終を・・・
そして・・・変り果てた町の様子をじっとこの場所で見続けていた、加茂神社。
地図をひろげて大船渡の街を確認したとき、
ふと目にとまった「神社」の文字に、ここを寄らずに帰るわけにはいかない
そんな想いが胸にこみ上げてきましたので、お参りさせていただきました。
あらためまして、
東日本大震災において被災された方々に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
岩手・大船渡市で見つけたマンホール へつづく・・・
*** 岩手・大船渡~片道13時間弾丸日帰りの旅レポ ***
1・ 岩手・大船渡まで名古屋から片道陸路13時間
2・ バスの車窓から見た陸前高田「奇跡の一本松」
3・ JR大船渡線・三陸鉄道「盛駅」に再び電車が走る日まで
4・ 大船渡「かもめの玉子」さいとう製菓本店の今
5・ 夏季限定ブルーベリー味「かもめの玉子」
6・ 津波で流失したJR大船渡線「大船渡駅」を探して
7・ 大船渡「加茂神社」にて東北の復興を祈願
8・ 岩手・大船渡市で見つけたマンホール
9・ 東北新幹線「水沢江刺駅」からショートカットで名古屋へ
10・仙台・牛たん炭焼「利休」の【極】ハーフセット
11・岩手・盛岡のお薦め土産「生南部サブレ」
<番外編> TUBE Live ★ 「がんばれ大船渡!復興支援ライブ」