上祐史浩

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 聖地の条件シリーズ第4回は、聖地と温泉です。
 
 前回までに、聖地には、清らかな水があり、エネルギー豊かな大地がある、と書きました。この二つが合体すると温泉の恵みと言うことになります。

 日本は火山が多いために温泉が多く、温泉はまさに日本の文化の典型で、日本の良さの再発見の一つです。



 また、温泉と宗教は、実は深く結びついています。日本では、温泉地にまつわる神話や開湯伝説の類も非常に多いとされます。


 神道では、温泉の神は、大国主命と少彦名命の神。仏教では、薬師如来。傷病を癒やす温泉の力が、病を癒やす薬師如来と結びついて、薬師温泉といった言葉も。そして、大国主命も薬師如来も自分が好きな神仏で、だから温泉が好きなのかも。



 さらに、温泉は、聖地に付随していたのではなく、それ自体が聖地だったようです。


 「湯を使う風呂が一般的でない時代には、温泉は怪我や病気に驚くべき効能があるありがたい聖地であった。各温泉の起源伝説には、…動物が傷を癒 した伝説や、…仏教の影響で…高名な僧侶が発見した伝説が多い。このような場所は寺や神社が所有していた…。」(ウキペディア)


 「鎌倉時代以降になると、それまで漠然として信仰の存在となっていた温泉に対し、医学的な活用がウェートを占め、実用的…なものになり、一遍らの僧侶の行う施浴などによって入浴が一般化した。江戸時代になると…一般庶民にも親しまれるようになった。」(同上)



 では温泉の効能は何か。日本の温泉の特徴は、医療目的に限らず、体を休める、元気を回復するために、伝統的に用いられてきたようです。


 もう少しスピリチュアルな表現をすれば、温泉入浴で、東洋思想が説く「気」、「生気」といった精神的・霊的なエネルギーが回復すると私は感じます。大地からの火のエネルギーを温泉を通して吸収していると言っても良いでしょうか。



 また、温泉は、仏教・ヨーガ・仙道等の修行の視点から非常に高度な効果があると思います。


 
 そえから、体を温めるという点では、例えば有名な草津の温泉などには、特筆すべき点があります。普通では入れない高温のお湯に楽に入ることがで きるからです。その秘密は、温泉の中の硫黄酸化物が、入浴する人の体の表面を被膜のように覆って、火傷を防ぐからだとされています。

 このため、火傷せず(苦痛少なく)熱いお湯で体を温めることができ、江戸時代では55℃のお湯にも入ったという説があります。とはいえ、温泉入 浴は、無理は禁物です。それぞれの温泉が指導する健康的な入り方を守る必要があります。草津温泉でも、一度にあまり長く入ることは勧められていません。



 さて、私は、温泉好きですが、温泉マニアではなく、全国津々浦々の有名な温泉に行ったことがある訳ではありません。草津温泉、有馬温泉、白浜温 泉などは行きましたが。しかし、著名な聖地の温泉に入ったことは多く、日光、会津、諏訪、上高地、天川などの温泉にも入りました。



 そして、私がオウム・麻原信仰から脱却していく大きな転機の一つとなった宗教体験をしたのが、薬師如来を祭る草津温泉近くの自然郊外でのことでした。


 その時、私は、自分と他人が繋がっているという一元的な瞑想によって、ある気づきを得たのですが、その後に、外に出てみると、合計で七つもの虹が出ており、それは極めて印象深い体験となりました。


 こうして、ひかりの輪は、温泉の聖地の大自然の恵み・導きによって、生まれたということもできる経緯があって、聖地と温泉とひかりの輪の間に深い縁を感じています。

 
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