沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡り、東京・千代田区の都道府県会館で27日に開かれた全国知事会議。

沖縄県の負担軽減の必要性を理解することなどで一致したものの、鳩山首相に対しては「なぜ今この時に知事を招集したのか」「すでに負担をしており、これ以上の受け入れは無理」と厳しい発言が目立った。

午後3時前に同会館に到着した鳩山首相は、険しい表情を崩さずに3階の会議室に向かった。会場では、閣僚が立ち上がって出迎えたが、29人の知事らほとんどの出席者は着席したまま。冒頭、鳩山首相が約15分にわたって発言し、沖縄の負担軽減と訓練分散への協力を求めた。

これに対し、森田健作・千葉県知事が「なぜ今この時に知事を招集したのか。普天間(問題)は大変な爆発をした。火の粉を全国に拡散させることになる」と会議の開催に対し疑問を投げかけた。谷本正憲・石川県知事も「すでに負担を受け入れており、地元に説明できない」などと述べた。

一方、沖縄の負担軽減については「大阪は基地負担していないので、真っ先に汗をかかなければならない。できる限りのことをしたい」(橋下徹・大阪府知事)などの声があがった。

会場外でも、出席者から批判的な声が相次いだ。途中退席した石原慎太郎・東京都知事は「総花的でナンセンス。ばかな会合だった」と声を荒らげ、松沢成文・神奈川県知事も「政府の交渉は最悪で無能としか言いようがない」と指弾した。

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