神奈川県平塚市の「平塚競輪場」からのレース事業撤退を巡り、平塚市が同県鎌倉市に撤退に伴う補償金2億円の支払いを求めた訴訟で、横浜地裁(中山顕裕裁判長)は14日、鎌倉市に約1億500万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 訴状によると、鎌倉市は1952年以降、平塚市と1年ごとに賃貸契約を結び、競輪場を借りてレースを主催。赤字を理由に、01年3月の契約満了を機に撤退した。平塚市は「両市の間には継続して賃貸するという認識があった」と主張、レースに必要な機器のリース料などの一部負担を求めた。鎌倉市は「契約には補償金の規定がなく法的根拠がない」と争っていた。

 競輪場を巡っては、相模原市など県内の別の6市でつくる「神奈川県六市競輪組合」も同時期に撤退し、補償金4億1500万円の支払いで平塚市と合意。鎌倉市も補償金を請求されたが拒んだため訴訟になっていた。【山田麻未】

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