ジャズ批評 2009年 05月号 [雑誌]

今回のジャズ批評の特集は「ワンホーン・カルテット」で、私も回答させていただいてます。

回答募集期間中、最初はちょっと勘違いしていて、ピアノトリオ+ワンホーンだと思っていたのです。

が、そうではなくてあくまでワンホーンのクァルテットってことでにわかに選択肢が広がり、かえって悩んでしまいました(笑)。

あと、私がこの種のアンケートに答えるさいに気をつけているのが他の回答者の方とかぶってしまわないこと。

まあかぶったらそれはそれで読者の方に「そんなにいい作品なのかあ」とアピール出来るという利点があるわけですが、私はそういう状態にあまり面白みを感じませんし、回答者としての私の存在意義があるとも思っていないんです。

こういうことを念頭にセレクトすると、微妙に不自然なものになっているような気がしてきますし、寺島靖国さんからは「作為が感じられる」と言われそうですし、山中千尋さんからは「雑音など無視して好きなものを選べば」と言われそうなんですが(笑←それ以前に自意識過剰と言う)、とりあえず大好きなアルバムしか選んでいないということでは間違いはありません。

そんなに好きでもないのに自分の主義主張のためにむりくり選んだことはないつもりですので、そこは信じていただきたいですね♪

とは言え今回はかぶるの覚悟で挙げた作品が一つあって、それはウィントン・マルサリス WYNTON MARSALISの『ライヴ・アット・ブルーズ・アレイ LIVE AT BLUES ALLEY』。

絶対に他の方も挙げるだろうと思っていたのですが、あにはからんや私だけでした(意外)。

次点でチェット・ベイカー CHET BAKERの『ピース PEACE』やノルベルト・ペドレイラ NORBERTO PEDREIRAの『クァレンタ・アニョス CUARENTA ANOS』を文中で挙げといたのですが、本当はフランソワ・ジャノー FRANCOIS JEANNEAUの『タクシーウェイ TAXIWAY』も入れたかったかな。

それよりも何よりも嬉しかったのは、後藤誠一さんがビリー・コブハム BILLY COBHAM様の『ノルディック NORDIC』を挙げておられたこと!

これは私も入れたかったのですが現物を今持っていないので(ジャズ批評編集部にジャケを送らなくてはいけないため)見送ったんです。

私も90年代ジャズの最高傑作の一つだと考えていますよ、後藤さん!

ジャズ批評の顔とも言える後藤さんが仰っているってことがまた説得力を増すじゃないですか。

ほおら、コブハムマニアのたわごとってわけでもないんですよ!

あと、吉田昌弘さんがナミさんことズビグニェフ・ナミスウォフスキ ZBIGNIEW NAMYSLOWSKIの『ローラ LOLA』を挙げていらっしゃる!

これは連載しているポーランド関連だから回答からあえて外したものです。

伝道師として嬉しい限り。

さらにポーランドではたかしさんが若手グループ、サウンドチェックの『SOUNDCHECK II』を。

いいねえいいねえ♪

ちなみに、渡辺康蔵さんが挙げていらっしゃる渡辺貞夫の『スウィス・エア SWISS AIR』は私も凄い演奏だと思います。

この時、我らがナベサダは間違いなく世界最高のアルティストの一人でした。

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