人生の失敗は

こんにちは

アダルトチルドレン回復専門カウンセラー
西村尚子です。

生きていると波が来ますね。
上がったり、下がったり。

上がるときはきっと
上手くいってて、楽しくて、満足してて
充実してて、幸せな時。

下がっているときは
上手くいかず、失敗続きで、
泣くに泣けない状態をいうのかと思います。

上手くいかないときって
何につけ、失敗しているのでしょうが、

失敗は人生において、
間違いではないと思います。

赤ちゃんが歩き出すまでも、
逆上がりができるようになるまでも、
自転車に乗れるようになるまでも、
九九が癒えるようになるまでも、
ごはんを作れるようになるまでも、

どんなこともどんなことも、
失敗しながらできるようになりますね。

失敗は間違いではない。

そう考えられるようになれば、
失敗してもなにも問題ではないのです。

失敗を恐れていると、
何もうまくできるようにならないですね。

人間関係も同じです。
子どものころの失敗は
小さいころの子ども同士の衝突ですね。
「うまく伝えられなくて喧嘩になる。」
「うまく伝えられなくてのけ者にされる。」

そんなことから始まります。
人は失敗します。

上手く伝えられなくて
誤解を与え、
腹を立たせてしまったり、
傷つけたり、
逆に自分が責めたり、意地悪したり。

そんな失敗を一つ一つ、
なんとか解決していって、
ようやく人とうまくやれる方法が
見つかるのです。

解決する時に、
自分一人ではできそうにないときには
誰かを頼ったり、
誰かに助けてもらったり、
そんな「人に頼る」ことを経験し、
頼る相手に恥ずかしくても
自分の弱いところを見せるという経験もします。

こけるのが怖いから自転車に乗らなければ
自転車には乗れません。

水が怖くて顔をつけなければ
泳げるようになりません。

親や兄や姉や誰かに、
まだできないのを指摘されたり、笑われたりするのが怖くて
練習をしなければ
九九も言えず、
言えない段が残ります。

人間関係も、どんなことでも
人が成長するときに
怖さが引っ付いてくるのです。

歩くのも、自転車に乗るのも、
九九も、逆上がりも、
スキーも、人間関係も、

失敗せずにうまくいくことはできないんですね。

人生の波の話しをしましたが、
失敗を続けていると
下がっているような気がするものですが、

下がっているんじゃないんです。
上手くできるようになるために
試して失敗しているだけで、

みんな全員が試して失敗して
上手くいくようにと
試行錯誤しながら
生きています。

上手くいっているように見えている人は、
なんど失敗してもまだ試している人です。

むかしむかし、
失敗して怒られた、
馬鹿にされた、
無視された、
そんな過去があって動けないかもしれませんね。

失敗を避けたくて動けずに
その場に立ち続けてもいいのですが、

自分だけ取り残されているように
感じませんか？

焦燥感
孤独感
居場所がない
自己嫌悪、

そう感じているときは、
とにかく小さい一歩を出してみましょう。

こけてもいいんです。

上手くいくまでこけましょう。
必ずうまくようになりますよ。

みなさんカウンセリングで