塚越健一のキリキリ舞いな少年の晩年。

四十路を迎えたDULL-COLORED POP所属の舞台俳優「塚越健一」の
とぉーっても個人的なブログ。
観劇や読書記録、稽古場での出来事等々・・・
何気ない日常の、そこはかとない記録。


テーマ:
 はい、珍しく2日続けての更新ですww。
きっとこの後、またネタがなくなり暫く
更新が止まると思いますが(待て
取り敢えず、情報があるときは、その時にww。

 ぇー、次の出演は少し間が空きまして、11月になります。
念願の、青☆組さんに初参加させて頂く事になりました。
以下、現在発表されている公演情報です。

青☆組の代表作のひとつを、満を持して再演!

青☆組vol.22 劇団化5周年記念企画 第一弾
『パール食堂のマリア』
作・演出 吉田小夏
2016年11月1日(火)~11月7日 (月)
@吉祥寺シアター


●出演
荒井志郎 福寿奈央 藤川修二 大西玲子 土屋杏文
 --以上、青☆組
渋谷はるか(文学座) 吉田久美(演劇集団 円) 
有吉宣人 平吹敦史 
塚越健一(DULL-COLORED POP) 渡邊りょう(悪い芝居)
中林舞 勝平ともこ

※公演の詳細については、コチラ→
http://aogumi.org/top.html

 初めて青☆組さんの作品を拝見したのが、
2010年の『project BUNNGAKU 太宰治』の時で。
小夏さんの紡ぐ繊細で美しい日本語の科白と、物語、
そして静かなたたずまいの中に燃え上がる情念と、
凛とした勁さが印象的な作品に魅せられて、
「いつか御一緒してみたい」と願っていた思いが
叶いました。
少し先ではありますが、ご注目頂ければ幸いです。


 そして、それまで何をやってるかと言えば……
オトナの事情≒コドモの二乗の基本活動
である、古典戯曲の勉強会なんぞをポチポチと
やっていく予定です。
今回は少し長い期間をかけて、三島由紀夫さんの
「近代能楽集」から『葵 上』を取り上げて、
作品を立ち上げていきたいと思っています。
コチラもご興味があれば、
otonanojijyou.kodomono2@gmail.com
までお問い合わせください。

ではでは。


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テーマ:
 
演劇


 心と身体が帰ってくるまで、二週間もかかってしまいました。

 そして気づけば2016年初の更新です。
「そんなに書かないんなら、いっそ辞めてしまえばいいのに……」
とも思うんですけどね(苦笑)。

 先ずは活動休止公演『演劇』、東京公演&新潟公演併せて延べ
3000人余りのお客様に御運び頂き、観て頂くことが出来ました。
活動休止前に、DULL-CLORED POP 2nd seasonの集大成と
胸を張って言える作品を作ることが出来、またそれを
応援してくださる沢山の皆様に観て頂けたということを
本当に嬉しく思っております。
この公演に関わって力を貸してくださった出演者、スタッフ、
そして王子小劇場の職員の皆様、新潟のスタッフの方々、

皆様に心からの感謝を申し上げます。
本当に有難うございました‼



 ……今日は久々に更新するということで、文章が
 長くなると思います。


 飽きさせない自信がございませんので、先に御礼だけ
 この場を借りて申し上げました。

 えぇ、この先は読まないで頂いて結構ですww。

 
 個人的にはこの公演の2本前の『全肯定少女ゆめあ』
辺りから、自分のただ我武者羅に走ってきただけの来し方を振り返り、
そしてこの先も自分は俳優を続けていくことが出来るのだろうか?
その資格は?覚悟は?などと考えながら作品作りに参加していました。
 何の因果か、6月で初めて舞台を踏んでから25年が経ちました。
四半世紀という時間は、何か一つの事をやったと言うのに充分な時間です。
だからこそ、作品に全精力で立ち向かっていくのは勿論、
それだけではなく……一度は離れざるをえなかった芝居の世界に、
もう一度帰らせてくれた敬愛してやまない演出家であり、戦友であり、
親友……谷賢一と、
掛け替えのないDULL-COLORED POP
という集団が作品を作り上げていく過程の中で、その成果で答えを
出そうと思っていました。

 そしてこの3本の作品を創作していく過程は、自分が予想していた
以上の刺激と影響を、そして自信と確信を僕に与えてくれました。
例えばそれは、「なぜ自分は芝居をやり続けているのか?」
であったり、「自分にとって芝居とはなんなのか?」
とか、「自分は何を原動力に作品を作っていくのか?」
「この先何を、何処を目指していくのか?」
……
これまで何となくモヤモヤと
「感じでは分かってるんだけど、明確になっていないモノ」
を正に「言語化し、今後の自身の俳優活動の覚悟に、
そして指針として新たな活動と共に表明する作業」

を整える期間になったということです。
言い換えれば、何となく想像していた「孤独に野垂れ死ぬ」
という絵面を、親の見取りを経て後の"雀の涙ほどの資産"の分配と、
自身の厚生年金と、死後に入って来る保険金を綿密に計算して
弟妹と話し合いを開くという、自分が、
今後も俳優活動を演り切って人生を終わるため
具体的な「終活」の準備と覚悟に変えたということです。

 DULL-COLORED POPの公式サイトの10,000語インタビューや、
パンフレットの原稿で既にご承知かとも思いますが、
死ぬまで演劇活動は続けて参ります。
実は、この一言を言うのに6年かかってるんですよね……。
 きっかけは『夏目漱石とねこ』の公演の後あった、谷賢一氏
との個人面談でした。その場で開口一番、はっきりと言われたのが、

 「塚さん、もうギリギリ首の皮一枚だよ。今後もこの状態なら、
これ以上一緒に創作は出来ない」


の一言でした。自分が演劇の世界に戻ってきたとき、彼にした一方的
な告白に最後通牒を突き付けられたんです。

 「あまりにもメンタルが弱すぎる。何にそんなにおびえて
稽古場にいるの?いつまで下っ端の新人気分でいるの?
あなたにはチャンとしたキャリアと培ってきたモノがあるでしょう?
もっと先輩の俳優として周りに示していかなきゃならない役割が
あるでしょう。もっと創作を豊かにしていくために、率先して
稽古場でチャレンジして、失敗をしていかなきゃならないんじゃ
ないの?」


 ……胸に刺さる言葉でした。グゥの音も出ませんでした。

 演劇の世界に戻ってからズット心の中にあった、自分の芝居に対する不信感……

「果たして自分の芝居は間違っていないのだろうか?」

何が正解で、何が不正解なんて絶対的価値観なんかない!
頭では分かっていても、拭い去れない疑念。
今の自分が導き出した、今の自分が感じて、受けて出した答えに、
演技に胸を張れない……これまで感じたことのないモノが澱の様に
溜まっていて、思い切り演ることが出来ない。年齢だのキャリアだの
に自分が勝手に縛られて、最初から正解を出していかなきゃいけない
という間違ったプレッシャー……「稽古場とは失敗を重ねていく場所」
っていう、一番の基本を忘れ、恐れていた臆病な自分を、真っ直ぐに
指摘した言葉でした。

 有難かった。

 この歳に成ると自分の事を怒ってくれたり、痛い指摘をされる機会が
なくなって、大きく自分の姿勢を変えることが難しくなってくるんです。
自分よりも一回りも上の人間に言いたくもないだろうに……それを敢えて
くれた谷センセに本当に感謝しました。
 まだまだ成長途中、道半ばの自分には要らない、本当に下らない
自尊心……「まだ何者にもなっていない自分」に本当の意味で気付か
された瞬間でした。
「変わらなければいけない、ここで変われなければ
今後の役者人生はナイ」

背水の陣を敷いてのその後の創作でした。
決して大袈裟な意味ではなく。
そしてそう思うようになって初めて、劇団員たちと正直に、
等身大の自分で向き合えたんです。
こんなくだらないことを今更言って申し訳ありません。
誤解のないように言えば、これまでの創作に不真面目
だったということではありません。
その時、その瞬間の自分にできる精一杯を尽くしてきた
と胸を張って言うことが出来ます。
ただ、その自分の依って立つ足場の強度の問題なんです。
 
 そしてその足場をより強固にするために、自分の中のまだ形になって
いない想いを言語化することを始めました。
劇団員を始め、色んな方たちと様々な話をし、意見を交換しました。 
木ノ下歌舞伎を観て下さった、敬愛し勝手に師と仰ぐ加納幸和さん
や、今回共演した頼れる先輩―中田顕史郎さんの言葉に勇気と
自信を貰い、エイティとは自分たちの芝居について語り、ケンケン
とは今後自分たちは何をしていくべきなのか、どう変えていくのか、
何を伝えて残していくのか、そんな事を語り合ってきました。そうし
て言語化された想いが、指針になりこの決意に必然性と、強い確信を
与えてくれました。
 
 そうした自身の変化と、決意を持って臨んだ公演が、劇団史上最大
動員―多くの皆さんに楽しんでいただけたという形で終われた事に、
本当に感謝しております。

 そして、僕自身はこれからも精進を続けて参ります。取り敢えず一
旦休止になりますが、またいつか再開するであろう事を信じて、その日
に向けてより強力に創作に参加できるように自身を磨いて参ります。
 これまでDULL-COLORED POPを応援してくださった皆様には、
変わらぬ御贔屓をそしてまだまだ不出来ではありますが、
「俳優 塚越健一」の活動を見守り続けて頂けますよう、お願いして、
この長い記事を終わりにしたいと思います。

 我ながら、纏まりがないなぁ……読み返すのが怖い(苦笑)

                        乱文乱筆にて御無礼御容赦。











 


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テーマ:
夏目漱石とねこチラシ15mm


皆様、御無沙汰しております。

お元気ですか?私は何とか生きています、塚越です。

2015年、年明け2月に劇団本公演『夏目漱石とねこ』があって、
6月には木ノ下歌舞伎『三人吉三』再演。
夏から秋にかけて『全肯定少女ゆめあ』と、
『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』再演、
そこからの『ロミオとジュリエット』があって、
現在は、家の諸事、雑事にバタバタとしております。

先にも書いていますが、更新もしないまま年が明けるのも
どうかと思い、いざPCに向かってはみるものの、
やっぱりネタ選び、言葉選びの壁にぶつかり、悪戦苦闘中(涙)。

兎にも角にも、本年も皆様の御運び、御贔屓を賜りまして
本当に有難うございました。
毎公演見に来てくださるお客様、地方からおいで下さる、
また地方のステージにまでわざわざ御運び下さるお客様も増え、
感謝しても感謝しきれない…そんな想いで一杯です。
来年も飽きることなく、引き続きお引き立て頂けますよう、
宜しくお願い致します。

そんなこんなをしているうちに、気が付けば
45歳をなんとなく迎えていました。

そりゃ、両親も色々とガタがくるし、
日常に、社会との面倒くさい事どもも増えてくるよなぁ…
と思いながら、何とか人がましくして居られるように
努力奮闘の毎日です。
…それでも一般の同年代の人たちから比べれば、
随分と出遅れてはいるんですけど(苦笑)。

そして、自身を振り返れば…
人生の折り返しはとっくに過ぎて、
自分の願望の終着地点まではあと20年。
ついこの間、ウチの谷センセが肝臓の具合が少しばかり
悪いなんて話から、自分が昔、肝臓壊した話なんかを
した時に…
「あ、ヤバい。昔の事、覚えているうちに少し纏めとくか」
なんて思い立ち、ここに至っているのです。
別に、誰が読むわけでもないんですけど、障りのない程度に。

で、今日は10年ほど前、肝臓壊して一月半入院していた時の事を…
古い携帯の画像なんで、画質が悪いのはご容赦。



画質粗くて分かりずらいですが、
体中に黄疸が出て、駄菓子のカレーあられみたいな色になってます。
病院に言った時点で、かなり進行していて即日入院。
数値は正常値の100倍以上、大学病院のワースト記録を塗り替えた
と、主治医の先生に言われました。
駄目だった場合の余命宣告を受けたのもこの時です。
本院から肝臓の第一人者だと言われる
教授が来て、回診の時には研修医やらなんやら、
山ほどの医者が来たのを覚えています。
そんな状況なのに…
ヒゲをデザインカットしている自分の危機感のなさ(苦笑)

隣はシャブ中患者の腕ではなく、当時の僕の腕。
毎日6本血液抜かれて検査される日々だったのですが、
血液中の凝固成分が著しく低下していて、
(この数値が平常値を割り込むと劇症肝炎を引き起こして死亡する)
針を刺された痕がすべてこのように内出血していくんですね。
しかも僕、点滴のルート残されたままだと、疼いて眠れなかったので、
点滴もその都度新たに刺してもらっていたので、
余計に酷いことになっています。
少しでも脂っこいものを口にすると、全てもどしていました。
体重は50キロ代前半。
タバコを吸いに、喫煙所まで脱走するとき以外は、
移動はすべて車椅子に乗せられてました。

体力の落ちようは半端なく、20分間シャワーを浴びると
3時間寝てしまうような有様。
帰宅許可が出た日に、車を運転しようとしたら、
クラッチ踏む足が震えて、まともにギアが繋げなかった程です。

進行の進んだ癌を患っているお年寄りばかりの
大部屋にいて、
「お、ここで終わりか」
なんて思いながら淡々と日々を過ごしていました。
ま、そこからしぶとく帰ってきちゃったんですけど(笑)。

この後、完治して、自分たちで立ち上げた
飲食店経営とコンサルティングを業務としていた、
(有)ディア・プレイスを退職。
同年、(株)ドン.キホーテに就職。
2009年に谷賢一氏と、我らがDULL-COLORED POPに出逢い、
この世界に舞い戻ってくるわけです。

ま、備忘録第一弾はこんな感じで。
とりとめもなく、ここで今日は終了しますww。










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