いけるいける!!

 

モノを安くたくさん手に入れたい時代の終わり

 

ダイエー碑文谷店は12月16日、イオンスタイル碑文谷店としてリニューアルオープンします。

会社が変わるのでリニューアルてばないのですが、

いまはイオンさんがダイエーの親会社ですからリニューアルと呼んでも差し支えないでしよう。

 

もともとこのダイエー碑文谷店はすべてのGMSのなかでも象徴的な店舗でした。

碑文谷のダイエーだけは別格でした。

 

ピークだった1994年に売上225億円。

常にGMSのトップクラスの売上をたたきだしていて、私もいまの仕事を始めた当初は、

「まずは碑文谷を見にいきなさい」

と先輩コンサルタントから言われたものです。

 

しかしその碑文谷は1994年がピークで、そこから売上が減少。

それにあわせるかのようにダイエーの売上も減少。

 

その裏ではすでにGMSの売上自体が減少していたのです。

ピークだったのは1994年。

今ではCVSにも売上で抜かれています。

 

このGMSという業態化を支えていたのは日本の大衆消費です。

 

よいものを安く、大量に。

 

この販売スタイルでGMSはどんどん成長してきました。

百貨店が1991年にピークを迎え売上を減少させていくなかで、GMSは伸びていきました。

しかし実はすでに94年にはお客様の消費観が変わって行き始めていたわけです。

 

安く大量にモノを手に入れたら、それ以上にモノを手に入れたいとは消費者は思いません。

 

自分だけ。

自分らしさ。

他人とはちがう。

個性。

本物。

 

できるだけいいものを安く、「適度に」購入するように変わっていきました。

 

これがGMSという業態が厳しくなった背景にあります。

と言うより、百貨店や多くの専門店で「安く大量に」提供しようとしてきた企業の限界です。

 

そこまで大量にモノはいらない時代。

それにあわせて売り方は変わらなければならなかったのですが。

 

やはり業態と言うのは一度、成功してしまうとなかなか変わりません。

変わることが難しくなります。

 

しかし継続していくためには出来上がったものを一度壊す勇気が必要です。

それができた企業は存続し、できなかった企業はなくなっていきます。

 

お客様の消費スタイルの変化にあわせて企業は業態を変えていくべきです。

企業が飽きられているのではなく、あくまでもその売り方に飽きがくるだけです。

 

企業は常にお客様の飽きと向き合っていくものです。

今のお客様に今の売り方でいいのだろうか。

 

そんなことを常に考えていく必要がありますね。

 

今日も業態を変化していけるいける!!

 

 

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