読書について / ショウペンハウエル | [A] Across The Universe

読書について / ショウペンハウエル

ショーペンハウエル、ドイツの哲学者。
初めて著書を読んでみた、それも岩波文庫。
哲学臭さと、訳の回りくどさは岩波独特のもの。
苦労しながら読み進むも、内容については読書家には耳が痛いことばかり。


・読書は他人の思想をなぞるだけであるから、多読は慎むべし
と書かれると、読書は悪いことなのかと思うとさにあらず。
自分の頭で「思索」することが大切なのだとおっしゃる。

・悪書を読まないためには古典を読むべし。
非常に納得できる。
新刊を読み続けられるほど人生は長くない。
評価の定まった古典を何度も読み続けることが最高の読書法なのだろう。

わかっていながらも今日もamazonで本を買い続け、BookOffで本を売り続ける。






ショウペンハウエル, Arthur Schopenhauer, 斎藤 忍随
読書について 他二篇