婦人服の青山

テーマ:

いけるいける!!

 

紳士服から婦人服へ

 

日本のアパレル業界が大きな変革の時を迎えている今、

それぞれの企業では新たな市場を作り出そうと必死に動き始めています。

 

私たちも来週のアパレル業界向け 経営改革フォーラムで、これからのアパレル企業がやらねばならないことについてお伝えしていきます。

大勢の企業経営者の方々においでいただきますので、みなさんと本音でこれからの業界のこと、それぞれの会社のことを語り合いたいと思います。

 

※お詫び

2月25日はすでに満席となっています。次回は4月21日に東京で行います。そちらのご案内はしばらくお待ちください。

http://www.funaisoken.co.jp/seminar/002522.html

 

さて、このようななかでひとつの新しい取り組みとなるのが紳士服店舗の婦人服店舗展開です。

わかりやすくいえば、

「紳士服の青山」が「婦人服の青山」をだすということです。

 

2月26日に新宿に1号店をオープンする予定です。

40坪前後の同社からすると小型店舗になりますが、

都心の商業ビルを中心にこれから数十店舗をだしていきたいという。

 

品揃えは女性向けのビジネススーツ中心で、新たな色やデザイン展開のレディスビジネス専門店として、都心中心に店舗展開していく予定です。

3~4年後に50億くらいを目指す予定。

 

紳士服業界における婦人服の取り組みは今始まったことではありません。

すでに10数年前から婦人服の可能性を探ってきました。

 

先鞭をつけたのはAOKI。

当時人気のあったモデルのKさんをイメージキャラクターにして、女性を意識した広告で人気となったのをきっかけに店舗にも女性が増えてきて、婦人服の売上が上がり始めました。

 

その後、青山、はるやま、コナカ各社も婦人服関連の取り扱いを強化して、今では各社に占める婦人服関連の売上は20~30%近くもあります。

渋谷の青山の店舗ではレディス専用フロアを作るなど、今では就活用スーツは紳士服専門店で購入する というのが一般的な買い方になっているとも聞きます。

 

ですのですでに「紳士服の店」ではないですし、女性が紳士服専門店で買物をすること自体、特に変わったことでもなくなり始めました。

 

ですから今回、婦人服の店をだす ということは不思議ではないのですが、

レディススーツを中心に、レディスビジネス関連服に焦点を当てて商売をしていこうというのは珍しい取り組みです。

というのは、とは言っても女性向けのビジネススーツ専門店は成り立ちにくいからです。

 

私も過去、何度もこのマーケットにはチャレンジしてきました。

女性の社会進出 なんていう言葉が聞かれなくなった最近でさえも、なかなかこのような業態がうまくいったためしがない。

それは、

「スーツをすでに仕事の場面で着なくなってきたから」

です。

 

現実的に私のまわりでスーツを着ている女性に出会うのは、

・面接に来た学生

・学校のえらい先生

・保険会社の方?

くらいです。

 

スーツを着るというシーンがかなり少ないために、ビジネススーツだけでは成り立たないのです。

 

ですので今回も、おそらくスーツはあるでしょうが、ジャケットとパンツのコーディネート提案や、カジュアルな着こなしを提案する店になっていることでしょう。

 

どんな女性向けの提案をしていくのか。

成功のためにはここが鍵となります。

 

 

これからアパレル業界では生き残りをかけた本気の改革が進みます。

そのなかでこのような業態開発がどんどんでてくるでしょう。

逆に言えば、このような開発がされない企業は生き残れないということです。

 

革新のない企業に成長はないのです。

 

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