関西寿司行脚~この日はランチで寿しおおはたへ。
場所は北新地の南側、ANAクラウンホテルの脇の雑居ビル2階。
ランチはおまかせにぎりで6000円から。

親方の大畑雅道さんは44歳。和食やフレンチなどの技法を参考にしながら
独自の味を追求する親方。坊主の風貌とは裏腹に?良く説明してくれるので
ネタや、仕事について色々聞いてみると楽しいかもです。

この日の握りは
細魚(大葉入れて)、鮃昆布締め(宮城)、金目鯛、
赤身漬け、中トロ、小鰭、墨烏賊、鯖(対馬)
鰤(能登)、牡丹海老昆布締め、海胆、車海老、穴子、干瓢巻、玉子

13貫+巻物、玉子の握り。

シャリは白酢2種類、赤酢2種類、合計4種類の酢をブレンドし
どんな魚にも合うシャリを目指しているとのこと。
マグロは築地から。関西のお寿司屋さんの難しい所だと。

印象的だったのは金目鯛。
こちらをなんと切りつけた後に、
粉末昆布を溶かした漬け汁につけるという、瞬間昆布締め。
脂多めのクセが消えて旨い。



鯖は締めるときに砂糖を入れて締めるという江戸前にはない発想で締める。
脱水し、旨味を濃くして、味をまろやかに~旨っ。




そして圧巻は車海老。さっと海老を蒸し器で蒸してから、
アメリケーヌソースにインスパイアされた
海老の出汁で作ったつめを塗る。海老×海老の旨味で口の中全体が海老!海老!



上手く味を整える能力が半端無く高く、
食べ飽きない寿司を提供してくれた1時間ちょっと、あっという間の時間だった!
江戸前の仕事を研究し、新たな技法を入れたオリジナルの握りの数々。
見て、食べて、聞いて、驚くことしきりの寿司だった!!
季節を変えてまた訪れたいお店です!


寿し おおはた寿司 / 北新地駅大江橋駅渡辺橋駅
昼総合点★★★★ 4.3