2009年01月22日

ジャポネ@有楽町

テーマ:グルメ?
もうジャポネは何度目かのチャレンジ。
その噂はいろんな人から聞いているのだが、お昼時はいつも20人くらいの行列が出来ていて、並ぶと絶対に昼休みの尺では間に合わないと思われ、毎度断念。

今回は昼時にたっぷり時間が取れたので、11時過ぎに訪問。

なんと既に17人待ち。


待っている間に厨房を見ていると、既に茹で上がったスパゲティと思われる麺を炒めるわ炒めるわ。
それも半端じゃない量をとめどなく炒めている。
注文も「並」で頼む人はほとんどいなくて「大」かその上の「横綱」。

そしてやっと待って席に着いたのが12時前。
席に着くまでにたっぷり40分待ち。


頼んだのはこの店定番のジャリコ「並」。

[A] Across The Universe-japone

確かにうまい。

しかし、なんというか、
いわゆるスパゲティではない。

スパゲティみたいな柔らかい太目の麺を、脂たっぷりで炒めて、たっぷりの小松菜を入れて、ちょっとの豚肉と大葉とトマトを入れて、醤油で和風の味付けにするとこうなる。

安いし、量もそこそこあるしホントにうまい。


しかしね、次も貴重な昼休みを1時間もつぶして食べる気にはならないな。
並ばないなら、また食べても良いけど。
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2009年01月14日

メイク・ア・ウィッシュの大野さん / 大野寿子

テーマ:
もし自分の子供が命にかかわる病気にかかって、それでも子供が願いを持っていたらどうする。
親が願いを叶えてあげられる望みとは限らない。

アーティストに会いたい。
旅行がしたい。
野球が見たい。

そんな子供の切実な願いを叶えてくれるのがメイク・ア・ウィッシュという団体。
大野さんはその団体の事務局長をなさっている。



美緒ちゃんは小学6年生。

自分の絵本を作るのが夢だ。

題名は「いちばん大切なもの」

いつももめごとばかり起こす、森の動物仲間6人がお宝を求めて旅に出る話。

4月。

その時点で、大野さんは担当医の先生から残された時間が短いことを告げられる。
大野さんはプロの絵本画家依頼し、出来るだけ早く絵本を完成させようとする。

絵については病室で美緒ちゃんと相談し、美緒ちゃんのアイデアが採用されていた。
また、美緒ちゃんは同じ病気で闘っている子たちに元気を出して欲しい、と作った絵本をプレゼントすることも提案していた。

絵本完成を前にした6月のある日、美緒ちゃんのお母さんから大野さんに連絡が入る。

「もうあまり良くないんです」

その日は日曜日だった。
次の日の月曜日が納品の予定だった。

一部でもいいから完成した絵本を美緒ちゃんに見せたい。

手当り次第に電話をかけて糸口を探す。

しかし、この日は日曜日。

工場が休みではどうにもならない。



そこへ電話が一本。

お母さんからの悲しい知らせだった。

たった一日。

間に合わなかった。


翌日、大野さんは出来上がった絵本を持って美緒ちゃんに会いに行く。

病気の子供達にプレゼントする絵本につけるしおりには、美緒ちゃんの言葉が印刷されていた。

美緒ちゃんは、こんな言葉を書いていた。




つらいのは きみひとりじゃないよ

みんなでいっしょに がんばっていこうよ

てをつないで さあ

みんなでけんこう そだてよう


清水美緒





命の炎が燃え尽きようとしているときでも、

美緒ちゃんは「つらいのは きみだけじゃないよ」病気と闘うみんなを励ましていた。




そして、絵本となった「一番大切なもの」の物語。


旅に出た、もめごとばかりの6人組は、最後にお宝を見つける。

しかし、お宝の中身は空っぽだった。

そこでみんなが気づく。

僕たちの友情こそが宝物なんだ。



夢をかなえることが明日を生きる力につながる。
そんな素晴らしい活動をされているメイク・ア・ウィッシュの方々を陰ながら応援していきたい。





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2009年01月11日

不運の薦め / 米長邦雄

テーマ:
米長氏、当時49歳11ヶ月。
王将、竜王、王位、棋聖、棋王を制覇したが、6度挑戦してもどうしても名人位だけは獲ることが出来なかった。

1993年、7度目の挑戦。
相手は中原名人。

3戦までは米長氏の連勝。

4戦の前、米長氏は若手の研究会に自ら赴き、後輩に教えを乞うた。


果たして4戦では検討していたのと同じ局面となる。

2日に及ぶ対局を制して米長氏は名人位を獲得し、史上最年長の名人が誕生した。

40代半ばでスランプに陥った米長氏は、率直に後輩に理由を尋ねてみた。
なんと自分の18番だと考えていた戦術は既に若手によって研究され尽くしていた。

そこから米長氏の復活が始まる。

自分の古い戦術は捨て、新しい戦術を身につけ始めるのである。
40代半ばから。

自宅の隣に道場を設けた米長氏は、若手棋士を集めて研究を始める。

そのメンバーがすごい。
当時20代の谷川浩司、10代の羽生善治、森内俊之など蒼々たる面子が集まり研究を重ねる。
この道場が名人獲得の原動力となった。

20歳も下の若者に率直に教えを乞う姿勢。
地位や肩書きが邪魔をして普通は出来ないことだ。
それを平然と出来るかどうかの違いが、凡人と名人の差となる


かつて大山康晴15世永世名人は、「どういう局面で長考するのですか?」と問われ、「うまくいきすぎている時です」と言下に答えた。



「不運とは、実は幸福の根源なのです。考え一つで幸運に変えることが出来るのです」
私がこう言うのは、そうした経験をいくつも積み、不運の時期を切り抜ければ幸せになれると確信を抱いたからだ。幸せも、不幸せも、川の流れのごとく動いているのである。






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2009年01月08日

「成功」と「失敗」の法則 / 稲盛和夫

テーマ:
「動機善なりや」

「私心なかりしか」

稲盛氏が事業を行う上で、己に問いかけ続けていた言葉。



昨年、月刊致知創刊30周年記念パーティーに出席した。

出席されていた方の中には稲盛氏のお顔も。
最初にスピーチをされたのが稲盛氏だった。

名刺交換をしようと、稲盛氏のところに向かうが長い行列ができている。
やっとたどり着くと、氏は握手をする前に顔の前で両手を合わせ、握手をしながら私の耳に顔を寄せ

「人生頑張ってくださいね」とおっしゃった。

感動とも興奮とも言えぬ、言葉に表せない気持ちが湧いてきた。

そのようにして、すべての方に声をかけていた。


この本は、稲盛氏が月刊致知に寄せた巻頭の言葉を集めたものである。

短いながら、濃縮された言葉の力を満喫することが出来る。

短いながら、深いが故に心を打つものがある。



私はその「試練」とは、一般的にいわれる苦難のことだけを指すのではないと考えています。人間にとって、成功さえも試練なのです。

例えば、仕事で大成功を収め、地位や名声、財産を獲得したとします。人はそれを見て「なんと素晴らしい人生だろう」とうらやむことでしょう。ところが実は、それさえもが天が与えた厳しい「試練」なのです。

成功した結果、地位に驕り、名声に酔い、財に溺れ、努力を怠るようになっていくのか、それとも成功を糧に、さらに気高い目標を揚げ、謙虚に努力を重ねていくのかによって、その後の人生は、天と地ほどに変わってしまうのです。つまり、天は成功という「試練」を人に与えることによって、その人を試しているのです。





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2009年01月05日

ぼくは うみがみたくなりました / 山下久仁明

テーマ:
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

書評というのにはおこがましく、すっかり自分が読んだ本の備忘録blogと化しています。
音楽もかなりの数を毎月仕入れてはいるのですが、書く暇もなく。
当面はこんな形でのblogを続けさせていただきます。

立ち寄ってくださった方、ありがとうございます。
ほんの少しでも参考になれば幸いです。



今年最初は、この本。


この本は「障害」をテーマにしている出版社である「ぶどう社」から出版されている。
自閉症をテーマにした小説だ。
著者の山下さんは、自閉症の息子さんを持っているため、おそらく細部にわたって正確に描かれているに違いない。

淳一。
20歳前で自閉症。
車の普通免許の学科試験問題集を解くのが趣味。
答えは正確。
一日に解く問題数もこだわりがある。
好きな車は緑のステップワゴン。

そんな彼が、看護師見習い中の明日美とドライブに出ることになる。


知らない人についていってはいけません。

この女の人はいい人です。

ステップワゴンに乗っている人です。

ぼくは海が見たくなりました。



二人の珍道中は、淳一の幼稚園時代の園長先生夫妻をも巻き込んで、とんでもない方向へ走り出す。

淳一の心の語りが描かれる部分は秀逸。

実態を良く知らない私たちにも、彼らの感情が手に取るようにわかる。

今までよりも優しく彼らのことを見守ることが出来るような気がする。

園長先生の言葉も深い。


「ボクはね、みんながもっと普通に考えられないのかな、ってどうしても思うんだ。
ハンディを持った子は自閉症やダウン症だけでなく、いろんな種類の症状を持っていて、それを合計すると、100人に1人は生まれてくる計算になる。約1パーセントだ。でもって生物学的に見ると。人間はまだまだ進化を続けている生物で、そういう生物が子孫を残すときには、必ずこのぐらいの確率でハンディを持った子孫が生まれてくるらしい。ということは、この数字は人間が人間として生き続けるためには変えられない数字なんだ。そのことをね、もっと大勢の人に知ってもらいたいとボクは思う」





ただ、知的障害を持つ人の犯罪が報道されるたびに心は揺れる。

この本に出てくるように、周囲の方々は心を削って日々彼らのために頑張っている。

政策としても、彼らを出来るだけ社会に溶け込ませる方向だ。

その一方で、悲しい犯罪も起きている現実。

どうすれば良いのか、答えが見つからない。

ただただ悲しくなるだけだ。




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