Ju Design 建築設計室 のこんなこと

Ju Design 建築設計室 のこんなこと

あったこと、考えている物事などなど綴ってます。

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新型コロナウイルスによる影響で続く制限や自粛の中で、

2月下旬以降過ごし方がだいぶ変わったように思います。

色々な会議や打合せやイベント、飲み会などが中止になったり、

外出したかった用事もし難くなりして不要には出かけないようになりました。

マイナスなことが多いですが格段に休みが取りやすくなり、

家族と過ごす時間が増えたということはポジティブなのかと思っています。

 

その中でダンボールなどを使って息子の玩具をたまに作っています。

自粛だからというわけではなく少し前から行っているのですが、

作るということを覚えて欲しいというきれいごとと、

何でも買うわけにいかないからというフトコロ事情から、

通販などでダンボールが来るとこれは何にしようかなど考えています。

 

そんな中最近大物が届きました。

息子の成長によって必要になったジュニアシートの梱包です。

 

 

届くや否や息子が事務所と言って中に入って遊んでいました。

(私の仕事部屋が事務所という事もあって息子がそう呼んでいました。)

家の中には0歳のころから使っているほぼ役目を終えた子供ゲージがあって、

片付けようとすると息子が泣いて怒ってくるのでそのままにしていたのですが、

このダンボールで家を作ったら撤去させてくれるかもと交換条件を突き付けると、

すんなりOKが出て早速作ることになりました。

 

 

作っているところは撮影を忘れ、いきなり完成です。

こんなのにと思われそうですが製作時間は構想から合わせ半日くらいかかりました。

あまりきれいではありませんが最後に息子と少し色塗りをしています。

扉は気合を入れて塗りました。

壁にある「1」は切り残ったダンボールが、

たまたまこの形をしていたのを息子が見つけ貼った特に意味の無い物です。

 

 

早速遊び倒してくれています。

 

 

棚のものを取れるようにと開けた小さな窓。

今がジャストサイズでした。

 

 

中は子供でも一人入れるくらいで広くないので、

使わなくなったカラーBOXを埋め込み収納スペースを設けました。

ただ目論見とは違い、ふくろうの居場所となったようです。

中は薄暗いので粗品で貰ったLEDランタンを寄贈しました。

 

ついでにダンボールで作った玩具をひとつ紹介。

 

 

くつの箱から作ったビー玉を転がして遊ぶ玩具です。

先ほど同様色塗りを息子としているので見た目はすごいです。

作ってからどんなのがあるかと調べてみて気づきましたが、

ガイドが無いことと出たり入ったりする構造など

他に上がっているモノに比べて我ながら結構凝っていると思います。

動画がブログでの上げ方がわからないのでSNSで上げれたら上げたいと思います。

 

コロナウイルスによる脅威は今まで経験したことが無く、

いつこの危機が終わるかわからず不安なことばかりが募ります。

その中で自分のできることは感染するリスクを避ける事、

感染しているかもしれないので伝染させるリスクを取らなように心がけています。

その為打合せの時はマスクを着用するようにしていますのでご理解下さい。

 

世界の動きからみてこの国が一般国民を見ていないという事が浮き彫りになったように感じますが、

今は国含め一人一人のモラルが試され、助け合いの精神が必要だと思います。

デマに流されて買いだめしようとしている人を見かけましたが、

こういった状況の中で取った身勝手な行動は終わった先に大きな代償を得ると思います。

不安が起こすことなので仕方のないことかもしれません(付け込むやつは許せません!)が、

みんなが必要以上のことをしなければ通常の生活ができるはずなので自粛することを心がけたいです。

 

仕事に関してはものが入らないということ以外まだ影響は少ない職種ですが、

この先の経済を考えるとこの先に大きな波が来ると予想しています。

働き方含め世界が大きく変わる変換期になることは間違いないので、

ここで淘汰されないように今をしっかり生きながらがんばりたいと思います。

 

 

今月の初めにS邸の内部が完成し、引渡しを行いました。

ギリギリまで工事を行い、なんとか引越しに間に合うことができました。

 

 

とは言いながらも外部の工事はまだ残っていて、

全体が終わるにはもう少しかかりそうです。

 

竣工写真はこれから撮影する予定ですが、

その前に引渡し直前の姿をシロウト撮影してきましたので

ホームページに載せる前にフライングして少し内部を紹介します。

 

 

玄関は勾配天井にして梁を表しながら天井高が上がりすぎないように、

基準軒高から下がった位置に玄関を配置しています。

玄関ポーチから梁を表しにしていて

それが中に入ってさらに外まで抜けて見えるようにFIX窓としています。

FIX窓部分は建替え前の建物にあった障子戸を扉に加工して取り付け、

視線を隠すこともできます。

また梁の下にはこれも建替え前の建物にあった欄間を思い出として取り付けています。

 

 

玄関を反対側から見た写真です。

玄関の横には珍しいカマド土間があり玄関と一体にして使うことができます。

みんなが集まって行う餅つきの際にはこの空間が大活躍してくれる予定です。

また餅つきの時のことを考慮して玄関から続く勾配天井として高くしています。

 

 

玄関を抜けるとLDKと和室が広がります。

ロフトを持つリビング部分は天井を高くして

ハイサイドライトを取り入れて明るい空間となっています。

 

 

和室との境は低く見えますが、

以前の建物にあった障子を3本引込戸にして再利用しています。

 

 

和室の両側に見えるのは以前の建物の障子です。

昔の障子のため高さが低く、リビングからは少し圧迫感を感じるのですが、

和室に入ると三角天井が広がりを持たせて雰囲気を変えています。

この天井は中に入らないと見えないので建具の高さはいい意味で効果があったと思います。

 

 

この建物は「小路地」というサブネームを付けていますが、

そこにはいくつかの道が存在するところから来ています。

分岐点がいくつかありその中心に

吹き溜まり空間(広がる空間、抜けた空間)のリビングがあります。

そこから分岐された道(路地)の一つの先に主の部屋、書斎があります。

 

 

窓からの景色はお見せできませんが、

2面がほぼ窓となっているのと玄関ポーチの軒下と一体化することで、

部屋の大きさ以上の広がりを与えてくれます。

 

 

この書斎に続く路地は建物の内部にありますが、

土間空間との間をガラスにして光を取り込んでいます。

この部分のガラスは以前の建物にあった型板ガラスを再利用し、

一枚の大きさが限られていたので中桟を入れて数枚で一つのFIXを構成しています。

 

 

別の路地の終着点はロフトになっていて室内を見下ろすことができるのと、

外観写真で確認できる大きなFIX窓からの眺めが広がります。

ロフト部分と階段部分が路地の上を跨ぐようになっているのですが、

その部分をFRPグレーチングとして光を遮らないようにしています。

路地の手前には空間の切替としてこちらも以前の建物にあった欄間を取りつけました。

 

 

最後に路地とは関係ありませんが、

あったらうれしいサンルームを兼ねるユーティリティスペースがあります。

大きさは2帖と小さいですがLDKとガラス越しにつながり広がりを持たせています。

 

ざっくりとシロウト写真をお見せしましたが、

竣工写真が完成しましたらホームページにアップする予定ですので、

またチェックしてみてください!

 

 

「一室の家」の外壁工事が進み、

初めて採用したKMEWのSOLIDOが張られました。

 

 

このSOLIDOは施工不良と囚われがちな白華現象を経年変化として捉えた材料で、

一枚一枚にムラがあり使ってみたいと思っていた無垢な材料です。

今回は鉄黒を採用しました。

 

 

スレート系の外壁を初めて使ったのですが、

コーナーは専用のシンプルな見切りを指定し、

土台水切はシンプルに見せたかったので無くして検討していたのですが、

便利なスターター金物があるらしく現場から提案してもらい採用しました。

 

 

水切りでは無く、板を支える材料で張るとほぼ見えなくなる代物です。

施工要領書を見ると一つの断面にそっと書かれていました。

 

 

張っている状況を見たいと思っていたら一枚目の張り出しでした。

 

 

材の半分以上が重ねて貼られるので一枚の大きさの割に張れる面積が少ないです。

 

 

予想していたよりも施工が早く数日後に見に行くとはほとんど張り終わっていました。

鉄黒の濃い色に淡い白華のムラがなんとも言えない表情を与えています。

検討していた時は2種類の色でしたが、最近見たら2種類追加されていました。

他の色も使って見たくなる材料です。

 

 

 

「小路地」の家がもうすぐ引渡しを迎えます。

 

 

引渡し間際ですが工期に余裕が無かったことと

昨今取りざたされておりますコロナウィルスの影響で資材納入が遅れ、

ギリギリまで工事を行なわないと間に合わない状況で

急ピッチで工事が進められています。

 

毎日状況が急激に変わっていくこの段階は、

仕上が出来てきたり、家具が付いたり、色々なものが見えてきて

楽しみな時間でもあります。

 

そんな仕上げなどの一部を写真とともにご紹介します。

 

 

玄関ポーチから玄関までの土間を豆砂利洗い出しを仕上ている状況です。

全体で10m近くの長さになるので上品なアプローチになる予定です。

 

 

SNSで上げていた一枚板の床板ですが最終塗装がされています。

床柱を挟んでもう一枚同じ板が入っているので存在感があります。

 

 

前に建っていた建物から受け継いだ型板ガラスが入りました。

半外部の空間との間を柔らかく仕切ってくれています。

もともとのガラスの材の大きさが限られていたので中桟を入れて4分割にしているのですが、

それによって大きな面でない見え方になり優しい空間を演出してくれました。

 

 

ロフトに上がる階段から廊下上を跨ぐ部分をFRPグレーチングにしています。

光を透過するので床の存在を感じさせないための選択でしたがアクセントにもなります。

 

 

キッチン部分に家具が入り出来上がって来ました。

袖壁のガラスタイルはお施主様からどこかに使いたいということでこの位置に採用されました。

設計段階ではただの白い壁でしたがアクセントとして正解でした。

 

 

内部は勿体ぶって全容がわからないキッチンの内側からのアングルです。

平屋ですがリビング部分が吹き抜けていて奥に見えるのがロフトになっています。

このアングルから見るといろいろな天井の高さが存在しているのがわかります。

空間を意識するように天井高さを変えているのですが私の設計の特徴かもしれません。

 

勿体ぶっていましたが最後に内部空間の一部をお見せします。

「小路地」の家の特徴の一つであるカマド土間。

 

 

釜戸は一から作ろうとしていましたが予算が合わず既製品のものを入れましたが、

先ほど上げていた型ガラスとの相性も良く空間としてまとまっています。

釜戸土間は玄関と一体になる設計になっているので、

人が集まってこの空間を使用することができるようになっています。

 

 

今回の住宅はオープンハウスは行いませんが、

竣工写真が届いて御見せできるようになりましたらホームページ等で公開する予定です。

気にして見に来て頂けたら幸いです。

 

 

 

 

新年明けてから投稿が滞っておきながら、

久しぶりの投稿が業務的な内容となってしまいました。

本当に業務的な内容でメモとして書いてますので、

タイトルを見て興味の無い方はここで読み終わりとして下さい。

 

本題ですが今回戸惑ったのがFacebookの領収書です。

Facebookページで広告した根拠として領収書が必要なことがあり、

通販みたいに簡単にできると思っていたのですが

どこから発行するのかわからずネット検索に頼りました。

検索すると方法が出てくるので同じように戸惑う方が沢山いるのだと言うのがわかります。

表示された記事に入ってみるとわかりやすく書かれているのですが、

まず初めの段階のフェイスブックビジネスで開くという言葉が当たり前に書いてあり、

そこでいきなりどうすればいいのか途方に暮れてしまいました。

 

そこでとりあえずフェイスブックの広告を出したページを触って

領収書に関係しそうなところは無いかと探していったら何とか発行することができたので

今後の為にその方法をメモしておきます。

 

ここからは手順の箇条書きです。

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①個人アカウントでFBを開く。

 

②FBページを開く。(これは無くて良さそうです。)

 

③青バナーの下にある白色バーの右の方にある「ヘルプ」を開いて領収書と入力する。

(写真が切れていますが設定の右横にヘルプがあります。)

 

 

④検索結果はでませんが検索バナーの下にある「?広告ヘルプセンター」をクリックする。

 

⑤ヘルプセンターに入って左下の請求をクリックする。

 

 

⑥右側の請求の基本情報の2段目「請求と領収書」をクリックする。

 

 

⑦支払い管理のしくみというタイトルのページに入るのでそこの中の文章の上の方にある

「広告マネージャの[支払い管理]」と言う色の違うところをクリックする。

 

 

⑧自分の広告マネジャーに入ることができます。

(ここでようやく検索で出て来たスタートラインに立てました!)

 

 

⑨請求書が出てこない場合(30日以内で無い場合)は過去30日間のところを「通算」にする。

 

⑩請求書一覧が表示されるのでIDにカーソルを合わせる。

 右側にダウンロードのマークが出るので必要な領収書のところをクリックする。

 

⑪領収書のダウンロードが始まる。

 

【宛名を変える時】

 

⑫左上の支払い管理と書いてある三本線のところをクリックする。

 

 

⑬一番右にある設定の下にある薄いグレーになっている「設定」をクリックする。

 

⑭広告アカウント名が編集できるので必要な宛名に変更する。

 

 

⑮⑩に戻って領収書をダウンロードする。

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以上で無事領収書が発行できました。

もう少しわかりやすいと助かりますが、

フェイスブックページなど触られる方は

恐らくちゃんとビジネスツールとして勉強してみえるんですよね。

 

次回は近日中に建築のことを書きたいと思います。