麻酔二題
テーマ:医者と患者麻酔のぜんぜん効かない患者がいた。1から数え始めて9まで数えると起き上がってしまう。訊いてみたらボクサーだった。
財布から紙幣を出して数えている男に歯医者が言います。
歯医者「先払いしなくてもいいんですよ」
患者「麻酔をかけられる前に、幾らもっているか確かめておこうと思いましてね」
――『世界のジョーク事典』(松田道弘編、東京堂出版)より
考えてみると麻酔とは実にありがたいものです。麻酔はどのようにして発見発明されたか、興味あります。
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麻酔のぜんぜん効かない患者がいた。1から数え始めて9まで数えると起き上がってしまう。訊いてみたらボクサーだった。
財布から紙幣を出して数えている男に歯医者が言います。
歯医者「先払いしなくてもいいんですよ」
患者「麻酔をかけられる前に、幾らもっているか確かめておこうと思いましてね」
――『世界のジョーク事典』(松田道弘編、東京堂出版)より
考えてみると麻酔とは実にありがたいものです。麻酔はどのようにして発見発明されたか、興味あります。
――The Complete Cartoons of The New Yorker(Black Dog & Leventhal Publishers)より。
1945年の作品で、作者はAlain、タイトルは「Do You Mind?(いいかしら?)」です。
竹下登さんがまだ若い頃、当時の岸信介首相に呼ばれて、こう言われたそうだ。当時、竹下さんは新米の代議士だった。
「君に頼みたいことがある。年をとると同じ話を繰り返すと言うが、誰も注意してくれない。君だけは私が同じことを言ったら、注意してくれないか」
すると竹下さんは答えた。
「総理、その御要請は今日で四回目です」
――『世界の首脳・ジョークとユーモア集』(おおばともみつ著、中公新書ラクレ)より。
以前と違うことを言ったら注意してくれるスタッフは、鳩山総理には、いないのだろうか。
象は記憶力がよいという。次の話はそれを証明しよう。
アフリカのジャングルで、ある探検家が何やら苦しんでいる声を聞きつけた。行ってみると赤ん坊の象がわなにかかっていたので解き放してやった。
何年か経って彼はイギリスに戻った。たまたま彼の町にサーカスがやってきたので、彼は見に出かけた。ショーが始まり、動物の行進を見ていると、象の中の一頭が、彼の前に立ち止まり、長い鼻を伸ばして彼をつかみ、10ペンスの席から、50ペンスの席へ移した。
――『イギリスジョーク集』(船戸英夫訳編、実業之日本社)より
世界が広かったころのロマン。現代なら、イギリスへやってきた象クンは、「今、サーカスでイギリスに来てるんだけど、あのときの彼、会いにきて欲しいな」なんて、ツイッターするかも。
産婦人科の試験だった。問題は母乳と人工乳の違いについてというものだった。
「母乳の方がよい」ジェニファーは答案用紙に書いた。
「なぜなら母乳は常に新鮮であり誰かに盗み飲みされることもない。さらに猫に飲まれることもない」
――植松黎編訳『ポケット・ジョーク11 医者と患者』(角川文庫)より
ブラック・ユーモアとまではいきませんが、グレイなテイストのお話。
精神科医と患者との対話
「どういうところが異常だと思うんですか」
「このごろ、長いネクタイより蝶ネクタイのほうが好きになっちゃったんです」
「どうってことないじゃないですか。蝶ネクタイのほうが好きだって人は何千何万といますよ。じつをいうとぼくだって蝶ネクタイのほうが好きです」
「ほんとですか? それで、どういうふうにして食べるんです? フライにして? それともゆでて?」
――加島祥造編『ユーモア名句&ジョーク』(講談社)より
今日もチビッ子に笑わせて貰いましょう。
「うちのお父さんは、いい弁護士だよ」
「いい弁護士ってどんなの?」
「悪い人でも監獄から出せるってことさ」
以来、人なかへ顔出しができなくなったパパとママもいる。ある女の子にパパはどんな点を改めたらいいかときくと、
「ベッドで冷たいアンヨをママのお尻にのっけるのだけは、やめた方がいいとおもうわ」
「おとうちゃんは幸福を売る男だよ」
「だれに?」
「お金をはらえる人ならだれでもさ」
「わからないな、おとうちゃんの仕事はなんだろう?」
「バーテン」
「さっきのいいかた、だれかにならったんだね?」
「おかあちゃんさ。おかあちゃんは年じゅう冗談をいっちゃあ、ビールを飲んでいるんだ」
(はからずも、おかあちゃんの素顔もみえた)
「パパは警官でバーテンなの。カケモチでいそがしいんだ」
「両方いっぺんに、どうやってやるんだろう?」
「まず、いいごきげんにさせといて、それからつかまえるんだ」
「パパは消防士で、消防の仕事が大好きなんだ」
「なかでもどんなことが好き?」
「非番の日の火事見物」
「お父ちゃんは毎日アイスクリームを、おみやげにもってきてくれるよ。アイスクリームの工場ではたらいているんだ」
「いちばん好きなのは?」
「ママはチョコレート。ボクはバニラ。弟がストロベリーで、妹はメロン」
「お父ちゃんは?」
「見るのもいやだって」
――アート・リンクレター著、山田小枝子訳『ほざくな、チビッ子』(文春文庫)より。
「列車事故にあったことあって?」
と、テッシーは新しいボーイフレンドにたずねた。
「あるよ、汽車がトンネルに入ったとき、娘にキスしたつもりが、親父にしてしまったんだ」
――船戸英夫訳編、実業之日本社『イギリス・ジョーク集』より
川柳ではさらりと次のように。
勘違い炬燵(こたつ)で母の手を握り
私はこのあいだネズミ捕りを買ってきて地下室に据えつけようとしたんだが、チーズを買ってくるのを忘れたのに気がついて、雑誌からチーズの写真を切り取ってトラップにはさんでおいたのさ。あくる日、トラップを見ると、ネズミの写真がはさんであったよ。
へニー・ヤングマン作(1906~1998 アメリカのコメディアン・司会者)
――松田道弘編、東京堂出版『世界のジョーク事典』より
いかにもアメリカを感じさせるジョーク。「トムとジェリー」を思い出しました。
永六輔さんの『無名人名語録(むめいじん・めいごろく)』(講談社文庫)から。
「組織暴力団構成員ていうのが、オレの肩書なんだってさ。
名刺の肩書に印刷してさ、ペコペコしながら渡してみようかと思うんだ」
なかなかユーモアのセンスがおありですな、このヤクザなお方。
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