2006年08月27日

マザー・テレサ -あふれる愛- / 沖 守弘

テーマ:
マザー・テレサがノベール平和賞を受賞する以前から写真を撮りつづけていた写真家の記録。
発行されたのはマザーがまだ健在だった1985年、約20年前の本である。

1974年、カルカッタの人口増加の状況を撮影に言った日本人の写真家は偶然マザー・テレサのことを知る。
紹介状を手にマザーの元に訪れると、マザーはパスポートを作ってあげるからノートを出せと言う。
そしてそのノートにサインを始める。

" Please allow him to take photos, M.Teresa"

こうして著者はマザー・テレサの施設にどこへでも入って撮影が可能になった。

文庫本ながら、マザーの活動を撮影した写真が多数収められており、生前のマザーの活動をうかがうことができる。


Poor is beautiful
マザー・テレサが好んで使った言葉。
なぜ貧しさは美しさなのか、この本を読むと理解できる。


マザー・テレサという名は永遠に忘れられることはないだろうと確信する。


沖 守弘
マザー・テレサ―あふれる愛

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2006年08月26日

平田牧場

テーマ:グルメ?
山形で食べた平田牧場の豚肉はメチャウマだったよな、などと思い出していたら、コレドに平田牧場の直営店があることを思い出し、たまらず会社帰りに行ってしまった。

せっかくだから桃園豚の特厚ロースを注文。
「特厚」だから揚げるのに20分かかるとのことで、その間ビールと「やわらかげんこつ煮」を頼む。

これがその「げんこつ煮」

げんこつ

豚の角煮なわけだが、脂が苦手な私でさえこの平田牧場の豚肉の脂は「ウマイ!」と思う。
臭みが全くなく、とろけるような脂の食感は絶品だ。

本を読みつつ、桃園豚の特厚ロースを待っていると、

やっと出てきた。

桃園

ものずごい厚み。

まずは塩をつけていただく。
と、その柔らかさに驚く。
こんなに厚いのに、柔らかい、そして豚肉のうまみがジュワーッと口の中に広がる。

普段からとんかつを好んで食べないため、うまく他との比較ができないが、こんなにおいしいとんかつを今まで食べたことないかもしれない。
平田牧場は特に豚肉(とんかつ)が苦手な人に食べていただきたい。
豚肉への偏見がすっかり変わってしまうこと請け合い。

しかし、ひとりでとんかつ食べて3,700円だといつも食べに行くのはむつかしい。

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2006年08月23日

青い空とおいしい空気と

テーマ:ブログ
お盆にしか夏休みをとれないなんて、大半のサラリーマンは可哀相だな。
などと思っていたのだが、そのお盆期間に夏休みを取るようになって今年で2年目。
会社として休暇がないため長期休暇は年中いつとっても良いのだが、子供が学校に通うようになると、オフシーズンに長期休暇を取るわけにもいかず。
高速で首都圏を抜けるのに3時間もかかりつつ、この夏は東北に車で旅行に行ってきた。

山形2泊、岩手2泊、宮城2泊。
毎日違う温泉旅館を泊まり歩き、おいしいものを食べ、おいしい空気を吸ってきた。

本当においしかったな、米沢牛、庄内の岩ガキ、平田牧場の豚肉、前沢牛、鮎の塩焼き、三陸のウニ、仙台の牛タン。
水がおいしいから酒もうまいし、米もうまい。


羽黒山の五重塔は法隆寺や薬師寺の五重塔とは違った荘厳さがあり、飽きずにしばらく眺めていた。

羽黒山



こちらに戻ってきて仕事が始まって3日が過ぎた。
毎日東北の青空を思い出している。

もうちょっと頑張ってみるか。

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2006年08月06日

修身教授録 / 森信三

テーマ:
「国民教育の父」森信三先生が昭和十二年、大阪天王寺師範(現大阪教育大学)本科一部生へ行った「修身」授業の記録。
「修身」といいつつ、授業の中身は一般的な徳目ではなく、人生の意義、生き方の本質に迫る素晴らしいものだ。
二年間にわたる授業の記録。
授業の底に一貫して流れる感覚は、静かであるものの厳しさを感じる。
授業の臨場感が読む側に伝わってくる。
戦前の日本では、これほど素晴らしい教育が行われていたのかと感動する。
現在の先生たちが、森先生の授業の一割でも吸収することができれば未来の日本は違ってくるだろう。



かくして傲慢は、外見上いかにも偉そうなにもかかわらず、実は人間がお目出たい証拠であり、また卑屈とは、その外見のしおらしさにもかかわらず、実は人間のずるさの現れと言ってもよいでしょう。そうしてこのお目出たさとずるさとは、それが真実でない点では一つであります。実際事実においても、目上の人に向かって卑屈な人間は、目下のものに対しては、多くは傲慢な態度をとるということは、すでに申した通りであります。(謙遜と卑屈より)


ですから時には、相手の人物が自分より劣っていると考えられ、また周囲の人々も、内心それを認めているような場合でも、とにかく相手が地位の上で上位者である限り、それ相応の敬意を欠いてはならぬと言うことであります。(中略)また妙なもので、かような態度で仕えていますと、それほどでもないと思っていた相手の中にも、しだいに長所が見えてくるものであります。否、人間の知恵と言うものは、そうした態度によって初めて磨かれるものであり、また人間の知恵というものも、そうした態度になることによって、これまで気づかなかった多くの事柄がしだいに見えてくると言うわけです。(上位者に対する心得より)


せめて書物だけは、毎日多少でも読むように努めねばならぬと思うのです。ところが食物ですと、一食食べなくてもすぐに体にこたえます。否、一食どころか、一時間遅れても大不平でしょう。(中略)ところが肝心の心の食物となると、何日抜けようと、一向に平気な人が多いようです。しかし、人間も、読書をしなくなったら、それは死に瀕した病人がもはや食欲がなくなったのと同じで、なるほど肉体は生きていても、精神は既に死んでいる証拠です。(中略)心が生きているか死んでいるかは、何よりも心の食物としての読書を欲するか否かによって、知ることができるのです。これこそ自分の心の死活をはかる、何よりのバロメーターと言ってよいでしょう。(伝記を読む時期より)


昔は剣術とか柔術とか言いながら、武の道を体していましたが、現在では剣道とか柔道とか言いながら、かえって技の末節にかかわって、道を忘れる傾向があるようです。思うにそれは、昔の人は真に道を貴んだが故に、みだりに剣道だの柔道だのとは言わないで、剣術・柔術と言ったのでしょう。ところが今の人は、道の貴さと厳しさが分からなくなったのです。それゆえ平気で剣道だの柔道だのと言うのでしょう。そのためにかえって道を逸する結果ともなるわけです。
ところで、以上申したことを、われわれ教師について申してみれば、教室ではいかにも先生ぶって、しかつめらしい顔をしていても、それだけでは駄目だというわけです。つまり、教師は教室よりも、むしろ廊下や、さらには学校への往復の道に気をつけねばならないのです。(平常心是道より)



かつて日本はこれほど質の高い修身教育を行っていた。
このような教育が戦後の高度成長の日本を支えたのだろう。
翻って現在の日本の教育はどうだ。
森先生は天で苦渋の表情を浮かべておられるに違いない。

現代に生きる全ての人に読んでもらいたい素晴らしい内容の本だ。
これからの人生、座右の書になるかもしれない。


森 信三
修身教授録―現代に甦る人間学の要諦


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2006年08月05日

成熟化

テーマ:ブログ
本日の日経一面。
住民基本台帳ベースでは、日本の人口は減少し始めたという。

教科書的には労働力人口が減少し始めると、一人一人が今まで以上に働かなければ経済は衰退する。
しかも高齢化が進むために、若年層の社会保障負担は否応なく増大する。
これまでは収入に占める公的負担割合が高くても、収入自体が増えていったため負担感は高くなかったが、収入増のカーブが緩やかになる、あるいは横ばいになる中で、負担感は増大していく。
おまけに所得税の累進性を緩和しているために、低所得者層ほど負担感を感じる時代がやってくる。
やはり、無駄な部分に税金をつぎ込んでいる場合ではない、という意味での改革は必要だ。
そういった意味で、小泉改革は今後の方向性をつけるためにも重要だった。

これからも、私たちが死んでからも日本は続いていく。

米国のように、自己責任を徹底し格差社会への道を進むのか。
しかし、格差社会は一旗揚げた者は大きな利益を獲得するが、底辺に位置する層の安定性に欠けることから社会の安定性、治安が悪化することは避けられない。

重税感に不平を漏らしながらも、弱者や老後に手厚い社会を目指すのか。
この場合には、国民の格差は広がらない代わりに、労働者の生産性が損なわれる恐れがある。

世界に先駆ける第三の道はないのか。
小泉後の総裁には、我々が目指すべき日本の姿を率直に語ってもらいたい。
靖国を報道するヒマがあれば、責任ある報道機関として少しは政策の内容でも解説しろ。
いまある素晴らしい日本の礎になった方々に哀悼の意をささげることに何ら異を唱えるつもりはないが、その前に今生きている日本人を大切にしなければならないのではないか。

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