2007年08月30日

ママでなくてよかったよ / 森下純子

テーマ:
壮絶な闘病記。
しかし、強烈な生のエネルギー。

不倫を乗り越えて結婚し、子供も授かったものの、そこに待っていたのは夫の理不尽なDVだった。
やっとのことで家を飛び出し、夫に悟られないように子供の名前まで改名。
やっと落ち着いたかに見えた生活は、息子が小児がんになったことにより、親子二人の闘病生活に変わっていく。

小学1年生。
まだ6歳。
そんなシゲに母親はがんの告知をする。
たった二人、一心同体で生きてきた母子だからこそできる告知。
そこからシゲは気力を振り絞って治療を続ける。

辛い検査が続き、ぐったり疲れきったシゲを見て母親は号泣する。
そんなときだった。
シゲは点滴につながれた腕を持ち上げ、母親の頭をなでながらこう言うのだ。

「ママでなくてよかったよ」

自分ががんだと知っていて。


この本が発刊された当時、子供に告知を行う是非について論争になったという。
しかし、この本を読んでわかるのは、最後の最後まで親子で二人三脚で病気に立ち向かった、ということだ。
この親子だったからこそ、告知を行った上で運命を受け入れることが出来たのかもしれない。

余命3ヶ月の宣告を受けた時も、母親はシゲに余命を伝え、治療法を選択させる。


「絶対にがんばるもん! せめて15年でもいいから、せめて生きたい!」

「あと、15年かぁ・・・。希望的観測だなぁ、シゲ。15年分生きようよ。短いかもしれないけれど、15年分燃焼すればいいじゃん!」

「15年分かんばるもん!」

「15年分頑張ろうよ! ママだって死んでもらいたくないよ! 大事な命だもん! じゃあ、シゲの意思を尊重して、治療する。それでいいね。」

「うん!」

「はい! 決定! 頑張るんだよシゲ! 弱音を吐くなよ!」

「お友達と遊ぶんだもん!・・・・・・・・」

「ママと二人で頑張ろう! 指切りげんまんしよう!」

「指切りげんまん、うそついたら・・・・・・どうしよう?」

「・・・・・・ママを置いていかないでください・・・・・・一分でも一秒でも長く生きてね」





読み終えて、何度も何度も自分の娘を抱きしめた。
お願いがひとつだけあります。
パパよりも長生きしてください。






森下 純子
ママでなくてよかったよ―小児がんで逝った8歳 498日間の闘い (朝日文庫)
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年08月27日

なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? / パコ・ムーロ

テーマ:
そもそも本のサイズが手に取りやすく、読むのに時間もかからないのが人気がある理由だろう。

最初の寓話、古代魚と陸に上がったカメの話は「チーズはどこへ言った」を思い出す。

チャレンジし続けよう、変化し続けよう。
エグゼクティブに向けて書かれているため、常に前進あるのみ。

エグゼクティブがゴルフをする理由。
それはビジネスのごとく戦略とリカバリーが重要だから。
その通りだがストレートすぎる。

疲れているときに読むのはやめておこう。





パコ・ムーロ, 坂東 智子
なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年08月22日

はれた日は学校をやすんで

テーマ:
「いけちゃんとぼく」にやられてしまい、
再びサイバラの本を購入。

間違いない、この人は天才だ。
今まで気づかなかったことが悔やまれる。
世間では既に評価されているはずなのに、マンガというだけで私の守備範囲に入ってこなかった。
しかも、サイバラは多分に誤解されている。
シリアスさとのバランスをとっているのか、照れ隠しなのかは知らないが、ハードな面ばかりが強調されている。

周囲を冷静に認識する女生徒を描き、アイデンティティーが確立していく過程をシビアに見せつける
「はれた日は学校を休んで」

男の子の友情を明るいトーンで笑わせる
「」やまもとくんとまぶだち」

ジョンと名付けた犬を通して、子どもが死の意味を知る
「ジョン」

どれもこれも素晴らしい。






西原 理恵子
はれた日は学校をやすんで
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年08月19日

阿蘇で夏休み

テーマ:ブログ
今年の夏休みは九州まで足を伸ばしてきた。
娘と妻は、転校した友達親子と福岡で再会を楽しみ、私は湯布院でまったり。
レンタカーを借りて阿蘇の自然も満喫してきた。
夏真っ盛りで気温は高いが、首都圏の蒸し暑さとは全く違う暑さだった。
湿度が低いため日陰に入ると涼しく過ごしやすいのだ。

阿蘇ではゆっくり3日間。

阿蘇

北海道出身の自分としては、雄大な自然は見慣れているつもりだったが、阿蘇の景色はそんな私を圧倒した。
阿蘇は自然ではなく、地球の雄大さを感じさせる。

日本にいることを忘れさせるような、阿蘇を囲む外輪山と中岳、高岳の山々。
中腹にぽつんと出来上がったプリンのような米塚。

日本には、私が知らない素晴らしい自然がまだまだ残されている。

ハワイにも行ってみたいが、こんな素晴らしい自然を見てしまうと、日本をもっと見て回らなければ、とも思う。

今年の夏は阿蘇の緑にエネルギーをいただいた。
ありがとうございました。

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2007年08月09日

福岡、そして福岡・・・

テーマ:ブログ
明日は福岡に日帰り出張。

そして明後日は夏休みの九州家族旅行でふたたび福岡へ・・・

福岡とかなりご縁があるようで、ありがとうございます。
楽しませていただきます。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年08月08日

強い自分になる方法 / カウフマン+ラファエル+エスペランド

テーマ:
子ども向け、小学生がメインの対象となるのだろう。

まず、この本では「強くなる」とはこういうことだよ、と定義づけている。

・自分がどんな人間で、何を大事に思うかがわかっていること、そして正直になること。
・いいたいことをこどういえばいいか知っていて、いうべきときにはいうこと。
・いつもきみの味方になってくれる人がいること - それはきみ自身だ。

そして、感情の整理の仕方をまず教える。
「おもしろい」と「わくわくする」の違い
「おちこむ」と「つらい」の違い

自分の感情をうまく説明することができれば、短絡的な行動を抑制することが可能になるかもしれない。
例えば、最近はなんでも「ムカつく」で済ましてしまうが、その背景に「怒り」があるのか「恥ずかしさ」があるのか、あるいは「怖れ」があるのかわからない。
「ムカつく」だけでは次の選択肢が非常に狭いものになってしまう。

自分は自分でいいんだよ。
そのままのきみでいいんだよ。
そうやって自尊心を高めていこう、というきっかけになる本。

なんだか、以前会社の研修で似たようなことをやった記憶がある、と思っていたが、巻末で社会人向けのプログラムを子ども向けに改良した、と書かれていた。
大人が読んでも違和感がない。


自尊心とは「これが自分だ」と思って、その自分に心の中で「よくやってるよ」といえることなんだ。





カウフマン, ラファエル, エスペランド, 和歌山 友子, ヨシタケ シンスケ
強い自分になる方法―心のちからを育てよう
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年08月06日

慶楽@有楽町 

テーマ:グルメ?
「今日は一人で夕食済ますこと」という指令が下り、以前から行ってみたかった有楽町「慶楽」へ。
人気店だけあって、店内はほぼ満席。
しかし、こちらは一名のためなんとか席を確保。

一度食べてみたかったのが、これ。

ちゃーはん

上湯炊飯という「スープ入りチャーハン」。

中華料理の定食によくついてくる、中華スープがかかっているだけだったら・・・ちょっとがっかり、と思っていたのだが全く違った。
チャーハン自体がパリッとしているため、時間が経ってもベチャベチャにならず、スープもダシの効いた薄味でチャーハンにぴったり。
これは癖になる味だ。
世の中には知らなかった美味しいものが、まだまだたくさん残されているなぁ。
なんとかしてこの味を家庭でも復元出来ないものだろうか。
そのためには家族を連れてくるしかない。
そう、家で美味しいものが食べたければ、美味しいものを食べてもらわなければならないのだ。

欲張って水餃子まで頼んでみたが、こちらのスープはよくある定食についてくるスープで少しがっかり。
餃子自体はウマウマなのだが、そもそも一人なのに頼み過ぎだった。
なんとか完食したが、チャーハンを頼んだ時のサイドオーダーは、シェア出来る人がいるときに注文しよう。

スープ入りチャーハン ¥1,000
水餃子 ¥900
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年08月02日

賢者の書 / 喜多川泰

テーマ:
「まったく新しいファンタジー自己啓発書!」
帯にはこう書かれている。

ファンタジーの形を借りた自己啓発書は実はこれまでもある。
しかし、成功哲学の基本をこれだけわかりやすく、これだけコンパクトにまとめた本は初めてかも知れない。

家庭もうまく行かず、仕事でも行き詰まったアレックスは過去に浸るべく、昔暮らしたことある土地に赴く。
そこで出会ったのが、賢者の書を完成させようとしていたサイーダと言う少年だった。
サイーダは既に9人の賢者と会い、あと一人で書は完成する。
疲れて眠りに落ちたサイーダは、完成途中の賢者の書をアレックスに読むことを許可する。

賢者の教えはそれぞれ最後にシンプルにまとめられている。
例えば行動。

行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ失敗でもない。
我々が手にするものは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルの1ピースに過ぎない。
大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと。そして、行動の結果帰ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかと考えることだ。



愚かな人間が同じ失敗を繰り返すのは、自分に与えられているピースを不要と判断して、どこに当てはめられるか考えずに、捨ててしまうからだと言う。
そのため、大いなる力は必要なピースをその者に何度も与えようとする。

うまく行かないことが続く時は、自分に必要なピースがどこに当てはまるのか考えてみよう。


小学生の娘にも読ませてみよう。
繰り返し読めば、自分を信じて生きていくことが出来るようになるだろう。






喜多川 泰
賢者の書
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。