大盛況のうちに終了したポーランド映画祭2012 at イメージ・フォーラムですが、まだまだ大阪や名古屋で上映中/予定です!→ http://www.polandfilmfes2012.com/theater.html
そして、映画を見終わってもその素晴らしい劇中音楽に魅せられた方にはお楽しみが待っています。
御茶ノ水にあるオシャレなジャズ専門店(そして、世界最大規模のジャズ専門店でもあります!)Disk Union JazzTOKYOさんと吉祥寺ジャズ館さんで、映画祭関連のジャズ音源及び、その周辺のジャズアーティストの作品を特集して販売するコーナーを設けているのです。
フェア監修はわたくしオラシオが務めさせていただいております。
まだ全然書けていないのですが、フェアで販売している作品には全てオラシオが執筆するレヴューポップを貼り付ける予定ですので、お読みいただいて購入のご参考にして下さい。
それで、まだまだフェア対象商品として私がリストアップしたものの半分も入って来ていないのですが(ポーランドはいざビジネスとなると途端にもろもろの進行が遅くなる国みたいで笑、なかなか商品が届かないという現状があるのです)、入荷したものについてここに挙げておきます。
中に欲しいものがあれば、普段なかなか入荷しないものもたくさん含まれていると思いますので、両店に急いで駆けつけることをオススメします。

KNIFE IN THE WATER / KRZYSZTOF KOMEDA
ポーランドジャズ史上最高の天才にして、この国の音楽の現在に最も影響を与えている作曲家でもあるクシシュトフ・コメダのサントラ&ジャズ音源集。これまで未発表だったアンジェイ・ワイダ監督の初期作『夜の終りに』用の音源収録が目玉。

JAZZ 57 II FESTIWAL MUZYKI JAZZOWEJ
ジャズ史に残るジャズフェスティヴァルでもあり、ポーランドの現代史にも残る芸術の祭典であったソポト・ジャズ・フェスティヴァルの2年目開催の実況録音3枚組。KRZYSZTOF KOMEDA クシシュトフ・コメダのバンドやお隣ドイツのJOGI FREUND ヨギ・フロイント、EMIL MANGELSDORFF エミル・マンゲルスドルフなどが出演。白眉はコメダの「KOLYSANKA 子守唄」。

LITANIA / TOMASZ STANKO SEPTET
ポーランドジャズオールタイムベストの2位に輝く名盤。かつてバンドメンバーでもあったポラジャズ界のボスの一人トマシュ・スタンコによるコメダ・カヴァー集。名門ECMより。

ASTIGMATIC / KRZYSZTOF KOMEDA
そしてこれがぶっちぎりのオールタイムナンバーワンアルバム。コメダによる「東欧の『カインド・オブ・ブルー』」とも言われる革命的な作品。

OFF SEASON - JAZZ & GROOVES FROM POLAND 1966-89
世界中のジャズファンやDJたちをノックアウトし続けてきたキラーシリーズPOLISH JAZZからの音源を中心にコンパイルしたオムニバス。

POLISH JAZZ 1946-1956
1956に興されたソポト・ジャズ・フェスという一大革命の前夜を記録したポーランド産スウィングジャズのコンピ。この時代があったからこそのポーランドジャズあることを今こそ確認して欲しいです。演奏も、スタイル自体はレトロでもレヴェルはかなり高いです。

HORSE & POWER / PINK FREUD
ロックやパンク、エレクトロニカなどのサウンドをジャズやプログレの技巧やセンスで巧みにミクスチュアしたポーランド最高の人気バンドの素晴らしい最新作。来日ライヴもコイサーでした。

TRIO / WASILEWSKI-KURKIEWICZ-MISKIEWICZ
上記ピンク・フロイトと同じく映画祭関連公演として来日したマルチン・ヴァシレフスキ・トリオの唯一の連名アルバム。今で言うところの「抽象派」サウンドのはしりとなっていて、常に歴史を切り拓く彼ららしい作品になっています。

SINGS CHOPIN / NOVI
ウッドベースだけをバッキングに女1男3の混声アカペラでショパンのピアノ曲を歌うという奇跡の作品。完全にスコアライズされた音楽なので、アドリブスキャットなどはありません。

LIVE IN TYGMONT / KRZYSZTOF HERDZIN
そんなに数が多くないポーランドものピアノトリオの中でも凄まじい充実度を誇る天才クシシュトフ・ヘルヂンのライヴアルバム。CEZARY KONRAD ツェザルィ・コンラトの喧嘩売りドラムが壮絶。
http://ameblo.jp/joszynoriszyrao/entry-10016569684.html

SOLSTICE / DANIEL POPIALKIEWICZ
このところポーランドから続出している先鋭的なギタリストの中でも最もプログレッシヴな感性を誇る若手の最新作。

CANTABILE IN G-MINOR / LESZEK KULAKOWSKI
ベテランの域に差し掛かったアレンジの天才で知られる名手が、EDDIE HENDERSON エディ・ヘンダーソンを迎えた作品。ポーランドのピアノトリオの圧倒的な美音に刺激を受け、エディが神がかり的なプレイを連発するさまは感動もの。

SMOKED PIANOS / JAN JARCZYK & JOHN STETCH
友人のMICHAL WILCZYNSKI ミハウ・ヴィルチンスキさんが設立したGAD RECORDSからのピアノデュオライヴ。共にカナダで活躍するポーランドとウクライナの名手による、美音のシャワーのような抽象的な連弾ははまれば病みつき。

GIRL TALK / MONIKA BORZYM
アメリカの実力派を多数バックに従えたポーランド系ヴォーカリストのデビューアルバム。圧倒的な完成度が魅力のゴージャスな作品。
http://ameblo.jp/joszynoriszyrao/entry-11106625024.html

PLAYS ELLINGTON / BRAD TERRY
ポーランドの神クラスギタリストが演奏にアレンジにと大活躍する、クラリネット奏者ブラッド・テリーのエリントン曲集。オクテット規模の広がりのあるバンドサウンドも魅力。

BE A MAN / EWA BEM WITH SWING SESSION
何でも歌いこなすポーランドジャズ屈指のヴァーサタイル・レディ、エヴァ・ベムのノリノリシンギングと超ハイレヴェルなバンドサウンドが一度に味わえるPOLISH JAZZシリーズの中でも人気の一枚。

HENRYK ALBER & JANUSZ STROBEL
本場もかくや!と言わんばかりの素晴らしいブラジリアンギターデュオセッション。これは確か現在かなり入手が難しくなっているものなので、奇跡の入荷と言えます。

EQUILIBRIUM / MACIEJ OBARA QUARTET
ポーランド・アルトサックスのニュースターによる最新作。RGGのリズムセクションらによるビターなサウンドが魅力。
http://ameblo.jp/joszynoriszyrao/entry-11234769640.html

BEFORE SUNRISE / ROBERT KUBISZYN
ナイスガイにしてスーパーテクニシャンベーシスト、ロベルト・クビシンのパーフェクトなスペクタクルフュージョンアルバム。
http://ameblo.jp/joszynoriszyrao/entry-10869115193.html

CIRCLE / PIOTR WOJTASIK
多国籍&多年代のオールスター+室内楽編成でポーランドならではの現代音楽っぽいハイブラウなジャズサウンドを確立した名盤。

IT'S NOT EASY / NEW BONE
ポーランドのハイ・ファイヴと呼ぶべき快調ハードバップ&モードサウンドのクィンテットのセカンド。タイトル曲初めキャッチーな名曲がたっぷり。

THE MOLE PEOPLE / PIOTR SCHMIDT & MICHAL WIERBA QUINTET
上記ピンク・フロイトのメンバーADAM MILWIW BARON アダム・ミルヴィフ・バロンのお父さんでポーランド最高のテナー奏者の一人PIOTR BARON ピョトル・バロンを迎えた新鋭コンボの変拍子炸裂のオリジナルアルバム。

MUZYKA TEATRALNA I TELEWIZYJNA / KURYLEWICZ-WARSKA-NIEMEN
ジャズ、映画音楽、現代音楽など多方面で活躍したポーランド最高の作曲家の一人アンジェイ・クルィレヴィチが、ポーランド屈指の男女のヴォーカリストと録音した音源集。

KOMEDA / LESZEK MOZDZER
現代ポーランドになくてはならない天才として八面六臂の活躍を続けるピアニスト、レシェク・モジュジェルの超絶美演コメダカヴァーピアノソロアルバム。


私がチェックした時点ではこれだけでしたが、お店に行ったら現在進行形でさらに他のアルバムが入荷しているかも知れません。
これだけの量のポーランドジャズ作品が一気に集まることというのは滅多にないので、興味が少しでもある方は絶対にこのチャンスを逃さない方が良いです。
また、映画ファンの方には、これからサントラ関係の音源もどんどん入ってくるだろうということも併せてお知らせしておきます。
入荷情報は随時アップしますので、拙ブログのチェックも時々お願いします♪
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