2012年03月18日(日) 03時56分06秒

シネトーク103『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』●少年に感情移入できるかどうか

テーマ:ぶっちゃけシネトーク ~2014

ブルーレイ&シネマ一直線



面白い映画には愛を捧げ、そうでない映画には鉄槌を下す
てるおたくお
ぶっちゃけシネトーク

●今日のちょい気になることシネ言

「チケットを買う時『ものすごく近くて、ありえないほどうるさい』を1枚!と言ってしまった・・・・」




シネトーク103
『ものすごくうるさくて、

ありえないほど近い』
EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE





監督:スティーヴン・ダルドリー 原作:ジョナサン・サフラン・フォア 脚本:エリック・ロス
出演:トム・ハンクス/サンドラ・ブロック/トーマス・ホーン/マックス・フォン・シドー/ヴァイオラ・デイヴィスジョン・グッドマン/ジェフリー・ライト/ゾー・コードウェル


2011年米・ワーナー・ブラザーズ映画/129分/シネスコサイズ/ワーナー・ブラザーズ配給(2012年2月18日公開)



●作品解説
作家ジョナサン・サフラン・フォアが9.11事件後の家族の喪失と再生を
描いた小説を『リトル・ダンサー』のS・ダルドリー監督が映画化。
9.11のテロで父親を失った少年オスカーが、父の遺品から1本の鍵を見つける。
袋には『ブラック』という文字が。それが人の名前だと思ったオスカーは、
その鍵に合う鍵穴を探そうとNY中の“ブラックさん”を訪ねていくが・・・・。
本年度アカデミー賞では作品賞と助演男優賞(M・V・シドー)にノミネート。




※ネタバレしてます! ご注意ください





ブルーレイ&シネマ一直線 どの俳優も素晴らしい存在感で魅せる秀作!


てるお 「できることならアカデミー賞助演男優賞は“メリン神父”に獲ってほしかったなあ。一言も発していないのにあの名演! 素晴らしすぎる


たくお 「オスカーの授賞式に出てきた時は、リアルにメリン神父になってたね(笑)。先日、『エクソシスト』を初めて観た友人が『この人、全然年取らないなあ』と感心してたけど、違うから!」 ※『エクソシスト』撮影時は44歳だけど、もちろんあれは老けメイクである


てるお 「マックス・フォン・シドー演じる“賃借人”が出てこなかったら、それこそ『ありえないほどうるさい』映画になるとこだった(笑)」


ブルーレイ&シネマ一直線

たくお 「主人公の少年オスカーは元々アスペルガー症候群の疑いがあり、父親を911で亡くしてからさらにパニック障害まで併発してしまう。父の遺した鍵を勝手に“父のメッセージ”と受け止めた彼は、鍵の真実を求めてNY中を駆け巡るんだけど、観ている方は最初、この少年の行動にあまり共感できないんだよね


てるお 「そうなんだよ。物語前半のオスカーはかなりウザい(笑)。実際にこういう少年がそばにいると、やっぱりどこか苦手意識が出ちゃうわな」


たくお 「でも監督もそこはあえて狙って演出していると思う」


てるお 「あと、よく分からなかったのが封筒に『ブラック』と書かれてただけで、なんでそれが人物の名前だと思っちゃうのか。普通、黒いハコの鍵とか思わね?(笑)」


ブルーレイ&シネマ一直線

たくお 「そういうツッコミは野暮です(笑)。演じたトーマスくんはクイズ番組に出ていたことがきっかけで映画デビューを果たしたわけだけど、デビュー作とは思えない抜群の演技力で魅せてくれる


てるお 「他人とのコミュニケーションがうまく取れず、しかも父親を失ってPTSDスレスレの情緒不安定な少年という難役を、2大オスカー俳優相手にひるむことなく堂々と演じてたのはさすが。彼こそ“オスカー”級の新人だと思うぞ


たくお 「言うと思った(笑)」


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てるお 「ただ、なんでコミュニケーション能力のない子供が赤の他人とあんなに接することができるのかが、ちょっと???なところでもあるんだけど・・・・」


たくお 「それは違うよ。他人との接触が苦手なオスカーなんだけど、誰よりも愛していた父親の“形見”を見つけることが、彼を突き動かしていたということでしょ」


てるお 「なるほど」


たくお 「コミュニケーション能力がないというよりも下手なんだろうね。泣いている相手に『ハグしようか』と聞くところとか、一応気を使ってる(笑)」


てるお 「監督も本当にイイ子を見つけてきたよな。全く無名の新人に見事な輝きをもたらせた監督はグッジョブ!でしょ。日本の子役ブームにトドメを刺す逸材だと思うね(笑)」


たくお 「いつも何かに怯えているトーマス君の表情がずば抜けていい。なんか子犬みたいな顔つきというか・・・」


ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「いつも不安げな眼差しでNY中のブラックさんや母親と向き合っていこうとするんだけど、なかなかうまくいかない。感情をうまくコントロールできず何度か爆発してしまう」


たくお 「唯一、心を通わせることができた優しい父が、ある日突然奪われた現実といまだ向き合えない。父の最期の電話に出なかった激しい後悔に襲われ、母親に心を開くことができない毎日を送りながらも、鍵穴を見つけようと奔走する。常に“いっぱいいっぱい”の状態で全部1人で受け止めようとするオスカーの姿に否応なく感情を揺さぶられるんだよ


ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「しかもついに発見した鍵穴が実は・・・・という結末もこれまたやるせない」


たくお 「トーマス君を見て、『シックス・センス』のハーレイ・ジョエル・オスメントを思い出した。子供っぽいところもあるかと思ったら急に大人ぶるところや、無感情的に早口で喋るところとか、2人の雰囲気というか空気感がなんか似てる」


てるお 「オスカーもエディ・マーフィ並みのマシンガントークで喋り倒す(笑)。しかも彼の“心の声”もトーマス・ホーンのナレーションでずっと喋っているので、字幕を追うだけでひと苦労(笑)」


たくお 「『シックス・センス』のハーレイと母親の距離感のある母子関係、ハーレイとブルース・ウィリスの疑似親子関係も、本作と通じるものがある。2人の存在がハーレイの心をほぐしたように、本作では賃借人が生き急ぐオスカーの尖った部分を丸くしていき、人の優しさに触れたオスカーは距離を置いていたサンドラ・ママの愛を受け入れていく


てるお 「オスカーと賃借人の抜群のコンビネーションが、前半では停滞していたストーリーの推進力となっていくのもいいよね


ブルーレイ&シネマ一直線

たくお 「賃借人が登場してからはユーモラスな空気感が出てきて、ずっと“眉間にシワ状態”だった僕もやっと自然な笑顔になってくる(笑)」


てるお 「賃借人の温もりのある存在感が、ずっと張り詰めていた空気を和ませてくれる。マックス・フォン・シドーもグッジョブよ!


たくお 「彼の貫禄と優しい笑顔がたまらなくいいよねえ」


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てるお 「オスカーが言いようのない不安定な気持ちに駆られている時は、観客もバランスを崩したような感情を抱き、賃借人が一緒になって鍵穴探しに同行するくだりになると、オスカーは途端にある種の安定感を取り戻す。で、観客も2人の疑似親子的な微笑ましい掛け合いに温かい気持ちになるんだよ」


たくお 「監督はオスカーと観客を同化させるような演出を意識している。オスカーの突飛で“ありえない”行動を取っている時は理解しがたいけど、彼に対しては感情を許せる余地がある、という微妙なラインを保ったままで話を進めていく」


てるお 「観客にどこかモヤッとした感情を抱かせつつも、話がきれいに着地していくエンディングでは、少年と同じようにどこか清々しい気持ちになるよな」


たくお 「序盤はオスカーの言動に理解、共感できない部分が多く、911以降、彼と母親の間で溝が生まれて家庭不和に陥る場面など、観ていてどこか不穏な感情しか抱けなかった。でもその不穏な空気感が少しずつほぐれていく演出が素晴らしい


てるお 「オスカーに共感できるかできないか。主人公への受け止め方でこの作品が傑作にもなるし、凡作にもなると思う


たくお 「大体、主人公に共感できない時点でその映画はダメでしょ。特にこういうヒューマン・ドラマ系は」


ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「単純に『感動する』『泣ける』作品じゃない。ただ泣いてスッキリして終わり・・・というような作品でもない。確かに泣けるポイントも多いけど、泣かされるというよりも、言いようのない感情に襲われるといったほうが近いかも


たくお 「こういった余韻に浸れる作品はしばらくなかった。911から1年経っても癒されることのない家族の再生を描いた作品だからこそ、震災1年を迎えたばかりの日本人にも決して他人事とは思えないし、観ておいていいと思う


てるお 「よく本作と『ヒミズ』が比較されがちなんだけど、作品の志が全然違う。『ヒミズ』では園子温監督が急きょ震災後の話に設定を変えたけど、正直、うまく活かされていると思えなかったし、物語で震災だけが浮いてしまっている気持ち悪さがあった。ドラマ映画として実際の事件や災害を話に取り入れるなら、ちゃんとその部分を話として活かす“義務”があるわけで、生半可に取り上げるべきじゃない


たくお 「そういう意味では、本作は911の題材がきちんと意義あるものとして語られている。オスカーの家族の再生を軸に、息子を失った賃借人の再生と、傷つき混乱したままのNY市民の再生まで結びつけて話として着地しているから素晴らしいんだよ」


ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「設定が911の“1年後”というところが話のキモなんだよね」


たくお 「澄んだ目をした少年に『僕の父親があのビルにいたんです』と切り出されたら、赤の他人でも思わず家に招き入れてしまう。1年経っても深い悲しみ、苦しみを共有しているNY市民とオスカーを引き合わせる“説得力”も生まれてくる


てるお 「これが平凡な日常で、いきなり男の子が玄関先で『この鍵、知ってますか?』と尋ねてきたら『なんだこの坊主は?』てことになっちゃうわな(笑)」


たくお 「アメリカが自信を喪失し、他者の愛や慰めが何よりも支えになっていた。だから“1年後”という設定が重要なんだよ


ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「でも、オスカーが出会ってきた色んなブラックさんが彼の手紙で癒されるあの結末はちょっと強引かなとも思ったけど」


たくお 「そうかな? 僕は違和感のないキレイなシメ方だと感じたけどね。オスカーのちょっと奇異的な行動が、人々の絆、一体感へとつなげていく展開は、確かにあざとい部分もあるけど、ある種の心地よさを残してくれるからあれでいいんだよ」


ブルーレイ&シネマ一直線


てるお 「監督のスティーヴン・ダルドリーは『リトル・ダンサー』で一躍注目されて、その後も『めぐりあう時間たち』や『愛を読む人』でも上質な人間ドラマとして評価が高い。ただ、この監督さんは登場人物をめっちゃ丁寧に描写するんだけど、なぜかあまり感情移入できないもどかしさが残るんだよなあ


たくお 「キャラにひとクセあるんだよね。そこで好き嫌いが分かれるんだと思う。前2作に引き続き今回も原作モノだけど、本作が一番うまく映画化されていると思った。原作はストーリー構成で錯綜している部分が多く、いい話なのに今ひとつ突き動かされるものがない。そういう意味ではオスカーからの視点に絞った映画版は、原作よりも整理されてて分かりやすい


てるお 「正直、演出はチグハグした部分も多いし、ダルドリーの語り口ってそんなに巧みとは言えない。でも、911を題材にしているのにどこかファンタジーにも似た錯覚を覚え、決して重苦しい話にしてないのは好感が持てた


たくお 「肉親または愛する誰かを突発的な事故や事件、災害で失った人が観るのと、何事もなく普通に過ごしている人が観るのとでは、本作の受け止め方も全然変わってくる」


てるお 「父親や母親からの視点で観た人でも、作品の印象が違ってくるだろうね」


ブルーレイ&シネマ一直線

たくお 「鍵穴が見つかるあのオチだと少年の行動はただの無駄足じゃん、と批判をしてる人もいるけどそれは違う。鍵を巡る“小さな冒険”によって、結果的に少年本人が“答え”を見つけ出し、出会ったブラックさんたちに小さな“癒し”を与え、壊れかけていた母子愛が再生されていくわけだから、オスカーの行動には十分に意味があった


てるお 「ちょっと話がうまくまとまり過ぎていないか、キレイごとで終わらせてないか、という指摘もあるけど、そんな細かいツッコミはどーだっていいんだよ!(笑)」


たくお 「父親役のトム・ハンクスはそんなに出演場面は多くないけど、さすがオスカー俳優だけにちゃんと“良きパパ感”が出てた


てるお 「ただね、両親役は地味な俳優を使ってくれたほうが、ストーリーにもっとリアリティを出せたような気がする」


たくお 「無名俳優だけで揃えちゃうのは、やっぱりスタジオが興行的な面で配慮したんでしょ。でも、トムのパパっぷりも、サンドラのママっぷりも、自然体な感じですごく良かったと感じたけどね


ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「でもトム・ハンクスとサンドラ・ブロックだと、やっぱりハリウッド・スター映画目線になっちゃうんだよねえ」


たくお 「何を言うか、パパが矛盾語ゲームや公園のブランコで息子と接するシーンでは目頭が熱くなるじゃん。ハンクスの名演あっての名場面だよ。あの場面を観て何も感じないヤツはおかしい!(笑)」


てるお 「まあ、終盤のハンクスはほとんど声だけの出演なのに、その留守録メッセージから貿易センターでの惨状が目に浮かんでくるようなリアル“声”演技はさすがだと思ったけど」


ブルーレイ&シネマ一直線


たくお 「サンドラも愛する者を失って心に傷を負っているのに、夫が遺した息子も心を開いてくれず、どうしていいか分からない母親の心情が微細に伝わってくる好演で魅せてくれる


てるお 「『あのビルにいたのがパパじゃなくてママだったら・・・』と息子に言われた時、怒らずにジッと耐えるサンドラのあの表情は素晴らしかった!


たくお 「オスカーは一緒に暮らしている母親と話すことよりも、家の向かいのアパートにいる祖母とトランシーバーで喋ることや、口が利けない賃借人とのメモ越しでの“会話”に、ある種の安らぎを感じている。この対照的な距離感が絶妙なんだよ」


てるお 「真正面からではなく、ある“変化球”で息子と向き合おうとする母親の意外な行動は、展開として多少の唐突感は否めなかったけど、俺は好きだな。なんかいい」


たくお 「あの場面では母親の“覚悟”みたいなものを感じた。『私があなたから目を離すと思う?』『あなたが帰って来るまで生きた心地がしなかった』。タイトルどおり“ありえないほど近い”存在だったことが証明されるラストシーンでは涙腺緩みまくりだったよ(笑)


ブルーレイ&シネマ一直線 ブルーレイ&シネマ一直線 ブルーレイ&シネマ一直線

てるお 「この映画を観てブランコに乗りたくなったと思ったのは俺だけじゃないはず(笑)」


たくお 「あとさ、本作を観た後に『ヒューゴの不思議な発明』を観たら面白い発見ができるよ。比べて観るのも面白いかも」


てるお 「あ、そうか。両作とも父親を失った少年が主人公で、こっちは鍵穴を探す話だけど、あっちは鍵を探す」


たくお 「鍵、鍵穴を手掛かりに少年が見つけた物が、ある人物の救いとなる展開も同じだし」


てるお 「あまりの評価の高さに騙されて観た『ヒューゴの不思議な発明』が思ったほど面白くなかった!という方には、お口直しに本作をオススメします(笑)


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●ココGOOD! 映画デビューとは思えないトーマス・ホーンの熱演/一言も話さないマックス・フォン・シドーの名演/トム・ハンクスとサンドラ・ブロック/泣かせる演出/物語がキレイに着地するエンディング
●ココBOMB! ちょっと都合よすぎる展開/ちょっとあざとい泣かせ演出/物語前半のオスカー少年になかなか共感しずらい(かも)



●『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』満足度料金

てるお  1200円

たくお  1300円




『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

★★★★







ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/ジョナサン・サフラン・フォア
¥2,415
Amazon.co.jp

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コメント

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6 ■Re:無題

>トム・ルーズさん

確かにムダがないんですよね。
前半の演出のモタツキ感も
後半でちゃんと盛り返す伏線となって
活きているし。

また観たくなります!

5 ■Re:こんにちは

>つるばらさん

コメントありがとうございました。

これからも新作を中心に
トークしていきますので
また遊びに来て下さい。

マシュマロマンは
マイ・フェバリット・キャラです(笑)

4 ■Re:読んでナットク!

>珠子さん

素直に感動させてくれる映画
というわけじゃなかったですよね。

このモヤッと感がまた良かったりするんですww

3 ■無題

脚本・演出が素晴らしかったですね!
全てのシーンに無駄がない。

シドー爺ちゃん、確かに歳取りませんね(笑)
できれば台詞なしの演技を評価してアカデミー賞を上げたかったですが・・・。

2 ■こんにちは

TBありがとうございます。こちらからもさせてくださいね。
お2人の感想トーク面白いですね!
色んな所で肯いたり(同感!な所が沢山~)映画を思い出してまたウルウルしながら拝見しました。
「お気に入り」にいれて、他の映画の感想もゆっくり拝見したいと思います。

ちなみに・・マシュマロマン大好きです。

1 ■読んでナットク!


私も観ましたが、大いに泣けましたけど、なんか複雑な感情に襲われましたね。
なだろ、このモヤモヤ感、と思ってたら、このシネトークを読んで納得しました!!

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