2017-05-18

春のめざめ

テーマ:演劇
白井晃さん演出の『春のめざめ』をKAATの大スタジオで拝見しました。

↓建物正面のビルボードです。

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ヴェデキントが19世紀に書いた戯曲ですが、実は私、上演を見るのは初めて。白井さんの素晴らしいセンスで、この上演、衝撃的な「現代劇」になっていました。スタジオの、観客とキャストが近い距離で向きあう緊張感の中、まるでロンドンにいるような質の高い芝居を観て、激しく心揺さぶられる体験!「モラル」とは何か、なぜ人は傷つけたり、傷ついたりするのか、という時を越えたテーマが迫ってきます。志尊淳さん、大野いとさん、栗原類さんはじめ若者たちの大熱演に拍手。芝居が終わってふと気づけば今は2017年で、「手書きのみだら文書」なくとも、インターネットで露骨な画像がいくらでも見放題の時代ですが、性が人を残酷にさせうる、という現実はいつの世にも変わらないのだ、と思いました。
いい芝居でした! 白井晃さんはやっぱり天才。今おすすめしてチケットがあるかどうかわかりませんが、必見の舞台です! 降谷建志さんの音楽もよかった!

(これを書いてるカフェ横に今、大量の「新入社員研修」ふう若者たちが通りかかっていますが、さっきまでイケメンさんたちを見てたのと、現実世界のこのレベルの、何という落差!と、愕然としています…)






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