2009年08月17日

靖国神社

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終戦記念日の翌日。
初めて靖国神社を参拝した。

終戦記念日に参拝しようかと考えたが、多くの遺族の方が来られる日にわざわざ混雑度合いを深めるよりも、翌日のほうが良いと考えたからだ。

はじめて訪れる靖国神社は、想像よりも静かな場所だった。

ここに祀られているのは、英霊の方々。
他の神社のように、神話に登場する神様が祀られているわけではない。

だからなのか、色使いも他の神社で親しんでいる赤と白がメインの色使いではない。


[A] Across The Universe-yasukuni



軍服を着て進軍ラッパを吹きながら行進する人。

家族に宛てた遺書の掲示板の前に立って、当時の戦争の思い出を誰となく語る人。

ここには、他では感じることのできない、靖国神社の空気がある。



遊就館にも足を運んでみた。


[A] Across The Universe-zero



一通り回ってみたが、よく批判される「戦争賛美」というイメージはあまり感じられなかった。

ここは祭神である英霊にまつわる品々が展示されている場所。
日本のために戦った方々のためにある場所。
戦争にまつわる博物館ではないのだから、当然だろう。

ただし、日露戦争を解説するフィルム等で「日本軍大勝利!」などという言葉を繰り返し聞かされていると、複雑な気分になってくる。
そこには、日本軍が勝利したという事実ではなく、「大勝利」という言葉で聞く者の心を鼓舞しようとする意思が感じられるからだ。

そして、初めて見た人間魚雷「回天」は、予想よりもかなり大きかった。
日本を守るために、この黒い潜水艦に乗って孤独に敵に向かったのかと思うと、その真っ黒な色のせいもあり、暗澹たる気持ちになる。


日本を守るために命を落とした人々が祭られている場所、靖国神社。



そして、罪のない多くの人々がたった一発の原爆で命を落とした凄まじさを、圧倒的なパワーで語る広島の平和記念館。


日本人なら、この二つの場所を必ず訪れる必要があるのではないだろうか
昨年と今年にかけて、二つの場所を訪れてそう思った。
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2009年08月11日

君看よ双眼の色

テーマ:ブログ
昨年、鍵山秀三郎先生の講演会でお話しいただいた詩がある。
相田みつおの「憂い」と言う詩だ。

君看(み)よ双眼の色 語らざれば憂いなきに似たり



先日の昼、何気なくTVを見ていると、ちょうど中川翔子の母が娘に書いた手紙を読んでいるところだった。


翔子が生まれた時は、母子とも非常に危険な状態だったこと。

翔子が9歳の時に父親が亡くなり、母親は絶望の縁にいたこと。

思春期に翔子がいじめに遭い、不登校、引きこもりになってしまったこと。

自分の感情のコントロールが出来ない翔子は、暴れ回り、父親の写真をすべて焼き捨ててしまったこと。

泣き疲れて眠ってしまい、そんな翔子を毎晩抱きしめながら母は眠っていたこと。



そんなエピソードを盛り込みながら、世界一大切な娘へ、と愛情あふれる手紙が母により、とつとつと読まれた。

少し微笑みながら聞いていたしょこたんだったが、自分から父親の話を始めた途端、堰を切ったように涙があふれて嗚咽が漏れた。

「今まで一度も謝れなかったけど、本当にごめんなさい」

振り絞るように出したその言葉は、見ている者のこころに響いた。



君看よ双眼の色
語らざれば憂いなきに似たり

人にはそれぞれ、目を見ただけではわからない、心の奥深くに憂いを持って生きている。

そんなことを、彼女のの涙からあらためて感じた。




鍵山先生が朗読してくださったのは、この詩。




憂い

相田みつを


むかしの人の詩にありました

君看よ、双眼の色
語らざれば、憂い無きに似たり

憂いが無いのではありません
悲しみが無いのでもありません
語らない、だけなんです
語れないほど、深い憂いだからです
語れないほど、重い悲しみだからです

人にいくら説明したって
まったくわかってもらえないから
語ることをやめて
じっと、こらえているんです
文字にも、ことばにも
到底表わせない
深い憂いを
重い悲しみを
心の奥深く、ずっしり沈めて
じっと黙っているから
眼(まなこ)が澄んでくるのです

澄んだ眼の底にある
深い憂いのわかる人間になろう
重い悲しみの見える眼を持とう

君看よ、双眼の色
語らざれば、憂い無きに似たり

語らざれば、憂い無きに似たり




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2009年08月08日

感奮興起

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致知8月号のテーマは「感奮興起」。

この号にはすごい対談が載っていた。

なんと王貞治氏と荒川博氏。
私もかつてTVで、王さんが和室で荒川コーチの指導を受けながら畳をすりつぶしているのを見たことがあった。
お二人の対談は初めてとのこと。


何ともいえない厳しさと、話の端々から優しさが感じられる対談だった。


お二人が初めて会ったのは王さんが中学生の時だったそうだ。

隅田公園で中学生の王さんが試合をしているときに、当時プロ選手だった荒川さんが暇つぶしに試合を見にきていた。
そこで凄いピッチャーを見つける。

しかし、そのピッチャーは左投げなのに打席は右。
そしてあまり打撃はうまくない。

荒川さんはその選手に近寄って、次の打席は左で打つように薦める。

素直なその選手は知らないおじさんのアドバイスを受け入れ、次の打席は左で打ち、右中間真っ二つのヒットを打つ。

それが中学2年生の王さん。

荒川さんは彼を母校の早実に入れようとするが、王さんの両親は彼を進学校に入れようと受験勉強をさせていた。

しかし、王さんは第一希望の高校には落ちてしまい、結局早実に進むことになる。



そこから何年も二人が会うことがなかった。

次に会ったのは7年後、王さんは既に巨人のスタメンだったが、今ひとつ伸び悩んでいた。
川上監督はそんな王さんのコーチとして荒川氏を呼ぶ。

毎日試合後に荒川氏の自宅での猛特訓。
納得が行くまで終わらないので、下手をすれば朝を迎えることもあった。

なかなか結果が出ないが、半年経った頃からホームランが出始める。

王さんのホームラン量産はそこから始まった。


対談を読んでわかったことは、王さんは「素直」の達人だということ。
松下幸之助も「素直」になることが大切だといつも言っていた。

王さんは子どもの頃から、プロ野球選手になっても「素直」に忠実に荒川さんの指導をこなしていた。
「やらされて」やるのではなく、指導者をとことん信じて受け入れ、努力する。

あの偉大な記録の裏には、努力とともに「素直」があったのだ。



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