ひとつ前の記事のコメント欄で「視聴者です」さんからご意見・ご質問を頂きました。ありがとうございます。『ガチバトル』のルールに関してです。

類似の疑問をお持ちの方もおそらくいらっしゃると思いますので、ここで回答させて頂きますね。



Q:>確か1回目の放送で、同じホールにいる知り合いから回転率などを聞いて立ち回るのはリアルの稼働でもすることだから可、みたいなことになってました。


A:はい、OKです。直接ナマの情報を収集できる情報網を持っているかどうかもパチプロの能力として重要だからです。

あと、それはルールとしてNGにはできないという事情もあります。判定する側が制御不可能なことだからです。


Q:>例えば30人連れてその地域に行ってもいいんですか?


A:ルール上は「OK」です。

ただし

もし現実にそのようなことが起きた場合は「審議」になります。

最終的な勝敗の決定権を握っているのは「行司」というのが番組の絶対ルールです。基本は数値ルールですが、それだけで勝敗を決めているわけではありません。

数値ルール上で僅差の場合は、他の要素も考慮します。

もしも上記のようなことが起きて、その方法を使ったバトラーが数値ルール上では僅差で対戦相手を上回るようなことがあったとします。その場合は「負け」という判定もあり得ます。

しかし

バトラーの2人に対戦地が告知されるのは対戦前日の23時です。その時刻から翌日の対戦地に30人を動員するのはかなり困難です。また、実際にそれができたら、それはそれでパチプロ能力が高いという加点ポイントになる…かもしれません。

ただ、(30人というのは極端な例だとは思いますが)番組の趣旨は、あくまで「ピンプロ」の能力の範囲内での対戦です。

どこからが「ピン」で、どこからが「集団」かという線引きをハッキリさせることはできませんが、できるだけバトラー本人も視聴者も納得できるような判定を出すようにはしています。

判定側は、ルールの盲点をついただけのような戦い方を良しとはしません。スポーツの世界でも往々にしてそのようなことが起きることがありますが、そのへんは勝負者のモラルの問題になります。


Q:>何が良くて何がダメか、細かいルールがあるんですかね。


A:あります。

内部的には、文字量にして約4,000文字程度のきちんとしたルールブックがあります。ただ、番組内でルールを説明できるのが数分間しかないので、その全てを視聴者の皆様に提示できる時間的な余裕がないというのが実情です。


実は、機会があればどこかで一度、ガチバトルのルール説明をするだけの番組をやりたいとはかねがね思っていたのです。


今回の「視聴者です」さんからの質問を頂いて、「やはりそれをやらなくては!」とも思い、皆さんがそれなりに考えながらきちんと番組を観てくれてるのだな、とも。。

番組を作っている側としてはとても嬉しく思います。


視聴者の皆さんが納得できるような番組作りのためにできる限り頑張りますので

今後の『ガチバトル』も、応援をよろしくお願いいたします!



次回は7月28日(木)

【ガチバトル!トーナメント~Aブロック第2試合・フナムシvsハブ僧~ 】

23:00から生放送!