勝者のキス | 「ギムレット」には早すぎる

「ギムレット」には早すぎる

代々木上原界隈をウロウロするPRマンのブログです。
最近ハマった”シガー”や大好きな”お酒”の魅力を伝えたいなと思っています。

好きなお酒は「ラフロイグ」と「ペルノ」。まだまだ、「ギムレット」には早すぎる。


勝者のキス

「VJ Day,」 1945.



第二次大戦の終結に沸くニューヨークで水兵と

看護師がキスする姿をとらえた米「LIFE」誌の有名な

写真「勝者のキス」で、米テキサス州ヒューストン警察

のベテラン女性科学捜査官が、これまで誰か

分からなかった水兵は、ヒューストン在住の

グレン・マクドゥフィーさん(80)だったと結論付けた。


とAP通信が報じました。



米ヒューストンの自宅で当時の写真を持つマクドゥフィーさん(AP)


マクドゥフィーさん

参考:SankeiWEB


長年、自分が写真の水兵だと主張してきたマクドゥフィーさんに

水兵の格好をさせ、枕を看護師に見立てて同じポーズで撮影。

マクドゥフィーさんの耳や顔の骨、手首、指の関節などを

1945年当時の写真と比較した結果、

間違いないとの結論に至ったらしいです。



半世紀以上かかって、やっと判明です。


この写真を掲載した「LIFE」誌も今年4月20日号を最後に廃刊。。


最も良く知られた作品のひとつが、

創設メンバーの1人、アイゼンシュテット氏が撮影した

この「勝者のキス」でした。



それにしても、、

この写真はホント、死の恐怖の終焉への安堵とか

この日のニューヨーク、タイムズ・スクエアの幸福感とか

凄まじく物語っていると感じます。


偶然、目が合った看護婦に、一水兵のキス・・・


歴史的瞬間の写真って、色々な本を読むより

一枚の写真のほうが、見事に表現している。。

という事が、結構ありますが。。


そういう瞬間を撮る人って

何か、運命で決まっているんでしょうね。


スゴイな。と感心するばかりの一枚です。。




※アルフレッド・アイゼンスタット

(Alfred Eisenstaedt, 1898年12月6日- 1995年8月24日)

ドイツ領ポーランド出身のアメリカの写真家・フォトジャーナリスト(報道写真家)。

1935年アメリカに移住。30年以上、「LIFE」誌の専属カメラマンとして活動した。
アメリカにおける報道写真家の草分け的存在。

報道写真を芸術的な形式まで高めることに貢献した。


参考:Wikipedia