広島大学医学部で行われた試験のお話。

なんと120の学生(一学年126人中)が
不合格になったそうですね。

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140207/Kyodo_BR_MN2014020701002809.html

おそろしい…ほぼ全員ではないですか…

ちょっと前のニュースですけど、
私もこんな記事を書いたことがあり、
今も昔も医学生の試験事情は
あまり変わらないんだなぁと
思ってしまいました。

ちなみに、私の現役時代は…


一学年100人中、
95人が解剖学の試験に落ちました。



それでも、再試験&再々試験という
学校側による救済措置があるため、
最終的に留年する学生は2,3人だった
記憶があります。

留年すると、年上になってしまうため
同級生からさん付けで呼ばれるので、

さん」と呼ばれたくない!!

と、よく言い合っていたものです。

浪人して入学した場合も年上ですが、
1,2歳の歳の差なら、不思議と
「さん」付けされませんでしたねえ…

入学が一緒なら、同期ってことでしょうか。
真相はわかりません。


私の本、発売中です!
★法医学や寄生虫本はこちら(クレカor代引き+送料かかります)
プロアマ混合の創作小説短編集もあります。
http://shop.comiczin.jp/products/list.php?category_id=4433
★amazonで買える本はこちら(送料無料!)
FKB怪談女医 (竹書房ホラー文庫) 女医のひとりごと 女医裏物語―禁断の大学病院、白衣の日常 (文春文庫)





AD

医学部の専門課程に、●×学という学問があった。

明らかにしてしまうとさしさわりがあるので書けないが、

どちらかというと臨床医学ではなく基礎医学に属する一部門である。


K大医学部は推薦にしろ外部受験にしろ

お勉強ばかりしてきた人たちが入学するので、


医学部体育会に入って部活の楽しさに目覚めてしまった人

(主に男子)は部活最優先、


講義をズル休みすることがよくあった。



学年の一割を占めるクソマジメな女子医学生と、

講義を部活よりも優先する熱心な医学生は合計30~40人もいれば

多いほうだったろうか。

私は先生ひとり・学生二人の講義も受けたことがある…。



そのため、医学生どものあまりに低い出席率をなんとかしようと

●×学では講義が始まる前に出席をとることになった。


出席をとるぞ!との告知に、

さすがの医学生たちは集まった。


ぞろぞろ教室に集う男子医学生たちの姿は、壮観と言ってよかった。



だって、

今までこんなに教室がいっぱいになったこと、

ないし。


あ、試験のときはほぼ全員来るか。




●×学の教授も、満員御礼にホクホク顔であった。



だが…


医学生たちの行状は、


教授の予想をはるかに超えていた



なぜなら…



男子医学生どもは、


出席確認が終わるやいなや、



何の未練も遠慮もなく、


教室をスタコラと急ぎ足で



出て行ったのである!




一人やふたりではない。

ぞろぞろぞろぞろと、その数、およそ30人。




ああ教授、コケにされてかわいそう~!!



と思ったのもつかの間、

彼は怒り出した。



「出席をとったやいなや出て行くとは何だ!

無礼な!破廉恥な!そんな人間は卑劣だっ!」



教授は30分もにわたって、激しく医学生たちに説教をした。



マジメに講義を聴くため居残った医学生たちに、

30分も説教を。



出て行った卑劣な医学生たちはもういないのに、

途中で教室を出て行くことの非について、

貴重な●×学の講義時間を30分けずって説教を。




それは、今いる学生たちに言われても!

出て行った人たちに言わなきゃ、意味ありません!!




3分の2に縮まってしまった講義の終わりに




もう一度出席の確認をするのかと思ったら…




確認はなかった。




それじゃ、

誰が最初に逃げたのかわからないじゃん(汗


残った私たち、30分も怒られ損じゃん(泣



と、思ったものである…。

昨日は実在したK應太郎さんのことをお話したのだが、

今日は花子さんのことをご紹介したい。


K大には看護学校が併設されていた。

看護学校寮は大学病院に近かったので、家の遠い医学生たちは

寮生をうらやましがったりしていたものである。


K大病院の正門横にはバブル期に設計され

バブルがはじけてから完成した、

城門とみまごうがごときでかいレンガ貼りのバブリーな建物が

建っているのだが、


バブル期の産物だけあってデザイン重視の贅沢な建物で

円形の巨大な飾りアーチがあり、その真下は狭いワンルームほどの

デッドスペースになっていた。


暮らせるほどに広いデッドスペースを見ては、登下校時に


「もったいないね~。人が住めるね」

などと話していたものだ。



クラスメートの男子など、


「おれ夜は寝袋であそこに寝れるから、

1ヶ月2万円くらいであのアーチの下

貸してくんないかな~

終電なくなったときなんか便利」


などと言っていたくらいである。




そうそう花子さん のお話…


花子さんは、麻酔科の実習のためにいる太郎さんとは違って

(太郎さんについてはコチラ↓)

http://ameblo.jp/joyblog/entry-10019160478.html

救急医療練習用のお人形さんである。




看護学校の講師の方が、医学部1年生に貴重な医療現場の

話をしてくださるという講義があった。



医学部生たちは出席をとるのでほぼ全員集まってはいたが、

看護学校の講師さんとは今後お世話になる機会が少ないと

思ったのだろうか、医学部講師の講義時よりも、特別に

ムダ話が多かった。


いけませんね。

マジメに聞いていた学生もいたのだけど…。


看護の講師さんは、医学部男子どものでムダ話に立腹されてしまった。




「看護学校には、

慶O花子さんという救急用の実習人形があるのですよ。

これは学生たちには貴重な練習になるんです。

医学部には救急の練習人形は、ないですけどね!」



…と早口でおっしゃると、すたすた帰ってしまわれたのであった…


ちょっぴり悲しく(講師の方が怒ってしまわれたことが!)、


なさけなく(医学生の無礼な態度が!)、


そしてうらやましかった(花子さんって見てみたい!

医学部にはなくって看護学校だけなのか…

花子さんというくらいだから女体人形なのかしら?!)


と感じた講義の思い出なのだった…。