オルセー美術館展

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 神戸市立博物館にて本日より始まったオルセー美術館展 に行ってきました。

相変わらず文化史的なものがさっぱりな人なわけですが、今回色々と展示を見ながら勉強(?)して、「この絵は○○派かな?」というおおよその目安がつくようになりました。

…今日限定で。

おそらく来週になれば、何派が19世紀の流行だったかなんて事すら思い出せない状態になっているとは思いますが。


 さて、オフィシャルサイトにもあるように、今回のテーマは「19世紀 芸術家たちの楽園」となっています。

展示内容もそれに沿っており、画家のプライベート色の強い絵が比較的多く展示されていたように思います。

家族の肖像画などは、比較的ありふれているわけですが、個人的に気に入ったのは「バティニョールのアトリエ 」と「バジールのアトリエ」の2作でした。

画家達の付き合いというか、交流の様が見て取れる点と、明確な輪郭線を描かずに柔らかい感じを出した描き方がツボにはまったわけですね。

ぶっちゃけ、あまりにも大胆すぎるゴッホやゴーギャンといった人たちの絵はあまりいいとは思わない人なので。


 さて、次回博物館に足を運ぶのはおそらく来年3月開催の「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」でしょうか。

楽しみですねー。

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ヒトラー・コード

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 先日の記事で「最近の研究動向が知りたい」とぼやいていましたが、何の気なしに本屋に足を運んだところ、『ヒトラー・コード 』なる本を発見。

ダ・ヴィンチ・コード 』の二番煎じか?とも思いましたが、原題は” Das buch Hitler ”(直訳すればヒトラーの本といったところでしょうか)であり、邦訳化に際して出版社がセンスゼロなタイトルをつけただけのようです。

内容は、戦後スターリンの命に従ってNKVD(内務人民委員部)が行ったヒトラー側近の尋問記録で、タイトルの胡散臭さに反して内容は至極まともな模様。

第3帝国の政権末期は専門外とはいえ、史料価値は相当高そうだったので購入。

まだじっくりと読んではいないものの、内容が楽しみです。


 …どうでもいいですが、書き始めたのが前日だったものの、気がついたら夜が明けていて翌日になっていた場合、記事の投稿日付はいつにすればいいんでしょうね。

最近帰って何かしていても、気がついたら寝てしまってるもので…

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 梅田の大丸で開催されている「古代エジプト展 」に行ってきました。

ここ最近駄目出しばかりでアレなのですが、やはりこれも酷かったです。

何が駄目って、ただ並べているだけ、という感じの展示の仕方が最悪です。

エジプト人の死生観についてテーマ分けはされて入るものの、古王国時代の遺物の隣にいきなりローマ支配時代の遺物が並んでいたりして、どうも雑然と展示されている感がしてなりませんでした。

並べるのであれば、同じ物や神をかたどった物であっても、技術的な変遷や扱われ方の変化などの解説を入れるべきだったでしょうしね。


 そもそも、エジプト文明は幾多の神々とは切っても切れない縁である文明なのに、その神々に関する解説が展示の中盤にくるまで無い、というのはいかがなものか。

余りエジプト文化に造詣の深くない人や、「ピラミッド」「ミイラ」位しか知らない子供に、いきなり「イシス女神云々」とか言われてもさっぱりな気がするのですよ。

そんな感じで、随所に不親切さが見え隠れした展示でした。

お金と時間が正直勿体無かったかな、という感想ですね。

私は気に入った展示の場合、ショップに結構お金を落としていく(神戸市立博物館の大英博物館展では1万くらい落としたハズ)のですが、今回の展示はびた一文落としませんでした。

えぇ、展示目録すら買いませんでしたとも。

 ある程度の予備知識がある人ならばそこそこは楽しめるのかもしれませんが、普通の人には「なんだかよく分からないけれど、すごそうな物が色々展示してあった」位の印象しか残らないのではないでしょうか…


 あと、誰か知っている方がいれば教えて欲しいのですが、エジプトの立像って、左足を前に出している像が多いんですが、アレってどうしてなんでしょうか?

疑問に思ったものの、あの不親切な展示にはその辺りの解説が一切なかったもので…

むぅ。。。

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 先日の休みに神戸市立博物館で開催中の「ナポレオンとベルサイユ展 」に行ってきました。

かなりボリュームたっぷりの展示で、入場料分はきっちりと楽しむことが出来ます。

ベルサイユ宮殿の設計図や、皇帝戴冠時の衣装など、普通は見られないような展示物が盛りだくさんなので、かなり贅沢な展示になっていましたね。

その中でも個人的に面白いと感じたのは肖像画や皇帝戴冠式の絵画です。

当時の軍人の儀礼用服装など、いろいろな世相が見て取れるので、興味深い史料になります。


 当時の軍人の服装で思い出しましたが、当時の軍人がはいていたパンツ、あまりに体にぴったりかなり気色悪いと思うのですが、どんなものなのでしょうか。

そもそもそんなところに注目して見てる人なんていないか…

 行って参りました、アムステルダム国立美術館展

こういうと開催側に失礼なのかもしれませんが、予想以上に良かったです!

絵心がないため、普段はこういった会場には1時間程度しかいない私が2時間近くいたくらいなので、絵が好きな人はきっと満足できる内容なのではないでしょうか。

ちゃんぷるー?サンプルだ!


 特に何が良かったのかというと、17世紀のオランダ絵画という非常に狭い時代に限定して展示品を集中したために、発展や描かれた時代背景などが非常につかみやすい展示内容になっていたところです。

静物画が好まれて描かれた時代でもあったために、描かれている静物の実物(もちろん描かれたものそのものではなく、類似品ですが)も一緒に展示されていて、その筆の巧緻さもより実感できたりして、ただただ感嘆しながら見ることが出来ました。


 また、オランダの海外進出の最盛期にも当たった時代で、富裕層の肖像画も多く展示されていたわけですが、一人の人物をピックアップして描かれるだけに、当時の服装などもしっかりと理解することが出来ます。

風俗画の一環として当時の農村の様子などが描かれていた絵も展示されており、当時の農民層と富裕層の服装の違いなども視覚的に捉えることが出来て、本当に楽しめました。


 当時の風俗に興味がある人ならいくら見ても見飽きないすばらしい展示会だと思うので、機会があれば是非とも足を運んでもらいたいですね。

日本では神戸限定らしいですが、ちょっと位なら足を伸ばす価値は大いにあると思いますよ!

いつか英国喫茶文化限定の展覧会とかしてくれないものかなぁ…

グッズとかで思い切り売り上げに貢献してあげるのになぁ(ぇ)