冬期講習会の準備(その1):スケジュールを立てる | 個別指導塾リタイア塾長が語る塾経営ノウハウブログ

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昨日、
10位以内に返り咲くことができました!

また、
昨日ですが、
一日のアクセス数が千を超え、
1,217という、
当ブログ始まって以来の、
記録を打ち立てることができました!

皆様に感謝です。
本当にありがとうございます。



そこで、
お約束通り、
冬期講習会の準備について、
お話しをさせて頂きます。

一度にお話しできる内容ではないため、
数回に分けて連載していきます。

必ず、
これからお話しする通りに準備して頂ければ、
講習会をスムーズに開催させることができるはずです。

強いてはそれが、
講習会を成功させることに繋がると思いますので、
特に、
個人で塾を開業されて間もない方は、
是非参考にしてみてください。

なお、
お話しの内容は、
個別指導(1:2)に限定しますが、
集団指導の塾でも使える内容が多々あると思っています。



最後、
本題に入る前に、
アメンバーになっておくことをオススメします。

今日はありませんが、
冬期講習会の準備のお話しを進めていく中で、

 ・Excel(Ver.2002)
 ・Word(Ver.2002)

の雛形を多数公開します。

この雛形をダウンロードできるのは、
アメンバーの方だけです。

かつ、
ダウンロードできる期間は、
その記事の公開を始めてから1週間のみです。





それでは、本論に入ります。

今日は、

 ・冬期講習会前にすること
 ・今年度のスケジュール案

についてお話しします。



【 冬期講習会前にすること 】



 <<< 一番最初にすること >>>


 ・やるべきことを洗い出す

  → 具体的な作業項目は、
    下記を参照してください。

 ・スケジュールを立てる

  → これについても、
    下記を参考にして、
    スケジュールを立ててみてください。


 <<< 具体的な作業に取り掛かる >>>


  ※骨子の部分だけ書き出してみました。


 ・講師の着任予定の取りまとめ(概要と詳細)
 ・臨時講師の採用(講師不足のとき)
 ・志望校の確認
 ・冬期講習の授業内容の提案書作成と生徒への説明
 ・宣伝(チラシポスターのぼり
 ・三者面談、保護者会の実施
 ・冬期講習会申込の取りまとめ
 ・テキスト手配
 ・時間割りの作成配付調整
 ・講習会内容について講師に指示


   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

  これを更に細目化して、
  日付を組み込んだのが、
  これです。

   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓



【 今年度のスケジュール案 】



12月22日(土)に、
冬期講習会スタートと仮定した場合の、
スケジュール案です。

この案を参考に、
貴方の塾の状況や都合で、
日程を最終決定してみてください。



11/05~11/10 講師の着任予定の概略を確認
11/05~11/17 志望校の確認
11/05~11/17 冬期講習の授業内容の提案書作成と、
                      生徒への説明

11/05~11/17 三者面談、保護者会の日程調整
11/12~11/17 冬期講習のポスター掲示&のぼり設置
11/12~12/01 臨時講師の採用(講師不足のとき)
11/19~12/01 講師の着任予定の詳細を確認
11/19~12/01 三者面談、保護者会の実施
11/19~12/07 チラシをポスティング
12/01      冬期講習会申込締切日
12/02      冬期講習会申込の取りまとめ
12/02~12/09 個人別の時間割りを作成
12/03      テキスト注文
12/10~12/15 個人別の時間割りを配付
12/10~12/15 テキスト配付
12/17~12/21 時間割り調整
12/17~12/21 講習会内容について講師に指示
12/22      冬期講習会スタート





今日は、
このあと、
少し補足しておしまいにします。



・講師について


 内部の講師だけで足りればよいのですが、
 申込多数の場合は講師不足が起こります。

 そのときは、
 急遽、
 外部の講師を臨時で採用します。

 応募を出せば直ぐに集まる教室なら、
 大きな問題にはならないと思いますが、
 なかなか講師が見つからない場合は、
 派遣の講師を採用します。

 派遣の講師は、
 単価が高いですが、
 講習会を成功させるためには、
 仕方ありません。


・三者面談、保護者会について


 集団(一斉)指導している塾なら、
 保護者会と題して、
 保護者を一堂に集めて、
 集団で行なうことができます。

 個別指導の場合は、
 塾としてどこまでやるかにもよりますが、
 きちんと学習状況を伝えて、
 その上で冬期講習のカリキュラムを説明するのなら、
 生徒を交えて個別に三者面談するのが良いでしょう。

 三者面談は、
 手間も時間も掛かりますが、
 個別に指導しているのですから、
 個別に面談するのが筋だと思っています。

 面談は、
 保護者とコミュニケーションを取る手段としても、
 大変有効です。

 細かいお話しは後日改めて行ないます。


・講習会の時間割りについて


 ここは教室によって、
 考え方が大きく異なる部分です。

 そこで、
 私が塾をしていたときの、
 考え方を少しお話ししておきます。

 まず、
 講習会の期間中の講師は、
 レギュラーの講師を、
 そのまま講習会の担当にしていました。

 同じ個別指導の塾でも、
 講習会のときだけ、
 講師を選任にせず、
 生徒と講師がシャッフル状態で、
 授業をしているところも多いようですが、
 私はこれには賛成できません。

 理由は、
 生徒からしてみても、
 講師からしてみても、
 授業の度に相手が違うようでは、
 キチンとした授業ができないと、
 考えていたからです。

 従って、
 理想は、
 講習会のときでも、
 レギュラーの講師をそのまま担当させることです。

 そこで、
 一つのアイデアとして、
 講師に生徒の都合を聞いてもらって、
 講師が自分の都合に合わせて、
 時間割りを組むのは、
 有りかなと思っています。

 但し、
 この方法は、
 その生徒を受け持つ別の講師と、
 時間割りがバッティングする可能性や、
 一日に何コマも授業を受ける生徒は、
 連続で授業を受けることが出来ないなどの、
 弊害が出てきます。

 席の数が足りているか、という問題もあります。

 そのため私は、
 講師に時間割りを任せることはせずに、
 教室全体の時間割りを一人で取りまとめていました。



 講師の選任のお話しに戻しますが、
 理想は、
 生徒の学習状況を一番把握できている、
 レギュラーの講師に講習会も任せることです。

 但し、
 ここで問題が出てきます。

 生徒の都合と、
 レギュラーの講師の都合が合わないことです。

 私は、
 講習会の時間割りを、
 生徒の都合に合わせて、
 ひとり一人別に作っていましたので、
 当然、
 レギュラーの講師の都合と合わなくなるときが、
 でてきてしまいます。

 そのため私は、
 生徒の都合を優先させ、
 その生徒の都合に合う、
 別の講師を講習会の期間中だけ任せました。

 これは、
 科目別に、という意味です。

 三者面談の席では、

 「講習会の先生はいつもの先生ではなく、
  別の先生になるかもしれない」

 ということと、

 「但し、
  授業の度に先生が変わることはありません」

 と付け加えて了承を得ていました。

 ご想像が付くと思いますが、
 講習会の時間割りを組むのは、
 一苦労です。

 なので、
 時間割り作成の期間が一週間もあるのです。





一部細かいお話しもしましたが、
明日からは、
冬期講習会の準備について、
個々の作業内容を詳しくお話ししていきます。

慣れても結構重労働なのですが、
講習会は、
生徒の成績を一気に上げることができる大切な場です。

昔、
FCの本部の人から、
講習会を実施しない教室があると聞きましたが、
絶対やった方がいいです。

というより、
ならないとダメです。

それは塾としての責任でもあります。



生徒の成績を一気に上げることができるのは、
学校がお休みのときしかありません。

特に、
冬期は受験生にとって、
最後の長期休暇です。

しっかり、
生徒と保護者に講習会の意味を説明して、
結果が残せる授業を行なうようにしましょう。




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