日本ポピュラー音楽協会 (JPMA) オフィシャル・ブログ

ジャズを中心に、ラテン、シャンソン、ハワイアンなどのコンサートを主催しております。


テーマ:
いまも輝く昭和のスタンダード・ソングス
~テレビではなかなか聞けない上質のポップスを~
「黄昏のビギン」の物語
2015年10月11日(日)@文京シビックホール 大ホール


今回の構成・演出の砂田実さんの足跡をここにご紹介いたします。


演出家:砂田 実

少年時代から現在に至る迄、私は秀れた人材との出会いに恵まれていた。それは「いい大学から一流企業への道」と云った単純なものではない。
能登半島の疎開先から終戦で帰京し、とりあえず実家・鷺宮の都立中学に入った。そこには、すぎやまこういちと青島幸男が居た。
特に、毎日のように放課後家に遊びに来たすぎやまこういちは、いつ勉強しているのかわからぬ程共に遊んだが、常にトップクラスの成績で、一年後、成蹊から東大へ進む。青島幸男に至っては説明不要の著名人への道を進む。
私も慶応の中等部から高校へ進むと、その時期の皆がそうであるように、毎日友人とつるんでいた。そのグループは浅利慶太、日下武史、現代音楽の泰斗、故・林光、秀れた大衆音楽のメロディを世に残す小林亜星、フルート奏者としてトップクラスだった峰岸壮一、等々である。私はと云えば、そのグループでのみそっかすとも云える存在だった。必死になって、後塵を拝し続けたコンプレックスの塊。
あの深刻な就職難の時代、それでも父親の手引きで東芝を受けることになる。大企業など全く興味がなかったし、何よりも定年制などと云う存在が何とも肯定し難かった。
白紙で出した答案のツケは大きく、始めて父親にこっぴどく怒られ、社長のところへ詫びに連れていかれた。
次男の方が長男の性格上の条件を備えていた故、弟は素直に私から二年遅れで入社する。
当時は新聞社も表向きは一社もとらず、出版も同様、仏文科出身の就職などありようがなかった。
ふと気がついたらテレビジョンと云う存在が出現し、大衆の心を鷲掴みにしていた。だがよく番組を見ていると、創草期故の未完成な作品群と云う印象が拭えなかった。これなら俺でも出来そうだ。
半年後に『ラジオ東京テレビ』現TBSの現場に入社。二年目から、フジテレビの音楽トッププロデューサーになっていたすぎやまこういちに誘われて、何の躊躇いもなくクレイジーキャッツの帯番組の作家として、青島幸男と共に毎朝フジテレビに出勤?し、生番組を終えてTBSに何くわぬ顔で本当に出勤する。
この時代、テレビの出現と同時に一分間の表現であるテレビCMが花盛り。これも作ってみたくなり、『アイデアル』や『ルーチョンキ(キンチョール)』、『パンシロン』と、ヒットをとばす。
一方音楽の世界では、労音や民音と云った組織観賞団体がコンサート舞台の圧倒的なシェアーを握り、魅力的なステージが全国的に展開され、あれも欲しい、これも欲しいと菓子屋の店頭の小児の如く全てに携わる。
作曲家のいずみたくと、故・オールスタッフなる会社を立ち上げ、そこへ入ってきた新卒の若者が、後の川口真を筆頭に、森田公一、山上路夫、山川泉に成長し、相良直美、尾崎紀世彦のレコード大賞曲が続々と生まれる。
勿論、TBSと云った会社組織にとってはあってはならぬ所作だから、当然チクリは雨あられだが、私ははなっから確信犯であるから、他の事務セクションへ移動になったり、間違って管理職にでもなったらすぐに退社しようと思っていた。
面白いもので、私を熱心にチクっていた、決して少数ではない同輩は、有名プロデューサーにも幹部社員にもなれなかった。
ただし私は、TBS外の仕事でも一流にならなければ、又TBSにおいても秀れた番組を残さなければ単なる不良社員である。チクリ社員諸君と同列である。
CMの芥川賞とも云えるACCの金賞を二つとり、舞台の評価を伝え聞いて、森山良子、倍賞千恵子、五木ひろし、ちあきなおみ、梓みちよ、菅原洋一と云った実力派ばかりが私を構成演出に指名してくれた。
一方TBSのためには、日本レコード大賞を白紙から軌道にのせ、その後TBSの遺産番組となり、今でも続く。
やがて、どう云うわけか部長職になり、半年後に社をやめる。
これは決して強固たる意志とか、人生設計などと云う上等なものではない。植木等の歌詞に「わかっちゃいるけどやめられない」と云う一フレーズがある。あれの連続である。
それにしても、秀れた少年達に囲まれて、慶應高校の友人達、ショクナイの事に目をつぶってくれていた当時のTBSに今、感謝である。
従って、八十四才の現在でも、半現役として、ステージにテレビに場を得ている。
だがTBS時代の家庭は崩壊した。
(この文は三田評論慶応義塾機関誌 2015年11月号に掲載されます。)
































皆様からいただいた熱いご声援の全てをご紹介したいのですが、沢山あり過ぎて到底無理ですので、その中のほんの一部だけをご掲載いたしました。


コンサート中は涙とまらず、いまだ興奮冷めやらず。歌は耳で聴いて、心で感じるものだと思っていたのですが、山下久美子さんと倍賞千恵子さんの歌には身体ごと、ひきこまれました。歌が表現しうる「器」のようなものが、これほど大きいのかと、椅子から落ちそうになるほど衝撃を受けました。その世界観はどんなに才能があっても20代では表現しきれないものかもしれません。歌からあふれ出す、半端ない可憐さ、強さ、そして愛の深さに打たれて、ただただ涙を落っことしてきた。今風に言えば、それはそれは「やばい」コンサートでした。
歌の素晴らしさに、涙がとまらなくなったり、興奮して眠れなくなったり、衝撃のコンサートでしたね!あんなに大きな舞台の空気が、歌い手の色に染まっていく様子はほんとうに圧巻でした~♪
斉藤真紀子さまより ~渡部さまのFacebookより~


渡部さん!今日は本当にありがとうございました(^○^)
泣きました。泣けちゃったよ~(T-T)
リアルタイムでなかった昭和の歌の面白さと、リアルタイムで盛り上がっていた久美子さんの歌の感動と♪
心の汗っす!やっぱりライブでないとこの感動は得られません!
次回もよろしくお願いします♥︎
猪野又紀子さまより ~渡部さまのFacebookより~



はい。マスカラおちおち、鼻水じゅるじゅる、心鷲掴みされて、放心状態で帰途についています(^^)。
久美子さんが、ステージで一声を発したとき、ガラッと空気が変わり歌姫が降臨したのを感じました❤。たくさんの愛をうけとり、これを誰かにシェアしたい。もう次回のステージに予約をいれたい!昭和に生まれて生きてこんな素晴らしい歌謡が日本にある事が奇跡かも。
渡部さんご縁を繋いでくださりありがとうございます❤。私、心が満たされすぎて、今晩眠れないです(^^)
宮崎まゆみさまより ~渡部さまのFacebookより~


良かったね、、泣けて、、。今の時代に、ここまで興奮出来るって、素敵よね。素晴らしい歌の発見の喜び、歌手の歌の存在感、歌詞が訴える、歌い手が伝える言葉の尊さ、いっぱい発見したんで、余計に泣けたんだよね。次もあるように、訴えますね。
渡部さまより

~アンケートより~

前回のフォレスタのコンサートも大変感動しましたが、今日のコンサートもまた素晴らしくよかったです。宝塚出身やミュージカルをしている方などの歌唱力は大変上手で、さすが・・・と思いました。他の方もすばらしく、その中でも倍賞千恵子さんの歌は初めから涙がこぼれてしまう程でした。昔からのファンということもあり、歌われた歌、すべてに説得力というか郷愁にかられたせいか、涙を我慢するのが精一杯。帰り道の電車の中でも歌を思い出してはまた涙が出てしまうような事は初めてでした。倍賞さんと御主人との(ピアノと歌)共演も感動し、これからまた倍賞さんのコンサートをさがして聴きにいきたいと思っております。それと同様に感激したのは構成・演出の砂田さんの姿でした。砂田さんの選んでくれた曲や、お身体が不自由で杖をつきながらも話をしている姿、杖をつきながらも歌手の方へ握手する姿に砂田さんの人生と人間性が感じとれました。砂田さんの選曲はすばらしくよかったです。また、このような企画をして聴かせてくれればと思います。いつまでもお元気でお過ごし下さい。(鈴木治彦さんも・・・)これからは会場に行く時は忘れずペンを持って行きます。有難ございました。
千葉 女性 60代







倍賞千恵子さん、歌う方より歌を受け取る感情が随分違って聞こえて、抜群に素晴らしかった。ご夫婦の「幸せについて」の共演は涙さえ覚えた。
東京 女性 70代

爪とあいつは忘れられない思い出です。いつまでも歌いつないで欲しい曲です。
東京 女性 70代

どの曲も最高に素晴らしかったです。大感激です!
東京 女性 70代

倍賞さんご夫妻と水さん素敵でした!
東京 女性 50代

学生時代に歌ったことのある「死んだ男の残したものは」今までにない感覚で聞き入りました。「平和」に対するだけでない深くて大きなものをあの小さな身体の倍賞さんが届けてくださいました。ご夫婦の仲の良さも見習いたいですね。
東京 女性 70代

「人生の扉」初めて聞きましたが良い歌ですね
埼玉 男性 80代

水さん素敵でした。普段はミュージカル曲を多く聞いていますが、歌謡曲も改めて良い曲だな~と思いました。
東京 女性 40代

彩吹さんの「ウナセラディ東京」倍賞さんの「遠くへ行きたい」素敵でした!
埼玉 男性 60代

鈴木治彦さんの司会が面白かったです。
千葉 男性 70代

倍賞さんのSKDの姉妹劇団OSK日本歌劇団も好きなので、今度はぜひ「桜咲く国」を聞きたいです。
大阪 女性 40代

服部良一先生のメドレーなどもいかがでしょうか。
神奈川 女性 60代

水さん、彩吹さん、平方さん、ステージに立っても絵になるし格好良くて歌も素敵でした。
埼玉 女性 40代

倍賞さんの「死んだ男の残したもの」はシンプルなのに考えさせられる曲でした。
栃木 女性 50代

平方さんベテランの中に交じっても若さのオーラーで輝いていました。
東京 女性 40代

山下久美子さんの元気な姿が青春時代を甦らせてくれて懐かしかった。
東京 男性 60代

砂田さんのトーク面白かった、長生きしてください。
東京 女性 50代

「死んだ男の残したもの」はまるで舞台を見ているように映像が浮かびあがってきました。ステキでした。︎
東京 女性 50代

新しい水さん、彩吹さん、平方さんを見る事ができて嬉しかったです
東京 女性 40代

平方さんが良かった、声に艶がある。倍賞さんご夫妻呼吸ピッタリ!
東京 男性 80代

お洒落で懐かしく極上のコンサートでした。ありがとうございました。
神奈川 男性 60代

どの曲も全部が懐かしく感動しました。鈴木慶子さんのヴァイオリンも歌い手さんの声に響いて素敵でした。
東京 女性 60代

司会者のお話が面白くゲスト歌手の良さを引き出していました。
千葉 男性 70代

MCの鈴木さんと砂田さんのトークが最高でした!
神奈川 女性 60代

平方さんステキでした。また出演してください!!
神奈川 女性 40代

出演者の皆さんの歌声の全てが素晴らしくまた再演をお願いします
埼玉 女性 50代

点数つけるのは失礼だけど100点。お話も良かった!素晴らしいコンサートでした。感謝。
東京 男性 90代

鈴木治彦さん砂田さん、いつまでもお元気で見守ってください、音楽界を!!
千葉 女性 70代


静かに眠っている名曲たちを甦らせて私たちの心を癒してくれるコンサートをまたいつの日か開催したいと思います。



こちらは本番の音響担当の東さんのBlogです。ぜひご覧ください (o^_^o)
http://blogs.yahoo.co.jp/eastsound9605/47219437.html


レポート:佐藤美枝子
Photo by Koji Ota、常見登志夫
許可なく転載・引用することを堅くお断りします。


※ご出演の皆さんの今後の予定(開催順にて)
・水 夏希
DANCE SYMPHONY~最終楽章~「THE DANCERS」
2015年10月28日 (水) ~2015年11月1日 (日) 東京・東京芸術劇場プレイハウス
2015年11月2日 (月) 大阪・サンケイホールブリーゼ



・平方元基
2015年11月3日 (火・祝) ~2015年11月30日 (月) 東京・帝国劇場



・山下久美子
山下久美子 大澤誉志幸 クリスマスディナーショー
2015年12月15日(火)東京・椿山荘
2015年12月25日(金)千葉・京成ホテルミラマーレ



・彩吹真央
The Sparkling Voice -10人の貴公子たち-
2016年1月28日(木)~2月1日(月)東京・日比谷シアタークリエ




【公演スケジュール】

2015年10月24日(土)
日比谷公会堂
LATIN & JAZZ FESTA –EAST vs. WEST-
昨年の感動をふたたび。
見砂和照と東京キューバンボーイズ (since 1949)
アロージャズオーケストラ (since 1958)


2016年1月9日(土)
めぐろパーシモンホール大ホール
新春!デキシーランド・ジャズ・ジャンボリー Vol.8
今回のテーマ曲は1851年スティーブン・フォスターの代表作「スワニー河」。
~あなたの懐かしい故郷を想い出してみませんか~


2016年4月16日(土)
文京シビックホール大ホール
BIG BAND FESTIVAL 2016 Vol.18
ビッグバンドに挑戦し続ける豪華アーティストたちの二度と実現しえぬ華やかなる饗宴!



<問い合わせ>
一般社団法人日本ポピュラー音楽協会
TEL 03-3585-3903

■最新情報はこちらでもご確認いただけます!
HP: http://www.jpma-jazz.or.jp
Facebook: https://www.facebook.com/japanpopularmusicassociation
Twitter: https://twitter.com/jpmajazz
Youtube: https://www.youtube.com/user/JPMAJAZZ

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