Tくんが「男性はちょっと…」と電話相談で門前ばらい
されたんで、私が直接行って相談室の予約を取ってくればいいと
思ったのだが。

予約を取ることは、出来なかった…。

長年にわたる親子問題は、相談対象外だというのである。
夫婦問題でないとだめなのか?


「うちが扱うのは、

DVが中心なんですよ。

だからちょっと…」




…DVだったら、家出した時彼と私は、両親から
首を絞められたりだとか、
頭や顔をボコ殴りにされてますけれど?!


それにココの廊下に

「言葉の暴力もDVです。
ぜひご相談を」


って貼ってあったんですけど?!
そのポスターに書かれていることのほとんどを、父から
言われ済みなんですけど???


言葉の暴力もDVですっていう

廊下にポスターを貼っておきながら、

その前に置かれたデスクに勤務なさっている職員さんが、

「うちじゃあちょっと」

と言うわけですよ。




……

信じられん。

ここはいったい、何のためのセンターなのか。

女性の権利センター改称男女共同参画センターでしょ。

まさか、相談の予約を取りに行って、

手に負えないと相談自体を断られるとは思わなんだ。


同じ内容で、3年前にはすんなり相談出来たんですけどね…


ここで受け付けられないと言うなら、
相談出来る施設を紹介してください!

とねばってみると、職員さん

「Aの方が、うちより継続的な相談は得意としてると思います」

と、女性向け施設「A」のパンフをくれた。


それをもらって帰ることに。


施設の電話番号をGETしたので、早速かけてみる。
個別に相談者を紹介などは当然してくれないので、
自分でAに電話をかけ、人生相談の予約を取ったのだった。
Aでも、人生相談は予約いっぱいゆえ2週間先だという。
基本的に女性だけの施設だが、
夫も相談に同伴させるという希望を出し、了承してもらった。


しかし、私はまだTくんという支えがあるから、なんとか
こらえることが出来たけれど…
一人で悩んでいる人が、この男女センターみたいな対応されたら
目の前暗くなると思うよ。
私もずいぶんめまいというか、絶望的な気分がよぎったよ。

県ではココというくらい、有名なセンターだったんだが。
公的機関が頼れるなんて理想か幻想だったのかも。
残念だ…。


ここは男女共同参画センターとうたいつつも、
男性であるTくんの相談を受け付けなかったわけだが、
実際にセンター内を歩いていたら、廊下に貼ってある
ポスターには(言葉による暴力もDVです、の隣)…
「男性相談」
との文字が。
ええええ~っ!?受け付けてるの?
電話じゃダメだって言ったのに。


ポスターの文面を詳しく見ると、相談の例として

「職場の人間関係の悩み」
「家庭で居場所がないことの悩み」
「趣味が見つけられない」


…などが挙げられており…

うちのような、

「妻の親族の過干渉による悩み」

などはありませんでしたとさ。
男性の悩みは職場と家庭と趣味のことだけなのか。
んなわけないわな…。

つくづく、理想と現実が解離している施設であることよ。

(つづく)