久々のブログです。

本日シンガポールから帰ってきました。いや~、昨年6月に始めてから、あっという間に半年経ちました。

これまで履修した科目は以下のとおりです。

Effective leadership
Micro economics
Financial accounting
Statistics
Competitive strategy

今回から新しい科目(Corporate finance & Operational manAgement)となり、スタディグループも変わりました。かなり多様性がありますね。

シンガポール人 女性 国営PEファンド
フィリピン人 男性 知事
インド人 男性 某有名放送局セールス
韓国人 男性 米系企業ディレクター
フランス人 男性 起業家

シカゴの強みがだんだん分かってきた気がします。

Think differently

経営の意思決定に必要なファンダメンタルな知識を徹底的に叩き込まれます。

それぞれのバックグラウンドによりますが、そこには目新しいものがないときもあります。

しかし、普遍的に変わらない「知識」を得ることで、日々の意思決定に今までとは違った「知恵」をもって向き合うことができると感じます。

やはり、物事を見極める際に、軸がなければ、合理的な意思決定はできません。

そんな軸を鍛える場所がシカゴなのかもしれませんね。
本日、宮城県石巻市のとある小学校に行ってきた。

会社で行っている地域の発明家プロジェクトというもの。

小学生5~6名と社員数名がグループとなり、地域の方々にインタビューをする。

自らの洞察力/観察力をもとに考える。

「どうやったらよりよい街になるか」を。

そして、各チームが独創的な「発明」を考え、みんなの前でプレゼンをする。

これまで何度も参加してきたボランティアであるが、東京の小学生相手のみだった。

被災地の小学生は、やはり子供らしく明るい。一見普通の小学生。

しかし、僕のグループには、津波ですべてを流され、仮設住宅暮らしの子供がいた。

ご両親を亡くした子供もいたようだ。

校庭には他校の臨時校舎があり、学校の周りには仮設住宅が建ち並ぶ。

あの日、川の水が逆流して襲ってきたのを覚えている。

地域の給食センターが使えないため、お昼の給食は、ご飯一杯、鶏肉一切れ、そしてお味噌汁だけ。

「これでも多くなったほうだよ!」と笑顔で言ってくれる。

当初の給食は、パン一つだけだったそうだ。

港には津波に傷跡がまだまだ残る。

それでも、子供たちは明るく元気に将来を見据えた発明を考えてくれた。

有事のときに街を救ってくれるロボットを考えてくれた。

$日々の戯言+Executive MBA=Who knows??

地番沈下を直してくれ、食料を備蓄でき、川の水を浄化し、瓦礫をエネルギーに代えて動く。

まさに、3月11日以降、困っていること全てを解決してくれるロボット。

未来を造り出すのは、政治家でも何でもなく、みんなだよね、って思えた。

きっと大丈夫。

その為に、自分に出来ることはなんだろう、本気で考え、実践したい。

未来の発明家たち、頑張ってね。俺も頑張るわ。

$日々の戯言+Executive MBA=Who knows??

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2011年10月29日(土)未明、渋谷区役所で婚姻届を提出し、同日帝国ホテルにて結婚式、披露宴、2次会をいたしました。

多くの皆様方のお力添えで本日の私たちがいます。

2人で協力し合い、前を向いていける家庭を築きますので、今後ともよろしくお願いいたします。

$日々の戯言+Executive MBA=Who knows??
ストラテジークラスの最後にゲーム理論のプレゼンをしました。ちなみに、ストラテジーのクラスでは、毎回2チームが経営戦略に関する様々なトピックについてプレゼンをします。

2009年、シンガポールにて、イギリスのプレミアリーグ放映権に対する独占放映権の入札があり、2大テレコムであるSingTelとStarhubが入札しました。本件に関わる両社の戦略について、ゲーム理論を用いて分析して、プレゼンするって感じですね。

簡単にゲームの状況をまとめると。http://www.frost.com/prod/servlet/cio/182185671

Rules: Closed auction
Players: SingTel & Starhub
Strategy: Bid with low price or high
Payoff: Capture of potential new subscriber

という感じになり、Starhubがその時点で独占放映権を持っておりPay TVの85%シェアを保持していました。ですので、SingTelとしては、なんとしても入札に勝ってシェアを増やしたく、高値で勝つインセンティブが大きかったわけです。

実際には、我々が分析したとおり、ナッシュ均衡に落ち着くのですが、実例をもとに分析すると非常に興味深かったですね。

また、もう1つのグループはアップルのiOSとGoogleのAndroidのゲーム理論をプレゼンしていました。そのチームの中には、ひとりGoogleの奴がいて、そいつのプレゼンがすげーんす。。。業界が違うからなのか、彼がすごいのかわからないのですが、とにかく自分の会社であったり、業界で見るプレゼントはまったく別物のエンターテイメントでしたね。

ちなみに彼はクラスの途中で抜けて、フィリピンでYouTubeのローンチを成し遂げました。また、今度はシンガポールでも同様のローンチをするようで、やっぱりなかなか凄い奴らが集まっていますね。このプログラム。

現実のビジネス、私生活でも知らず知らずに、相手の出方を予想しながら色々な意思決定をし、自己の利益だけを考えた場合には決して最適ではない意思決定にたどり着くということってありますよね。

いずれにせよ、一週間が終わりました。理解をより深めるため、改めて日本に戻って整理します。
やっとスタディグループの議論が終わり、今ホテルに戻ってきました。。。

ここまで遅くなった理由は、ただ一つ。

やる事が多すぎる。。。

① アカウンティングのアサイメントで、GM(ゼネラルモーターズ)のケースを明朝9時までに提出

② ストラテジーのアサイメントで、イギリスの航空会社の新規参入のケースを明日の午後3時までに提出

③ 明日のストラテジーでゲーム理論のプレゼンをする

個人的には、①のGMのケースでは貢献できたけど、②のストラテジーアサイメントでは、かなり足を引っ張ってしまった。。。ひとえに準備不足。。みんなごめんね。バックグランドがない分野でも頑張らなくては。

③は非常に興味深いものでしたね。ゲーム理論については、囚人のジレンマ、ナッシュ均衡などコンセプトは掴めたと思いますが、すべては理解しきれていないので、日本に帰ったらしっかりと勉強します。

アインシュタインは言ったとさ。「もしあなたがそれを簡単に説明できないなら、 あなたはそれを十分に理解していないのだ。」と。

ちなみに、ナッシュ均衡とは、ビューティフルマインドの主人公であるジョン・ナッシュ教授(ノーベル賞受賞)の名前からとっていることは言わずもがなですな。

この映画好きだったな~。日本帰ったらもう一回観よう。

昨日に引き続き、EMBAには直接関係ありません。。




Bachelor Party。。。。死にました。。。




気が付いたら外で寝ており、午前5時頃に目が覚めました。。。




あまりよく覚えていないのですが、恐らく20杯以上はショットを一気飲みさせられました。。。




恥ずかしながら、今日は丸一日脳みそが機能しなかったですね。。。




人生に一度のBachelor Partyをシンガポールではしゃぐってのも悪くはないですね。




もう2度とこんな飲み方はしないことを誓います。



$日々の戯言+Executive MBA=Who knows??
ちなみに、今日はまったくEMBAの内容とは関係がありません。

このプログラムでは、木曜午前中はオプショナルレクチャーになっているケースが多く、その時間をアサイメントの準備などに使うことが出来ます。仕事の時間に充てる人もいますし、ゆっくりと休む人もいます。

ということで、明朝が緩い状況なので、今夜は飲みに行くことに。10:30にキャンパス出発です。

ただ飲みに行くわけではなく、私は今月末に結婚しますので、いわゆるBachelor Party(バチェラ-パーティー)というやつですね。

バチェラ-パーティーとは、新郎の親しい男性友人たちが集まるパーティのことです。バチェラ-とは独身者の意味で、新郎の独身時代最後の日を一緒に過ごし、バカ騒ぎして独身にお別れするというものらしいっす。

レストランやバー、ナイトクラブなどで行う場合が多いようですが、新郎の家にサプライズで押しかけたり、寝込みを襲ったりもすることあったりとか。とにかく新郎をメチャメチャにするのが目的で、あとはみんなもバカ騒ぎするためのいい口実ということなんす。

今週クラスメイトとの会話では、ほぼ100%の確率でバチェラ-パーティーの話になります。日本ではあまりそういった文化もないのですが、彼らにとっては一大イベントなのでしょう。

てか、映画が有名ですよね。シンガポールに来る際のANAでパート2を観ました。

こんな惨状にだけはならないことを祈っております。。。



今日からCompetitive Strategyが始まりました。今までは、Chicagoでやったリーダーシップ以外、ミクロ経済、ファイナンシャルアカウンティング、統計という感じで、かなり定量的な内容ばかりでしたので、この授業にはとてもワクワクしています。


内容は完全にケーススタディ。バンバン指されますし、手を上げないと意見を言えない状況ですね。ということで、事前にケースを読み込み、自分なりに整理して臨む必要があります。(当たり前ですけど)てか、いきなり昨日は指名されて、クラスメート2人で簡単なロールプレーもしました。


ポーターのファイブフォース的なフレームワークも使いますし、ミクロ経済で少し習ったゲーム理論もバリバリ使って組織内外から見た戦略の合理性を議論していきます。ケース自体は新しい題材ではないですが、基本となる考え方を身に着けることに主眼を置いているので、そこは問題がないようです。もちろん、教授とのやり取りには、アップル、アメリカ/ヨーロッパ財政危機といったライブなケースも話がたくさんでますけどね。


Luis Garicano


担当はLuis Garicano教授で、Visiting Professorとして我々に教えてくれています。1998年から2006年までの間、シカゴで教鞭をとり、途中MITとLBSでも教えていました。現在は、Management and Economics Departments at the London School of Economicsの教授です。


また、マッキンゼー等のプロジェクトにも関わっており、欧州の経済再建や財政問題についての実績も豊富のようです。


スペイン人ということで、アメリカ人とはまったく違う雰囲気で、個人的には非常に楽しかったですね。クラスメートもみんな好印象といった感じです。


というわけで、明日のケースを予習しま~す。

本日は試験日でした。午前中にミクロ経済のFinalを3時間半、午後に統計学のMid Termを1時間半という流れ。

さあ、どうなったのでしょうか。まあ、なんとかなったとは思いますが、過去は変えられないので未来を見ましょう。

どちらの試験もClosed Book(教科書等は持ち込み禁止)ではありますが、Cheat Sheetは持ち込み可となっております。いわゆる自分で作ったカンニングペーパーってやつですね。これを作ることで頭の中を整理できますので、それ自体が復習になっていると思います。

なかには、単純に教科書の内容をコピペする同級生もいますが、この手の連中は本番で撃沈するタイプです。なぜならば、自分で理解していないので、いざ本番でもカンニングペーパーが役に立たないということです。

ちなみに、ミクロ経済のCheat Sheetは以下の通りです。A4二枚(つまり、4面OK)まで持ち込み可です。

$日々の戯言+Executive MBA=Who knows??

$日々の戯言+Executive MBA=Who knows??

ありがとう、Cheat Sheet
久々の投稿っすね。

現地時間の23:30頃にシンガポールに着きました。

今は1:44っす。大雨っす。真っ暗っす。腹減りました。

月曜日は恒例のテストで、ミクロ経済のFinalと統計学のMid termがあります。

今週の授業はFinancial Accountingの最終回とCompetitive Strategyの初回です。両方とも非常に興味がある内容ですので、かなり楽しみです。

少々話が飛びますが、最近EMBAに興味があるという方と結構話す機会があります。

知り合いの知り合いだったり、先日のセッションで名刺交換した方など。

純粋に人と話すと楽しいですし、去年の自分を思い出して、エネルギーをもらっています。

また、会社の同僚もEMBAを考えている人が数名いて、Chicagoではないかもしれませんが、どこのプログラムに行ったとしても、非常に有意義な経験になるのは間違いないです。

仕事を続けながらの勉強はとても意義が高いと思いますので、是非少しずつでも輪が広がっていけばいいなと思います。

フルタイムでMBAを取得することが主流ですが、時代のニーズに応えて、少しずつ流れが変わってくることをちょっと期待していたりして。

では、寝ます。