なぜ、私はその本を読んだか

少し前のことだ。
朝の情報番組で、一冊の本を大きく取り上げていた。

タイトルは、一見して覚えられないくらい長い。
まるで最近のライトノベルのようだ
(例:問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!: YES!ウサギが呼びました! )←あるとこにはあるんですよ、こういう本がたくさん。

食べものだけで余命3か月のガンが消えた 全身末期ガンから生還した、私のオーガニック薬膳ライフ食べものだけで余命3か月のガンが消えた 全身末期ガンから生還した、私のオーガニック薬膳ライフ
高遠 智子

幻冬舎 2014-05-22


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ありえん、というのが正直な気持ちだった。

「がん」が食べ物だけで消えるのが事実なら、ネイチャーに論文が掲載されまくっていなければおかしいし、全世界の病院がそのメニューを採用するに決まっている。

いったい、どんな本なのだろうか…嘘だろ?とは思いつつ、私は本の内容が気になっていた。
(テレビの思うつぼ!!!)

その、驚きの内容

その翌日、別な用事で図書館に出かけたところ、「この本も借りられます」の返却棚に、この本があった。
これは読むっしょ、と借りて来た。

そして、読んだ。
ところが…。

著者のファンの方には残念だろうが、ちと不正確な記述の多い本だったのである。
もうこの件については詳細なまとめやブログエントリが多数あるので全ては記さないが、それにしてもヘンだな…?????と思わされる記述が多い。

・フランスでトマト
著者は末期がんと診断された後、フランスへ行き市場でトマトを食べる。
トマトはすっぱくて苦手だったが、フランスの市場で食べたそれは甘かった…のだそうだ。
だが、著者が食べているのはドライトマト。
生のトマトは酸味があるが、ドライトマトはプルーンのごとくに甘いに決まっている。

・スキルス多発
著者の親族はスキルス性肺がんで亡くなり、著者はスキルス性卵巣がんを患ったのだという。
スキルス性胃がんならわかるが、上記二つは仮にも医学を学んだ私でも、初耳の病名だ。
もしかすると、《重度の》とか、《ステージの進んだ》状態のことを《スキルス性》と呼ぶと勘違いなさっておられるのではないか、と邪推してしまう。

・放射線ランダム照射
読んで首をかしげたのがここ。
転移したがん病巣や、原発巣に放射線をかけるのだから、ランダムに照射するなんてことはありえない。
ただ、数カ所に放射線をあてる治療のことを、ランダムと著者が誤解した可能性は捨てきれない。

なんだ、フードファディズムか

そして、本書を読み終えても「プチ不調のときの食事」「消化によい食事」こそあれ、末期がんが消えるメニューなどはなかった。

前半が著者の自伝、後半が漢方を取り入れたメニュー&著者の開催しているスクールの、利用者の体験談の紹介となっているのだが、肝心の、読者が最も知りたいはずの、これを食べたらがんが消えたという食事の紹介がない。

なんだ、またタイトル詐欺か…と、私は本をそっと閉じたのだった。

そもそも、このように食事により健康がものすごく左右される(*)という考え(信仰?)は、フードファディズムと呼ばれる。

(*)この本は、食事の効果を過大評価している例。
フードファディズムには、食べ物の効果を過小評価することも含まれる


私も食べ物で病気が消えたらどんなに良いかとは思うが、プチ不調くらいならばともかく、世の中そんなにウマい話はないようだ。
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ダンナJIMMYくんと、回転寿司を食べに行ってきました。
それがまさか、スゴい回転寿司の新ネタを発見することになろうとは…!

レーンを見ていたら…見慣れぬネタが流れてくる?!



ていうか、シャリ(ご飯)しかない…???
思わず、目をゴシゴシ…
やはり、ネタがない!!

アップしても、ない。



通り過ぎるところまで思わずパシャリ。
これ、何かの間違いなんでしょうかね…?




それとも、バカには見えない「裸の王様」ネタ、だったりして。
わたくし、サークル女医風呂(私+売り子の夫の2人サークル)として、自費出版物を売り歩いているのですが…

ついに買っちゃいました。

これを。

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セルシス 2013-02-01


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FKB怪幽録 骸拾い (竹書房文庫)
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↑自著の宣伝のために描いた、イメージカットでございます↑
平山夢明先生監修の、「FKB饗宴7」(竹書房文庫)もよろしくね!

ソフトの扱いに慣れましたらば、ブログに漫画もアップしてみたいなどと、夢は枯れ野をかけめぐるのであります。

そんなわたくしでございますが、

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