SERIALE SERIALE/HERDZIN,BOGDANOWICZ,BISKUPSKI
テーマ:ポーランドジャズ JAZZ POLSKIポーランドジャズシーンのこれからを牽引していくべき存在、若手の天才ピアニスト、クシシュトフ・ヘルヂンが本作にも参加しているベーシスト、マリウシュ・ボグダノヴィチュの興したレーベル「コンフィテオル」からの第1弾として発表したピアノ・トリオ+ストリングスの名盤。
ジャズ界のショパンと呼んでも構わないその高いテクニックと比類のない美しい音色、そして真のヴァーチュオーゾのみが持つ、速く音数の多いパッセージになるほど輝きとスピード感が増すスタイル・・・。
ジャズピアノファンなら彼の演奏を聴いて興奮しないわけはありません。
彼は素晴らしい作曲家でもあるのですが、今回はベテランで大先輩のアンジェイ・クルィレヴィチュなど、他人のオリジナルばかりを取り上げています。
オープニング「ヴォイナ・ドモヴァ」は腕慣らしとばかりに軽くトリオのみでアップテンポなジャズサンバ。
そして続くクルィレヴィチュの美メロ炸裂「ポルスキェ・ドゥロギ」でもうメロメロ。
ポーランドの民俗の薫りが漂う、キュウッと胸が締め付けられる名曲です。
何か、名画を観ているような気分にさせられます。
ストリングスもムード作りのフワ~というアプローチだけでなく、良い意味でクラシカルに、オーケストラルな効果を最大限に引き出すべくしっかりとトリオに絡んでくるアレンジがなされています。
他にもピアニズム、リズムセクションが生むダイナミズムと三位一体になって美メロを歌い上げる名曲名演ばかり。
速いワルツに乗ってピアノとストリングスがドラマティックに盛り上げる「ラルカ」はアルバム中の白眉。
クラシックのテクニックをたっぷりと活かした、左手とベースラインのユニゾンによるカウンターラインも随所に聴かれ、効果をあげています。
ヘルヂンは本当に出すアルバム出すアルバムがどれも素晴らしいですね。
でもなかなか手に入らない・・・・・。
続く私のターゲットは天才バカテクドラマー、チェザルィ・コンラトとのトリオアルバム『オールモスト・アフター』だ!
Personnel:KRZYSZTOF HERDZIN(Pf),MARIUSZ BOGDANOWICZ(WB),PIOTR BISKUPSKI(DS),KRZYSZTOF BZOWKA & JOSEF KOLINEK & ANDRZEJ STANIEWICZ & ROBERT DABROWSKI(VLN),PIOTR REICHERT(VLA),JAN KUTA(CEL)
同じテーマの最新記事
- POLAND JAZZ × FINLA… 02月06日
- 2月5日ポーランドジャズオフ会in大阪… 02月02日
- 大阪梅田で、ポーランドジャズファンのオ… 01月19日
- 最新の記事一覧 >>






1 ■トラックバック第2弾
をさせていただきました。
この若手の天才ピアニスト、クシシュトフ・ヘルヂン、なかなか手に入らないと聞くとますます気になる存在ですね。