この間の7月に
印象深いJUMIの大好きな子供たち2人が日本に帰国した。
イギリスのバレエ学校卒業という肩書を持たずに。
そう書くと、、
なんで???って思われるかもしれない。
でも、自分と自分の置かれている立場をよく考えた上で
自分の決断で帰国した。
そして
この2人を見ると、、
なんて優しいんだろう、、、って思う。
地球にも人にも優しいんだ。。。。
彼女たちの名前は、
山口恵美ちゃんと渡辺みちるちゃん
印象深いJUMIの大好きな子供たち2人が日本に帰国した。
イギリスのバレエ学校卒業という肩書を持たずに。
そう書くと、、
なんで???って思われるかもしれない。
でも、自分と自分の置かれている立場をよく考えた上で
自分の決断で帰国した。
そして
この2人を見ると、、
なんて優しいんだろう、、、って思う。
地球にも人にも優しいんだ。。。。
彼女たちの名前は、
山口恵美ちゃんと渡辺みちるちゃん
留学中のみちるちゃん
留学中の恵美ちゃん
恵美ちゃんは、渡英する前に、
伊勢の温かみ溢れる老舗のバレエスタジオで、
スタッフとしても働く若きメンバーでもあり、そしてバレエを熱心に学ぶ生徒でもあった。
でも、、留学の夢を捨て切れず、
恩師に思い切って相談したところ、
恩師は、恵美ちゃんのためを思い、
快く送り出してくれたのだ。
スタジオのことは心配しなくていいからっと
優しく背中を押してくれた。
恵美ちゃんはその先生の気持ちをずっと胸に抱きながら、
ここイギリスで頑張った。だから頑張れたといっても過言ではない。
でも、、、日本に戻るときが近づいてきたときに、
もっとイギリスで勉強したいと思った。
イギリスの生活にも慣れて、
英語にも慣れて。。。
レッスンも勉強も順調だった。。
そして心の葛藤が始まった。
でも、ある時、この時、
思いが変化するごとに
自分の中で、
どうしていいかわからない思いがあった。
でも、、
ある時
自分で決断した。。
そして涙がでた。
帰ろうっと。
どうしてそんなに涙がでるかわからなかった。
自分で帰るって決めただけなのに、
また前の生活に戻るだけなのに。
でも、、帰ると決めてからの
残りの留学生活の恵美ちゃんは、
すさまじいほど、努力して勉強した。
この時間の中の恵美ちゃんは
なにか突き抜けたものがあるほど、
輝いていた。
そして私に言った。
じゅみさん
私、
帰国することが
私の答えだってわかったんです。
だから、後悔はないです。
そしてにっこり笑った。
渡辺みちるちゃんも、
留学を続けたいという思いがあったのだが、
いろんな事情から、
帰国を決断した。
長身ですらっとした彼女は
外人の中に入ってもひけをとらず、
ステージでも目立っていた。
イギリスの水があってるのか、
驚くほどに英語を吸収し、
そしてバレエも頑張った。
頼りになる子で
自分のことは自分できちんとやらないといけないとしっかり考えていて、
一緒に話していて、
彼女の人生観に、
お~~!!っと思ったことも多々あるし
教えられることもあった。
順調な留学生活であったが、
日本でのいろんな事情から、
帰国するかもしれないっということが
口についてでてきた時に
うっすらみちるちゃんの目に涙が浮かんだのを
私は見逃さなかった。
カフェでお茶を飲んでいた時だった。
こういう時、
私はなんて言ったらいいのか
いつもわからない。。。
言葉が足りないなっと
自分が自分で情けなくなるが、
ただ、思いを聞くことしかできない。
でも
私は思う
自分の人生は
自分で決めるのが一番いい。
それが一番後悔しない方法だ。
私だってそうだったと思う。
悩みながら
でも最終的に
彼女は、
帰国を決断した。
それが何よりも
すべてに優しい結論だったから。
そして
いよいよ帰国するほんの少し前
2人そろって、
我が家に
挨拶がてら
お泊りにやってきてくれた。
可愛い手土産と、
心に思うことをしたためてくれた暖かい手紙とともに。
何にも気にしてくれなくていいのに。。。(涙が出るだろうが、コラ。。。(/_;)
でもすごく嬉しかったよ。
来てくれてありがとう。
その晩は、
宴会みたいだった。
いろんな話をして、
夜更けまで盛り上がった。
眠りたくないねって言いながら、、、
目がトロンとする朝方近くまで、
ずっとおしゃべりをした。
きっと忘れない。
この日の晩のこと。
この子たちを見て思うことがある。
留学だけがすべてではないのだと。。。。
バレエは、
日本でもできるのだ。
恵美ちゃんも
みちるちゃんも、
日本の空の下で
昨日も
そして今日も
バレエを踊っている。
そして
明日も踊るだろう。
留学したくても
いろんな事情からできない子もいる。
留学しても、
いろんな事情から
限られた時間しか
いられない子もいる。
それぞれには
それぞれの事情がある。
ただ長く留学しているから
いいというものでもないし、
じゃあ、短く簡潔に留学するのが
いいというものでもない。
大事なことは、
長さではない。
中身だ。
ようは
与えられたその時間を
いかに自分なりに
輝いて過ごすかということだ。
そう思うと、
彼女たちは、
限られた時間の中で
思い切り輝いていた。
そしてイギリスの空の下で、
たくさんの事を吸収し学び、
バレエを何よりも愛する人として
これからも、
バレエを愛していくと
心の中で思いながら、
今
日本の空の下で頑張っている
未来のバレリーナである。
いつかまたきっと
イギリスに会いにきますから。。。
2人が同時にそんな言葉を言ってくれた時、
すごく嬉しくて
涙が出そうになった。
どうかまた
いつでも、帰っておいで。
待ってるから。
JUMIの大好きな子供たち
恵美ちゃんとみちるちゃんへ
君たちからもらった
暖かいハートは
絶対わすれないよ(*^_^*)
君たちに
お世話になったのは、
きっと
私だよ。
恵美ちゃん みちるちゃん
どうもありがとうねヽ(^o^)丿
追伸
恵美ちゃんから時々近況メールが届く。
この間帰国した時、伊勢は東京から遠いから
残念ながら会える時間がなかったけど(>_<)
またいつでも会えるような気がするねって話している。
そしてどこにいても、いつもうちのモンスター達!のことを気にしてくれる。
また恵美ちゃんのお母さんからも、時々、ふんわりした優しいメールが届く。まるで恵美ちゃんが留学していたころみたいに。
同じ都内のみちるちゃんとは、先日会って、いろんなおしゃべりをした。j
また私が仕事で忙しい日、うちのモンスター達を遊びに連れ出してくれて、遊んでくれた。会えば、姉弟みたいに、はしゃいでにぎやかで、仲がいい。
学年が上がり、息子の学校が制服がいらなくなった代わりに、スーツを着用しなくてはいけなくなり
息子は都内の若者向きチェーンストアでみちるちゃんに見立ててもらってスーツをと~~ってもお安く購入したばかりだ。
二人とも、ホントにありがとう。
恵美ちゃんとみちるちゃんの小さなアルバム
記念すべき渡英の日。空港にて、恵美ちゃん
留学最後に2人が泊りに来てくれた時。2人はうちのモンスター達のいいお姉ちゃん。