Thinking every day, every night

夢想家"上智まさはる"が人生のさまざまについてうわごとのように語る


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すでに2017年4月期のドラマが終盤にさしかかってきたにもかかわらず、前期のドラマ評が遅れに遅れてしまいました。

 

もう諦めようと何度も思いましたが、内容が薄くても結果が大事と思い直し、不十分ながら何とか仕上げることができました。

 

他にも展覧会の報告や現政権の横暴ぶりに対する意見など、いろいろ書きたい記事が控えているのですが、これでようやくそちらの方にも手が付けられそうです。

…という間もなく、4月期のドラマ評を書く時期になってしまいそうですが(苦笑)


今回も『アワード』方式としますが、選に漏れたいくつかの作品について寸評も添えてみました。

 

なお、毎回のように但し書きしていますが、当ドラマ評は、青春もの・純愛もの・感動モノ大好きな私の独断と偏見の産物であり、事件もの・刑事ものとかエンタテインメント系作品を低く評価する結果となっているかもしれないことを予めご承知おきください。

視聴率と私の評価とは、ほぼ確実に反比例します(苦笑)

 

 

■総評

 

・飛び抜けた作品はなく、僅差の佳作

 

今クールは前クールの『逃げるは恥だが役に立つ』のように飛び抜けて秀逸という作品は残念ながら見当たりませんでした。
私の忙しさもあったからかもしれません。
最後まで大賞の候補に残ったのは以下の作品たち。

いずれも甲乙つけがたい好作ばかりでした!
 

『カルテット』(火22 TBS)
『東京タラレバ娘』(水22 日テレ)
『就活家族~きっと、うまくいく~』(木21 テレ朝)
『お母さん、娘をやめていいですか?』(金22 NHK)

 

 

・個人の才能ではなく、団体戦の様相

 

今クールは、『カルテット』といい『東京タラレバ娘』といい、たったひとりのタレントの輝きというより、チームが一丸となってドラマを盛り上げた感のある作品が目立ちました。

したがって、今回に限り、最優秀女優賞や最優秀男優賞の対象を個人に絞るのではなく、団体もありとしました。

 


・「根っからの悪」の出番なし

 

もうひとつ、今クール全体の大きな特徴として、本当の悪者とか巨悪の登場する作品が極めて少なかったことが挙げられるのではないかと思います。
どの作品も一見、悪者に見えても、根底では人間の善意を失っておらず、肯定的な未来を想起させて終わります。

 

私が鑑賞した作品の中で、強いて悪者を挙げるなら、『大貧乏』(日21 フジテレビ)における奥田瑛二演じる人材派遣会社DOHの代表取締役社長くらいのものですかねぇ〜
(もともと私の視聴対象に事件ものが少ないという面はあるとは思いますが、それを差し引いても)

 

タイトルからしてシビアな結末を覚悟していた『嘘の戦争』(火21 フジ)ですら、最後は未来に開かれた状態で終わりました。

理想論と言われるかもしれませんが、個人的にはこういう傾向は大歓迎です。

 


・感動もの?それともツッコミどころ満載ドラマ?

 

話題性のあるドラマには、大きく、ひとり感動に浸るものと、次の日に会話のネタになるいわゆる「ツッコミどころ満載・ネタ提供」ドラマの2種類に分けられると思います。

実際には、大真面目で制作しているのにツッコミどころ満載になってしまったというパターンもしばしばですが…(笑)

 

今クールでいうと、前者の感動モノは『嘘の戦争』、『就活家族~きっと、うまくいく~』とか『奪い愛、冬』とか『A LIFE~愛しき人~』あたり?
後者のツッコミどころ満載のドラマは『カルテット』、『レンタルの恋』『東京タラレバ娘』もこちらでしょうか?

 

私はふだんはどちらかといえば前者の方が好みなのですが、今クールは後者のドラマもなかなか弾けていて面白かったですね。

 


■各賞発表

 

◆大賞
◎『カルテット』(火22 TBS)

http://www.tbs.co.jp/quartet2017/

 

講評:

主人公に弦楽四重奏のユニットを選んだのがまず第一の加点ポイント! 

これまでにない切り口です。

 

しかもそれがいずれも鳴かず飛ばずの売れない、そこそこ歳を喰っていて今さら劇的な技術向上による一発大逆転も無さそうな演奏家の寄せ集め集団であるところがまた話を面白くしています。

 

この設定だけでもすでにストーリーを動かすには十分そうですが、さらに、逃げ場になるはずの実生活においても、要領が悪かったり、ひとりよがりの妙なこだわりが邪魔をしたり、周囲にうまく溶け込めなかったりして、退路を断たれてしまっている人々を主人公に据えているところが味噌ですね。

 

考えてみれば、夢を十全に叶えられた人などほんの一握りだし、ほとんどの人が自分をどこか欠落した人間であり実は周囲から遊離してしまっているのではないかと感じているわけで、それを極端な形で具現化した主人公たちに、私たちは「これは私だ!」という感情移入と、「私は特殊ではないんだ!」「それでも私のほうがまだましだ!」というカタルシスが得られるのだと思います。

 

もちろん、これだけの曲者をドラマの世界でうまく動かし、上記のような効果をもたらすためには、それだけの力量(というか懐の深さ?)が必要で、この『カルテット』では、そこを脚本家・坂元裕二を始めとするスタッフが見事にさばき切っていたと思います。

 

今回も「坂元裕二パワー」炸裂ですが、例によって、坂元裕二の作品は、評価が大きく分かれる「あくの強さ」を持っていて、今回も評価もおそらくピンからキリでしょうね…。

 

独特の会話のキャッチボールや独白を「よくぞ自分自身ですら気づいていなかった我が心のうちを的確に表現してくれた!」とか「こんな体験あったよなあ!」と素直に感慨にふけることができるか、脚本の「あざとさ」「ねらった効果」ばかりが気になって感情移入を妨げられるか…

 

私はどちらかというといつも後者を感じる天邪鬼で、正直、坂元作品はいつも好みと嫌味の境目くらいの微妙な位置に来るのですが、それでもこの『カルテット』は共感しつつ楽しく観ることができました。

 

第1話から、メンバーの一人が大皿に盛られた鶏の唐揚げに何気なく(気を利かせたつもりで)レモンの絞り汁を断りなく掛けたことに対して、鶏の唐揚げにレモン汁はあり得ない、やるとしても一言断ってからやるべきだと強い口調で糾弾するシーンがあり、まさに「坂元節」が炸裂!

「あるある!」「そうそう!」と頷いた視聴者も多かったのではないでしょうか?

 

何気ないワンシーンですが、このようなシーンに彼らの「生きにくさ」が象徴的に表現されているのだと感じました。

 

普通の人には幸い、このようなこだわりはそれほど多くなくて、全体としては世間とうまくバランスをとることができるのですが、ある種の人々は世間の常識と至る所でぶつかり、自らを生きにくい場所に追い込んでしまいます。

 

この作品にはこのような仕掛けが随所にしてあって、それが視聴者を、主人公に全面的に共感できるでもなく、全面的に否定できるでもない、微妙な立ち位置に放り出し、そのことによって、逆説的にドラマ世界の「リアルさ」が強調される効果を生み出していると思います。

 

このような効果を生み出すうえで、高橋一生松田龍平満島ひかり松たか子という超個性的な配役が果たした役割は実に非常に大きかったと思います。

終わってみれば、これぞ究極の「カルテット」だったと思えるほど、この4人は「はまり役」でした。

絶妙の配役というより、この時代にこの4人の俳優が居ることが奇跡のような、そんな感覚です。(少し褒め過ぎかもしれませんね…)

 

最後にもうひとつ書き留めておきたいのが、松たか子演じる第1ヴァイオリン奏者の失踪した旦那役として、脚本家・宮藤官九郎が出演している点。

クドカンはもちろん、役者でもあるので配役としてのドラマへの出演は全然不思議ではないのですが、自分の脚本作でもなく、当代の気鋭の人気脚本家としていわばライバルともいえる二人がこのような形でコラボしていること自体がとても斬新で、ドラマ作りの現場でいったいどんな会話がなされていたか、とても興味深いものがあります。

 


◆優秀作品賞
 

絞りきれなかったため、賞を細分して複数授賞に。

 

◇現代の家族の肖像を描いたで賞
◎『就活家族~きっと、うまくいく~』

(木21 テレ朝)
講評:

家族4人が図らずも一斉に就職活動をすることになるお話。

一度は家族が崩壊寸前にまでなりますが、それぞれが徹底的に苦しみもがくなかで、家族の存在の大きさを再認識し、最後は家族の再生への希望で終わります。

 

世間の耳目を集めるような話題性は特になく地味な作品ながら、現代日本の家族のありよう、時代性を巧みに切り取ってストーリーに仕立て、俳優陣もその脚本・演出に見事に応えて、平成のリアルな家族像を視聴者に提示してくれました。

ちょっと言いすぎかもしれませんが、平成の『岸辺のアルバム』といっていい内容だったと思います。

 

家族みんな(三浦友和黒木瞳前田敦子工藤阿須加)が主人公のようなものですが、一応、お父さん役の三浦友和が主演ということになるのですかね。

三浦友和の連続ドラマでの主演はなんと17年ぶりだそうです。

 

三浦友和演じるお父さんは、大手鉄鋼メーカーで人事部長にまで登り詰め、さらに上を目指そうという功成り名遂げた人物ですが、セクハラ疑惑でいとも簡単に辞職に追い込まれ、たやすいと思われた再就職も全く上手くいかず、自分がいかに会社の肩書だけで生きてきた「根無し草」だったかを思い知ります。

しかもこれまで仕事一筋で家庭を顧みてこなかったツケが回って、家庭での居場所もなく、そのくせ父親の威厳にこだわって、そういう不安な自分をさらけだそうとしません。

 

しかし最後はそんな鎧を脱ぎ捨て、ダメな自分を家族の前にさらけだし、また社会人の先輩として娘(前田敦子)や息子(工藤阿須加)の就職活動に親身に相談に乗ることで、次第に家族の一員として、父親として存在意義を見出していきます。

 

それにしても三浦友和は俳優として良い歳のとり方をしましたね。大手企業の役員とか部長クラスの恰幅のいい役柄には他にないほどピタリとハマりますね。

しかもそういうどっしりしたところももちろん良いのですが、意外とおちゃめなところ、子どものようなところもあって、困り果ててオロオロ・オドオドしているところもとてもかわいい(笑)

 

三浦友和の話はこのくらいにして、

その息子に法外な料金をふっかけ裏でゆすりたかりをしている就活塾の塾長(新井浩文)や、一方的な想いが嘘のセクハラ被害を作り上げ三浦友和を失脚させる女性社員(木村多江)らが必ずしも一方的な「悪者」でなく描かれているところもいいですね。

それぞれ、やっていることはひどいことなのですが、彼らもさまざまな事情や背景の中で真剣に生きた結果としてそういう行動をとってしまっているところがあり、最後は彼らなりの誠意を示して新たな生き方に足を踏み出していきます。

 

最後にひとつ戯言を言うと、黒木瞳は、教師役や事務員役のような地味で堅実な職業の役は本当に似合わないですね!

最後まで教師として見ることができませんでした。

〜うん、けなしているのではなく、むしろ褒め言葉?(笑)

 

 

◇若い女性の本音を等身大に描いたで賞
◎『東京タラレバ娘』(水22 日テレ)
寸評:

『カルテット』で4人の役者さんの奇跡的な出会いみたいなことを書きましたが、それはこの『東京タラレバ娘』でもいえることで、この作品に吉高由里子榮倉奈々大島優子の3人は絶妙の配役だったと思います。

周りの役者さんを含め、ちょうど同年代の気安さがあったかもしれませんし、3人とも若いながらも結構な女優歴があるので、変に萎縮するようなところもなく、伸び伸びと演技できたのが好印象につながったのではないかと思います。

 

難を言えば、タイトルの割には主人公たちに「…たら」とか「…れば」的な発言が見られなくて看板倒れのところがあった点とか、「いろいろ不安や不満はあるものの、何だかんだ言って3人とも世間的には「リア充」だろう」とかありましたが、まあ難をあげつらえばきりがなくなりますね。

 

いずれにしても、役の上での榮倉奈々の妊娠事件と、実生活の榮倉奈々の「おめでた」報道とが偶然にも時期的に見事に重なって、これはもうご祝儀授賞せざるを得ませんね!

 

 

◇娘依存症の母親が恐怖だったで賞
『お母さん、娘をやめていいですか?』

(金22 NHK)
寸評:

井上由美子・脚本、笠浦友愛その他・演出、制作NHKと、鉄壁のスタッフで安心して質の高いドラマを見ることができました。

 

子離れできない(というか娘に偏執し異常行動を起こす)母親(斉藤由貴)と、親離れしようともがきながらも最後の最後でその呪縛から逃れることの出来ない高校教師の娘(波瑠)。

 

そんな親娘の心情を小さなエピソードの積み重ねの中で丹念に描き、また演じていて、家族とか血縁についていろいろ考えさせられました。

 

このドラマには、主人公の母娘関係の他に、母親とその母親(祖母)の関係、娘が担任するクラスの女子生徒とその母親の関係など、いくつもの母娘関係が描かれていて、そのどれもがこじれた関係にあり、ドラマはこれらのこじれた関係は誰のせいか?、どこまで修復可能か?、彼女らに幸福な未来はありうるのか?を私たちに問いかけます。

 

いずれにしても、娘に過剰に干渉する母親を斉藤由貴が怪演していて、その恐ろしさときたら、そんじょそこらの妖怪や殺人鬼にも負けない冷や汗たらたらものでした。

 

途中までの展開から、不動産屋の社員、柳楽優弥が良い人に見えて実は裏でいろいろ暗躍する展開(柳楽優弥は最近その手の役柄が多いので)を予想していましたが、斉藤由貴演じる鬼母の前に、私の予想は見事に裏切られ、柳楽優弥は最後まで「いい人」でしたね!

 


◆深夜枠で尖っていたで賞
◎『クズの本懐』(水26 フジ)

寸評:

高校の同級生同士でカラダだけの関係でそれぞれの片想いを慰め合うという非倫理性もあって、あまり評価の遡上に乗せたくなかったし、毎回視聴率稼ぎのようにこれ見よがしに見せつけられるベッドシーンにも辟易したのですが、その一方で、ピュアな青春恋愛心理劇や魂の成長物語としても思いのほか完成度が高く、制作スタッフの意欲が感じられたので、あえて賞を与えてみました。

 

 

◆最優秀主演女優賞
◎松たか子、満島ひかり(『カルテット』)
次点:◎吉高由里子、榮倉奈々、大島優子(『東京タラレバ娘』)

 

 

◆最優秀主演男優賞
◎三浦友和(『就活家族~きっと、うまくいく~』)
次点:高橋一生松田龍平(『カルテット』)

 

 

◆最優秀助演女優賞
◎斉藤由貴(『お母さん、娘をやめていいですか?』)
次点:

この作品は波瑠が主演ですが、実際には娘依存症の母親役の斉藤由貴が主演といってもくらい、その怪演が突出していましたね。

少しオーバーアクション気味だったので「演技的にどうよ?」と見る向きもあるでしょうが、助演女優賞の価値は十分あると思います。

母親の創作した日本人形を母親本人は「娘にそっくり」に作ったと称している一方、親友と娘からは「あなたにそっくり」と言われているところがとても印象的で、この物語の病理を物語っていると思いました。

 

 

◆最優秀助演男優賞
◎浅野忠信(『A LIFE~愛しき人~』)

 


◆明日のスター賞
◎山田美紅羽(『下克上受験』)
父親役の阿部サダオや母親役の深田恭子を押しのけて、このドラマの真の主人公は誰が何と言おうと山田未紅羽ちゃんです!

「美紅羽」は「みくう」と読みます。

いやあ、頼りない父母を立て健気にもお受験に向けて懸命に努力する小学生の姿を、まるで実生活そのものであるかのように自然体で演じて、お茶の間に癒やしを与えてくれました。

慣れた子役に見られがちな「小賢しさ」が微塵も感じられないキャラクターは貴重な才能だと思います。

 

 

◆優秀音楽作品賞
◎さユり「平行線(『クズの本懐』)

Doughnuts Hole『おとなの掟

(『カルテット』) 作詞作曲:椎名林檎

…歌:松たか子、満島ひかり高橋一生松田龍平

 

 


■選に漏れた作品寸評

 

◎『下克上受験』(金22 TBS)
う〜ん、親子で一緒に努力する姿は微笑ましく、そのこと自体に文句はないのですが、やっていることがいわゆる「お受験」のためのお勉強に終始しているようで、そんなにたいへんな思いをして勝ち得た先にあるものが、払った代償に見合わないように思われ、虚しさを感じてしまうのは私だけでしょうか?


◎『嫌われる勇気』(木22 フジ)
心理学者アルフレッド・アドラーのいわゆるアドラー心理学(の解説本)を刑事ドラマにアレンジという触れ込みで、放送開始前から注目を浴びた作品。
しかし、恐れていたとおり、第1回の初っ端から「えっ、香里奈演じるこの主人公、単なる性格の悪い<できるけど嫌な奴>なんじゃない?」というのが率直な感想…
嫌われる勇気を持って行動すべきという行動規範にはむしろ賛成なのですが、この主人公の行動はそれともちょっと違うような…


案の定、放送直後から、ネットを中心に世間の批判に晒され、日本アドラー心理学会が自サイトに「ドラマのアドラー心理学理解は日本および世界のアドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっている」というメッセージを表明し、放送中止か大幅な脚本の見直しをフジテレビに求める事態に。
敢えて困難に挑戦したスタッフの気概には敬意を評したいと思いつつも、さすがにハードルは高かったか…。


◎『レンタルの恋』(24 TBS)
いわゆる「ネタとツッコミどころ満載ドラマ」ですね。

ドラマとしては実に他愛のないもので、時間貸しで恋人のふりをしてくれる「レンタル恋人」に惚れてしまった初(うぶ)な青年がレンタル恋人に翻弄されるというお話。

 

このドラマの唯一の見どころはやはり剛力彩芽の突き抜けた開き直り演技ですかね?

剛力彩芽は、初期の頃の正統派女優にこだわるプロモーションから、最近は大きく方向転換して、逆に正統派女優がやりたがらない路線に意識的に舵を切ったように見受けられます。

しかもその難しい役柄を堂々と臆することなく演じることができるのが彼女の強みだと思います。

 

それを見事に象徴するのが、エヴァ初号機のコスプレでのデートですね!

デートの待ち合わせ場所にエヴァ初号機のコスプレで来るという単発の驚きで終わらせず、最初から最後までずっとその姿でデートする、まさかの展開。笑いの連続。

最近の剛力彩芽の面目躍如たるところでした!

 

ずっと謎だった、首に巻いた包帯が実は喉仏を隠すためのもので、彼女は実は男だったというオチも、剛力彩芽の独特のキャラクタだからこそ生きてくるといえるかもしれません。


◎『大貧乏』(日21 フジテレビ)
正当な理由なくリストラにあい、いきなり路頭に迷う生活になった母子家庭の母親(小雪)が、会社の悪事を暴く過程で人間として成長し強くなって家族みんなで生きていく力を身につけるというお話ですが、何だか最後まで現実味が感じられず感情移入しにくかったです。
よくいえば「メルヘンチック」、「おとぎばなし的」?

あえて狙っていたのかもしれませんが、どうも役者と役どころがあまりにもしっくり来なくて…
伊藤淳史が弁護士事務所のしかも代表というのも違和感ありすぎだし、小雪に生活感というものがなく、2児の母のうえにバリバリの勤め人という設定にも無理を感じました。
というか、そもそも伊藤淳史小雪が同級生だという設定自体に違和感がある?
伊藤淳史は若く見えるので、むしろ歳下の女優の方が釣り合いがとれそうですね。


◎『A LIFE~愛しき人~』(日21 TBS)

いつもは颯爽とかっこいい役が多く「万能感」漂う木村拓哉が、今回は、過去に恋人(竹内結子)をライバル医師(浅野忠信)に奪われて失意のうちに渡米し、向こうで華々しい成果を引っさげて戻ってくるも、悩みや不安や自信のなさと戦いながら、難病と立ち向かい、むかし愛した人を死の病から救い出そうと懸命にもがく医師を演じました。

木村拓哉の新たな面を見ることが出来たといいたいところですが、何かしっくりきませんでした。

何がそうさせるのか自分なりに考えてみたのですが、どうも、ストーリーを見る視座が定まっていなくて、誰に自分を重ねて感情移入すればいいかが分からないのです。

もちろん、あえてそのような作り方をする作り方もあるでしょうが、消化不良の感が否めませんでした…。


◎『べっぴんさん』(月-土 NHK総合)

主人公にばかり光を当てず、主人公を含め4人の同志それぞれに満遍なく光をあてていたところは好印象を持ちましたが、次第に肝心の主人公(芳根京子)の影が薄くなっていったのが残念でした。

また、主人公を含む4人組は若い頃から老年期までかなりの年齢幅を演じたのですが、年寄りメークをあえて避けたのか?見た目がいかにも若くて年輪を重ねた老男老女に見えなかったところにかなりの違和感を感じてしまいました。

全体としてはとても好きな作品だったので、それらの点がとても残念でした。

 


以上です。

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とんでもなく遅くなり「いまさら」感がありありですが、2016年10月期の恒例TVドラマ評をお届けします。
いつものように今回も「アワード」形式です。

今回は個人的に非常に忙しい時期にあたってしまい、最初からバッサリ視聴する番組を絞り込んだので、もしかしたら私が見ていない作品で、とても素晴らしい作品があったかもしれません。


また、あまりにも遅くなったため、残念ながら個々の受賞作や受賞者に対する講評を大幅に簡略化せざるを得ませんでした。


■総評

今クールはひとことで言えば、豊作のクールでした。

普通は視聴率が回を追うごとに低下していくのが順当なのに、初回視聴率を維持、あるいはどんどん上がっていった作品が複数出たのがその良い証拠だと思います。

◇初回よりその後に視聴率が上昇した番組:
『逃げるは恥だが役に立つ』:10.2→20.8 (最高20.8 / 平均14.5)
『砂の塔~知りすぎた隣人~』:9.8→13.2 (13.2 / 10.2)
『ドクターX~外科医・大門未知子~』:20.4→22.8 (24.3 / 21.5)
『カインとアベル』:8.8→9.1 (9.1 / 8.2)
『レディ・ダ・ヴィンチの診断』:8.8→8.8 (8.8 / 8.1)
※いずれも(以下も)ビデオリサーチ関東の数字です。

深夜枠でも同様です。
『黒い十人の女』(木24 日テレ):3.1→4.1 (4.2 / 3.5)
『警視庁ナシゴレン課』(月24 テレ朝):2.6→3.0 (3.0 / 2.6)
『コック警部の晩餐会』(水24 TBS):1.9→1.9 (2.3 / 1.8)

過去に、良い作品なのにタイトルの付け方が悪かったために最初の食いつきが悪く、視聴率が後から付いてきたような作品もありましたが、今回はそういうことでもなく、純粋に面白くて右肩上がりに評価が高まっていったものと推測しています。

そんな中でも飛び抜けていたのが、社会現象にもなった、ご存知
『逃げるは恥だが役に立つ』(火22 TBS)ですね。

この作品はいわゆる「恋ダンス」で有名になってしまいましたが、そんなブームに頼らずとも中身だけで十分今クール内、いや2016年全体でダントツの評価を与えて異論はほとんどないだろうと思います。
久々に脚本、演出、キャスティング、演技力、音楽などすべての面で「YES」と言える作品の登場でした!

この『逃げ恥』ブームの陰に隠れがちですが、もしも『逃げ恥』がなければ、きっと今クールで一番の評価を受けていたであろう作品が
『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(水22 日テレ)。

業界内幕ものとしては黒木華主演の『重版出来』がコミック編集部と作家たちの赤裸々な現実と魅力を活き活きと描いて高い評価を得ましたが、あちらはどちらかというと陽の当たる場所、多くの人が一度は憧れる職業。

対して、こちらは「校正」という地味で裏方的な仕事。
およそテレビドラマにはなりそうもない職業ですが、そこにあえて踏み込み、真逆ともいえる石原さとみをキャスティングすることによって、ふだん衆人が見向きもしないこの職業の魅力と可能性を活き活きとあぶり出し世間に知らしめた功績はとても大きいといえます。
 
当の校正者たちからは番組開始当初から「本当の私たちの仕事はそんなものではない」、「そううまく行けばいいけど、現実は甘くない」などという抗議のお声も多くあったみたいですが、一方で、現実の仕事をかかえ日々さまざまな障害にぶつかる中で、つい妥協し、自らの可能性を狭めてしまっているようなところがないでしょうか?
 
河野悦子のような、業界の色に染まらず空気を読まないで堂々と正論を吐き、思ったことをどんどん行動に移していくキャラクターを目の当たりにすることにより、自分の仕事の仕方についてあらためて見つめ直し、改善点や新たな気付き、もっともっとやれることがあることを発見する良い契機になったのではないかと思いました。
 
制作側の視点で見れば、ドラマの題材は実はどこにでも転がっていて、要は制作者の心意気次第だということをあらためて実感させてくれた点でも、価値ある作品だったのではないでしょうか?


今クールで予想に反して毎週欠かさず見ることになった作品が
『砂の塔~知りすぎた隣人』(金22 TBS)。

見る前は正直「いまさら菅野美穂が主演?」の感が否めませんし(ご本人およびファンの皆さん、ごめんなさい。私も彼女のファンです)、高級マンションの主婦たちの見栄と嫉妬と足の引っ張り合いの、よくある団地妻カーストもののようにも見えるので、あまり期待していなかったのですが、予想外に惹きこまれる内容でした!
 
菅野美穂が男子高校生を持つ平凡なサラリーマン家庭の主婦役に挑戦。
 
年齢的にはちょうど役柄と同じ年代なので、高校生の息子がいてもおかしくないのですが、ときどき姉弟のように見えるときがあって、強烈な違和感を覚えました。
(23歳のときの息子という設定なので、最近の晩婚化傾向からしてもやはり比較的若いときの子どもには違いありませんね。なお「若いときの息子」という設定は実はこのドラマの重要な伏線になっています)
 
菅野美穂にそれだけ生活臭がないのか、実年齢より若く見えるのか、はたまた彼女の若い頃を知っている視聴者としての先入観のなせるわざなのか…
 
とはいえ、全体としては、サラリーマンの主婦でありふたりの兄妹の母親である平凡な女性役を、奇をてらうこと無く、平均的等身大のイメージでとてもうまく演じていたと思います。
 
ストーリーとしては、高級マンションの主婦たちのお決まりの人間関係のいざこざ話に、幼児連れ去り犯は誰だ?という事件物の謎解きと、思春期の子どもを持つ家庭が抱える普遍的な問題、そして初恋のひととの再会と淡いトキメキといった要素をうまい具合に味付けとして加えて、ドラマの世界に奥行きと幅を出すことに成功していたと思います。
 
 
NHKはあいかわらず良い作品を作りますね。
今クールでいえば『夏目漱石の妻』(土21 NHK総合)と『運命に似た恋』(金22 NHK総合)。
 
『夏目漱石の妻』は文豪・夏目漱石の生活人としてのダメダメ人間ぶりと、そのダメ人間を気丈に支えて「文豪」へと巧みに導いた妻の姿を赤裸々に印象的に描き、一般人の「夏目漱石」観を改めさせてくれました。
曲がりなりにも文学を志してきた私としては夏目漱石の「ダメ男」ぶりはもちろん知っていましたが、ここまで酷いと、奥さんに心底同情してしまいます。
ドラマなので多少大袈裟に描いているところがあると思いますが。
 
夏目漱石役の長谷川博己と、その妻役の尾野真千子がまた、それぞれの役柄にぴったりフィットしていて、リアルさを際立たせていました。
 
夏目漱石の業績とこのドラマの進行とをシンクロして見ていくと「この作品の裏にはこの実生活あり」という感じで、文学史的な興味を満たしてくれる作品でもありました。
 
 
『運命に似た恋』は、ラブストーリーの神様こと脚本家北川悦吏子のNHK初執筆となる大人のラブストーリー。
北川悦吏子はすでに来年2018年春の朝ドラの脚本も決まっていますね。
 
原田知世演じるバツイチ子持ちの中年女性が、少女時代に能登の祖母に預けられていたとき偶然出会って仲良くなり、幼い心で将来を約束し合って別れた「アムロ」と呼ばれる弟のような少年(大人役は斎藤工)と、数十年の時を経て偶然?再会し、互いの恋を再燃させる物語。
 
かたやクリーニング店のパートタイマーやトイレ清掃、かたや新進気鋭のデザイナー。
住む世界が決定的に違いますが、互いを求め合う二人の思いはそんな困難を乗り越えて引き寄せられていきます。
 
こう書くととても単純なストーリーにも見えますが、実は男は二人の仲を崩しかねない致命的な秘密を抱えており、そもそも運命的な再会自体もこの秘密に支えられて実現したものだったりと、ストーリーを複雑なものにしています。
 
それにしても、原田知世のキュートさは変わりませんね。
映画『時をかける少女』のデビュー当時はボーイッシュな魅力でしたが、良い感じに歳を重ねながらも、今年50歳になるとは思えない透明感とピュアさは驚きです!
なおかつ、働きづくめで子育てし生活に疲れた母親の生活感をもうまく表現して、このシンデレラ・ストーリー的なドラマへの視聴者の没入・感情移入を円滑化していました。


■各賞発表
 
◆大賞
◎『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)
次点:『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日テレ)

講評:
今クールは誰が選んでもこれ一択でしょう。
先に述べたとおり、脚本、演出、キャスト、音楽、どれをとっても才気溢れる作品でした。
 
今つきあっている異性はいない。あえて付き合いたいとは思わない、結婚したいとも思わない。結婚に至るまでのさまざまなプロセスが億劫。がつがつしたくない。ひとりが一番楽…といった現代の若者像を見事に戯画化し、それを「契約結婚」というひとつの極端な解決策で思考実験して見せ、さまざまなことを考えさせてくれたことが、主人公たちに自然な形で感情移入できる多くの視聴者の支持を獲得したのだと思います。
 
ただ、このふたりのような人々はこれまでどちらかというと少数派なのだと思っていたので、世間で評判を得ているほどにこのドラマの内容が正当に評価されているのか、ちょっと不安なところもあります。
例の「恋ダンス」の流行で表面的な評価を過大に受けているだけではないのか?と。
しかしそんな不安はこの作品の評価を貶めるものではないですね。
 
主人公の思わず「そうそう」と言いたくなる内的独白をストーリーの要とし、絶妙のタイミングで挿入される『情熱大陸』、『NEWS23』、『大改造!!劇的ビフォーアフター』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『ザ・ベストテン』、『開運!なんでも鑑定団』、『新婚さんいらっしゃい!』、『関口宏の東京フレンドパークII』といった番組へのオマージュ的パロディーによる妄想的独白がまた、テレビ通には落涙ものであるとともに、実に効果的に主人公の心の動きを表現して、ドラマにアクセントを与えていました。
 
他にも台詞回しを中心に感心させられるところが多々ありましたが、そんな中でもこの作品の最大の貢献者は、やはり新垣結衣本人の魅力なのでしょうね!
若い男性ファンならずとも、あのカラッとした嫌味のない可愛らしさには心がほんわか暖かくなりますよね。
 
彼女が不思議なのは、普段でももちろんすてきなのですが、ドラマの中で特に魅力を放つこと。これは何なんでしょうね?
 

◆優秀作品賞
◎『夏目漱石の妻』(土21 NHK総合)
次点:◎『運命に似た恋』(金22 NHK総合)

 
◆企画賞
◎『家政夫のミタゾノ』(金23 テレ朝)
 
寸評:
あの市原悦子『家政婦は見た!』、そしてそのオマージュともいえる松嶋菜々子『家政婦のミタ』をモジッたタイトルでまず「技あり」。
TOKIOの松岡昌宏が女装した家政「夫」を演じますが、馬鹿でかい図体でどう見ても男であることがバレバレで思わず失笑。
しかしその見た目とは裏腹に、家政婦としてトップクラスの抜群の知識と経験でさまざなま困難を乗り越え、時にはあえて苦言を呈して、顧客を幸せに導いていきます。
 
 
◆業界人にウケたで賞
◎『黒い十人の女』(木24 日テレ)
 
 

◆最優秀主演女優賞
◎新垣結衣(『逃げるは恥だが役に立つ』)
次点:尾野真千子(『夏目漱石の妻』)


◆最優秀主演男優賞
◎星野源(『逃げるは恥だが役に立つ』)
次点:◎松岡昌宏(『家政夫のミタゾノ』)

寸評:
業界的には「主演男優」ではなく「助演男優」なのかもしれませんが、個人的には新垣結衣とのダブル主演だと思っています。
それだけ星野源の存在はこの作品の成功の大きな一要因となっていると感じているのです。
つまりIT業界のいまどきの草食系男子をよく表現していたと思います。
 

◆最優秀助演女優賞
◎清水富美加(『家政夫のミタゾノ』)
次点:◎石田ゆり子(『逃げるは恥だが役に立つ』)
 
寸評:
これ、今回の騒動があったから「狙って」授賞したわけでは断じてありません。
逆に、選んでしまってこんなことになってしまって、賞の撤回を考えたくらいです。しかし、今回の顛末と作品や俳優としての評価は別物と割り切って、そのまま授賞としました。
この作品の主人公はもちろん松岡昌宏ですが、そのミタゾノは謎の人であり、清水富美加演じる相棒の家政婦こそ、視聴者の分身であり、影の主役ともいえると思いました。
このふたりの凸凹コンビ、影と光、プラスとマイナスで合わせてプラマイ・ゼロが作品に安定感を与えていました。


◆最優秀助演男優賞
◎長谷川博己(『夏目漱石の妻』)
次点:◎大谷亮平(『逃げるは恥だが役に立つ』)


◆優秀音楽賞
◎星野源「(『逃げるは恥だが役に立つ』)
 
 
 
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◇参考
 
参考までに、昨年10月からビデオリサーチが開始したタイムシフト(録画)視聴率と、総合視聴率(世帯)を以下に掲載します。
測定対象は関東地区の900世帯。
タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、放送開始から7日内(168時間)でのタイムシフト視聴の実態を示すもの。

ちなみに、タイムシフト視聴率の上位はほとんどをドラマが占めています。
ドラマは録画してあとでじっくり視聴するという形態が定着してきたのかもしれませんね。
ドラマのリアルタイム視聴率が低下傾向にあることの原因と考えても良いかもしれません。

連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK総合)と大河ドラマ『真田丸』(日20 NHK総合)はクールまたぎなので除いています。

■平均視聴率(連続ドラマのみ抽出)
1位  21.5 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(木21 テレ朝)
2位  14.6 『相棒 season15』(水21 テレ朝)
3位  14.5 『逃げるは恥だが役に立つ』(火22 TBS)
4位  12.4 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(水22 日テレ)
5位  12.0 『科捜研の女16』(木20 テレ朝)
6位  10.5 『IQ246~華麗なる事件簿~』(日21 TBS)
7位  10.2 『砂の塔~知りすぎた隣人』(金22 TBS)
8位    9.2 『夏目漱石の妻』(土21 NHK総合)
9位    8.3 『ラストコップ』(土21 日テレ)
10位  8.2 『カインとアベル』(月21 フジ)

■タイムシフト視聴率(世帯)(連続ドラマのみ抽出)
1位  17.5 (16.9) 『逃げるは恥だが役に立つ
2位  12.2 (13.2) 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
3位  10.8 (22.8) 『ドクターX~外科医・大門未知子~
4位  10.6 (13.2) 『砂の塔~知りすぎた隣人
5位    8.7 (10.0) 『IQ246~華麗なる事件簿~
6位    7.5 ( 8.0) 『Chef~三ツ星の給食~』(木22 フジ)
7位    6.0 ( 7.9) 『レディ・ダ・ヴィンチの診断』(火21 フジ)
8位    5.9 ( 8.8) 『カインとアベル
9位    5.7 ( 8.6) 『ラストコップ
10位  5.1 ( 8.6) 『キャリア~掟破りの警察署長~』(日21 フジ)
11位  4.8 ( 3.8) 『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(金24 テレ東)
12位  4.7 ( 8.2) 『家政夫のミタゾノ』(金23 テレ朝)

以上です。
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2017年2月4日(土)より、関東地区のファミリーマートおよびサークルKサンクスにて、日本のコンビニ史上初の本格カカオ豆を新発売!ということで、さっそく入手に走りました。
 
 
 
 
■製品プロフィール
 
この商品は、ショコラティエの三枝俊介がオーナーシェフを務める高級ショコラ専門店「ショコラティエ パレドオール」から発売されたガーナ産ローストカカオ豆「ガーナスマイルカカオ プレミアム カカオビーンズ」
 
特徴は以下。
・国際フェアトレード認証ガーナ産オーガニックカカオを100%使用
・1箱当たり20円をガーナのカカオ農家支援のために寄付
・児童労働をなくす活動を続ける日本のNPO法人「ACE」の活動地域で大切に収穫されたチャイルドレイバーフリー100%
・パレドオールのアトリエで丁寧にロースト。皮をむけばそのまま食べることができる状態で販売
 
50gで734円(税込)と少々お高いですが、これまでなかなか簡単には手に入らなかったカカオ豆がコンビニで買えるとあって、甘すぎるチョコレートに物足りなさを感じるディープなチョコレート愛好家やスーパーフードとしてのカカオ豆の潜在力に期待する健康増進派ならずとも、コンビニで気軽に買えるのなら一度は食してみようという向きも多いはず。
 
 
■いざコンビニへ!
 
というわけで、週明けの火曜日に、まずは日本橋〜人形町〜水天宮界隈のサンクスとファミマを5,6軒訪ねてみました。
ところが、どの店のどの棚にもそれらしい商品が見当たりません。
 
店員や店長に聞いても「チョコレートですよね?」とか「本当にファミマですか?」など発売情報すら掴めていないもよう。
仕方なくスマホのニュース記事まで見せつつ確認しますが、怪訝な顔が返ってくるだけ。
 
それならと、秋葉原界隈にまで足を伸ばして探索。
しかし結果は日本橋と全く同じ。
「何をわけのわからないことを言っているんだ、このおっさん」といった反応ばかり。
 
都心がダメなら案外田舎の方に、と淡い期待を抱いて、自宅の最寄駅付近のファミマを数軒探索するも、やはり結果は同じ。
 
 
■数少ない情報を頼りにとうとうGet!
 
困ったときのTwitter頼みということで、Twitterで検索してみると、数少ない記事の中に、本郷三丁目ファミマにあったとの情報が!
 
会社帰りに足を伸ばして、本郷三丁目で下車し、駅に一番近いサンクス(本郷5丁目店)に入って店内をくまなく探し回ると、ありました!!  レジ近くのバレンタインチョコの陳列棚の一角に!
 
5つ並んでいたのですが、全部買い占めるのは大人げないので、そのうち3個だけゲットし、幸せな気分で帰宅しました。
 
 
■食べ方
 
次のような食べ方が提案されています。

※まず、カカオ豆の皮をむく
(1)そのまま食べる
チョコレートの主原料のカカオ本来の味を体験できます。
(2)お酒のおつまみにする
ウィスキーやクラフトビールによくあいます。ナッツ感覚でどうぞ。
(3)サラダのトッピング、グラノーラにミックス
ヘルシーでお洒落な朝食に。
(4)お菓子やアイスクリームにトッピング
細かく砕いて、ケーキやクッキーに入れてアクセントに。
(5) 「砂糖」と一緒に食べる
カカオの後に砂糖を食べることで、口の中にチョコレートの味が出現。
※パッケージには粗い粒上の砂糖が添えられています。
 
 
■流通が改善されるといいな
 
それにしても、バレンタインデーのかきいれ時に、この売り方は何とももったいない。
ファミマ、サンクスとも、ホームページやスマホアプリを覗いてみても、全く情報がないんですよね。
フジテレビの『ノンストップ!』やTBSの『白熱ライブ ビビット』などで特集されたそうですが…
 
たしかに販売予告記事には「一部取扱のない店舗あり」との但し書きがありますが、むしろ取扱店舗のほうが少ないのでしょうか?
ものがものだけに、販売量が少ないのかもしれませんね。
それとも流通が滞っていて、これから順次行き渡っていくとか?
それともそれとも、私の行った店舗がたまたま「ハズレ」だっただけ?
 
 
以上です。
 
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今年はどんな年になるでしょう?

 

昨年は、世界が20世紀初頭(1910年代〜)の不安定な状況に急速に逆戻りしているのではないかという薄ら寒い予感に襲われ戦々恐々とした1年でした。

 

 

■21世紀に入り、いったんは希望の光が見え始めたが…

 

21世紀に入って10年ほど経って、世間でいう「新自由主義」(なんというミスリーディングな言葉でしょう…)的な価値観にもとづく競争経済社会の拡大と高度化が格差と貧困と利己心を加速させ、幸せや安らぎを得るための糧となるべき労働が逆に自分たちを追い詰め、日々を汲々として生きることを余儀なくされるに至っていることがようやく人々に自覚され疑問視され始めた矢先に、リーマンショックに代表される世界金融崩壊、そして東日本大震災+原発事故が発生しました。

 

それはあまりにも過酷な試練ではありましたが、同時に一方で、これにより、つましい・身の丈にあった生活を希求する生き方、本能や欲望を過度に刺激し先鋭化させる商品経済社会に疑問の目を向け、(競争原理を全否定はしないが)共存共栄・福祉充実の社会を是とする生き方が、少なくとも日本において肯定的に見直され、その方向に舵を切ることになってくれれば…という希望も垣間見えた時期でもありました。

 

その流れは北欧ではとうの昔に主流となり、欧州でもEUという形で推進基盤が構築され、その最も対極にあると思われた「唯我独尊」の米国においても、奇跡的に、オバマ氏が大統領となり、9.11の悲劇をもたらした米国の独善的な覇権主義から「尊敬される米国」「共存共栄する世界の一員としての米国」への歴史的ともいえる方向転換がなされるに至りました。

 

 

■時代を逆行させようとする不穏な力…

 

しかし、そのせっかくできた流れも、昨年は急速にブレーキがかかった感があります。

すぐに思いつくところを挙げてみると・・・

 

・グローバル経済社会の恩恵にそもそも預かれていない国々から噴出したさまざまな「時代の膿」(内戦とそれに起因する難民の流出、イスラム国に代表される無差別のテロ活動など)

・英国のEU離脱、欧州各国での極右勢力の台頭

・古き良き?「強い米国」を標榜するトランプ氏の予想外の勝利

・当の日本といえば、自民党のやりたい放題で、あいも変わらぬGDP至上主義、そして輸出大企業へのテコ入れ政策と、あたかも打ち出の小槌であるかのように国債を乱発し自家買いする手っ取り早い「景気」の数字合わせ

・そして愚直に世界平和を先導する国から「普通の国」への回帰

 

 

■背景は2極化する世界

 

その背景(主要因)にあるのは、冷戦後の世界が「自由」「解放」「平等」「努力したものが報われる世界」といった美味しいキャッチフレーズと引き換えに、選択や是非の余地なく組み込まれることになったグローバル競争経済社会。

 

このグローバル競争経済社会が浸透し拡大すればするほど、もともと経済基盤を持っていた「勝ち組」がますます栄え、「負け組」がますます疲弊することになります。

 

そしてそのもともとの「勝ち組」「負け組」を規定しているのが、結局のところ、かつて世界各地を蹂躙し次々と自国の植民地と化して領土を拡大した「帝国主義」の列強国と、それら列強国に搾取され民族や国家としてのアイデンティティを喪失させられた世界各地の「発展途上国」と呼ばれた地域と考えられます。

 

かつての列強国は「あのときはごめん。若気の至りでした。今は反省しているし自分たちは過去の人々とは違うので、過去のことは水に流してね」と言ってケロリとしていますが、虐げられた側は今でも当時負った傷を抱えて四苦八苦しており、そこにさらにグローバル経済社会の競争原理の「負債」が重くのしかかり悲鳴を上げているというのが実情でしょう。


このような「持てる国」と「持たざる国」との断絶は、そもそも「国家」というものの存立理由、存在根拠はあるのか?という問いかけにも行き着きます。

 

今たまたま「国家」の体をなしているから既得権益として「国家」と称していますが、現在の国家になるまでには、さまざまな争乱や侵略などによる離合集散を繰り返し、しばしば現在の視点からは決して正当とはいえないようなやり方で「国家」が「国家」に飲み込まれ、また滅ぼされてきました。

この歴史は決して大昔の歴史ではなく、ほんの100年以内のことです。

 

これら過去の遺恨をすべて無いことにして、既得権益集団として「国際連合」や「先進nヶ国」といっても、納得しない国々や人々は多数いるでしょう。

イスラム国はまさにそのような憤懣が爆発して顕現したものと捉えることもできます。

 

 

■複雑骨折する「分断」

 

しかし、昨今の不安定な状況は、上で挙げた地球全体の地理的な「持てる国」と「持たざる国」の分断という単純な図式に収まりません。

 

世界全体の共存共栄のため「持てる国」はさまざまな援助や国際連合などを通じての応分の負担、難民・移民の受入などを行おうとしていますが、その「持てる国」の内部でも分断が進行しています。

 

「持てる国」の中の「持たざる者」にとって見れば、いくら自分の国が他国から「持てる国」と見られようが、自分が日々生活していくのも精一杯な状態であることに何ら変わりないわけで、それなのに海外援助や難民・移民の受け入れという名のもとに、なぜ自国の中の裕福な人々にではなく、ぎりぎりの生活を余儀なくされている自分たちの肩にばかり重荷がのしかかってくるのか? なぜもともと「持てる者」がますます繁栄し「持たざる者」がますます困窮化するのか?という疑問と不満が鬱積するのは必然でしょう。

 

英国のEU離脱やトランプ氏の大統領選挙勝利はまさにこの憤懣が爆発したものととらえることができます。

 

つまり、先に挙げた「持てる国」と「持たざる国」の地理的な分断に加えて、その中にあって「持てる者」と「持たざる者」の間にも分断が加速化しています。

「分断」は複雑骨折化し、事態の解決をより困難で抜き差しならないものにしています。

 

 

■先行き暗い今年の展望

 

そして残念ながら今年はこの傾向がますます顕著になっていくことが予想されます。

 

この記事の最初に、世界が20世紀初頭(1910年代〜)の不安定な状況に急速に逆戻りしているということを書きました。

 

当時は第1次世界大戦に見舞われることになる時代でしたが、同時に、「持てる者」と「持たざる者」との分断を「社会主義」や「共産主義」革命が解消してくれるのではないか、もしかしたら人類が共存共栄する理想の世界に近づけるのではないかという希望のある時代でもありました。

 

そして社会主義国家、共産主義国家が誕生しましたが、しかし、結果は「持たざる者」と「持てる者」が単に逆転して、新たなる「持てる者」と「持たざる者」ができただけに終わりました。

共存共栄の理念は、圧倒的多数の不理解の前に踏み潰され、踏みにじられ、歪められた末に、「机上の空論」「非現実的な楽天主義」の烙印を押され、そして「自由」という美辞をまとった資本主義の競争経済社会に飲み込まれ、破棄されました。

 

それからさらに20年ほどたって、今日のこの分断の状況に到るわけです。

私個人としては、今度こそ、単なる「持てる者」と「持たざる者」の交代劇ではなく、共存共栄に向けた前向きの変革への契機になってくれればと思うのですが、今の状況は残念ながら悲観的にならざるを得ません。

 

人々の認識は当時と変わらず、下手をするとむしろ後退しているのではないかとも思えるほどです。

 

最大の抵抗勢力だった米国を共存共栄路線に導びこうとしたオバマ氏は既得権益集団に足を引っ張られて「口先だけで実行力なし」のレッテルを貼られた末に去り、欧州ではドイツのメルケル首相が外堀を埋められ孤立に追い込まれつつあります。

そしてこの流れは今年に入って加速こそすれ、収まることはなさそうな雲行きです。

 

その先に待つのは、各国が「世界共同体」とは真逆の「自国だけが潤えばいい」「他国を出し抜こう」と汲々とする時代、テロの暴発と第一次世界大戦に比する戦乱への一触即発の時代、金融恐慌に端を発する世界恐慌、そして保護主義によるブロック経済化、そして袋小路に追い詰められた国々によって開始される第2次世界大戦に比せられる全世界を巻き込む戦乱の世へと時代が進んでいく嫌な予感・・・

 

暗い未来ばかりが頭をよぎる1年になりそうな、そして自分に何ができるのだろうと自問自答する、そんな年初を迎えました。

 

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これも随分以前になり、すでに会期が終了していますが、今後の参考のためにご報告しておきます。

 

・名称  :没後110年 カリエール展

・会場  :損保ジャパン日本興和美術館(東京・新宿)
・会期  :2016年9月10日(土)―2016年11月20日(日)  
・開館時間:10時~18時(入場は閉館30分前まで)

      毎週金曜日は~20:00(入場は~19:30)

・休館日 :月曜日

      ※ただし9月19日、10月10日は開館。

・料金  :一般 1,300円 大・高校生 800円 

      中学生以下 無料

      シルバー<65歳以上> 1,100円

      ※10月1日はお客様感謝デー(無料観覧日) 

 

損保ジャパン日本興和美術館内の展覧会公式サイト

 

 


 

■カリエール

 

カリエールという画家を私は全く知りませんでした。
また事前に学習する時間もとれなかったので、先入観にない全くの白紙状態で展覧会に臨みました。

 

ウジェーヌ・カリエール(1849年生~1906年没)は、19世紀のフランス象徴主義を代表する画家。
年代的にはちょうど、モネルノワールら印象派の画家たちより10年くらい後の画家になりますね。

 

セピア色の画面に神秘的に浮かびあがる人物や母子像で知られ、その作品は終生、専ら、妻や子どもたち、知人など、身近な人々を題材にして描かれたそうです。

会場を歩くと、とにかくどこまでいってもセピア色のオンパレード。

画家という人種の偏執病的ともいえるこだわりの強さを思う存分味わうことができました(笑)

 

 

■本展の特徴と個人的な見どころ

 

没後110年にあたる本展では、カリエールのひ孫でカリエール作品全集の編集者でもある美術史家ヴェロニク・ボネ=ミラン氏の全面協力のもと、個人所蔵作品および油彩画を中心に、カリエールの作品約80点を紹介しているそうです。

 

ちなみに、10年前の没後100周年のときには国立西洋美術館で「ロダンとカリエール」と題された展覧会が企画され、そのときはかのオルセー美術館にも巡回されたそうです。

 

 

本展に対する私個人としての興味ですが、十把一からげに「フランス象徴主義」と称される画家の真実の姿を、その「肩書き」に惑わされることなく、自分の目で見て判断したいということがありました。

 

これはこの画家に限らない話ですが、「〜派」とか「〜主義」に属すると称される画家が、実は歴史の大きな潮流を語るために半ば無理やり便宜的にどこかに帰属して語られているということがしばし見受けられると感じています。

 

私のようなその道の門外漢はどうしても、まず辞書的な定義から入っていってしまうため、「象徴主義」なら「象徴主義」という定義の枠に嵌めて捉えようとしてしまいがちですが、当の画家たちは多くの場合、私たちが考えているほどひとつの「主義」や「派」にこだわっているわけないし、当然、はみ出す部分も沢山あり、極端な場合、「私は自分のことを☓☓派だと思ったことは一度もない」と世間の分類を否定する芸術家もいたりしますよね。

 

今回もそういう「匂い」がプンプンするのです。

「象徴」という概念自体が非常に曖昧なものであるため、どこにも分類されていない者の「受け皿」として使われている嫌いがあるのではないかと…

 

 

■初期の作品紹介

 

カリエールが父の反対を押し切って国立美術学校に入学したのが1869年、20歳のとき。

アカデミズムの巨匠・アレクサンドル・カバネルに師事して本格的に絵画を学び始めます。

 

その後、普仏戦争が勃発し兵役にとられますが、1871年に帰還すると、カバネルのもと修業を続け、1876年にはサロン初出品を果たします。


 

《自画像》 1872年、41x33cm、油彩・キャンヴァス、個人蔵フランス

 

 

上の作品はカリエールが本格的に絵の勉強を始めて間もない頃の習作です。

この時期はさすがにまだあの独特の色調と筆致は顕著でなく、人物の輪郭はくっきりしています。

 

下の作品はそれから数年後の作品。

この頃になると、作品に「らしさ」が現れてきていますね。

このセピア色に覆われた茫漠とした世界をカリエールはどういう経緯で手に入れたのでしょう?

 

 

《羊飼いと羊の群れ》 1877-80年頃、57x71cm、油彩・キャンヴァス
 新潟市美術館

 

 

この《羊飼いと羊の群れ》を見ると、素人の私でもまずミレーの農村の風景画を思い出しますね。

ただミレーの場合はもっと輪郭がくっきりしていて写実的です。

 

この赤みがかってぼんやりとした風景の描き方にはすごく既視感があって、何だったかなあ…と引っかかっていたのですが、英国の先達、マロード・ウィリアム・ターナーの風景画だということに、はたと思い当たりました。

 

1878年、29歳のとき、カリエールは結婚し、最初の子どもエリーズを授かっています。そしてその年、夫婦でイギリスに渡り半年ばかり滞在しています。

そのロンドンで英国の文化・芸術に接し、少なからぬ影響を受けたであろうことは想像に難くありません。

このとき、ターナーに何らかのインスピレーションを受けた可能性もゼロではないと思います。

 

ターナー《スピード-グレート・ウェスタン鉄道》 1844年、

ナショナル・ギャラリー蔵

 


 

■盛期の作品紹介

 

1876年以来、サロンに毎年のように作品を出品し続けたカリエールですが、そうそう簡単に認められたわけではなく、1884年になってようやく美術批評家のロジェ・マルクスに評価され、翌年のサロンで《病める子》が3等賞を受賞し、初めて国家買い上げとなりました。

 

そのころから1890年代にかけてが、カリエールの一番油の乗り切った時期にあたり、代表作とされる作品群の多くもこれらの時期に創作されています。

 

その後も精力的にサロンに出展する傍ら、1898年には、画塾「アカデミー・カリエール」を創設し、マチスやドランといった画家を輩出することになります。

 

 

《カリエール夫人の肖像》 1884年頃、33x24cm、

油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

《子どもを抱くエリーズ》 1885-87年頃、32x24cm、

 油彩・キャンヴァスで裏打ちした紙、個人蔵・フランス

 

 

カリエールは7人の子宝に恵まれました。

エリーズはその最初の子どもで、カリエールが結婚した1978年冬に生まれ、数多くの作品の題材になっています。

 

カリエールの作品の大きな特徴のひとつは、その作品の多くが家族や身近な人々を題材としているところ。

しかもその徹底ぶりは驚くばかり。まるで身内だけに見せるプライベート写真であるかのごとく。

 

 

《エリーズの指に包帯を巻くカリエール夫人》 1887年頃、50x61cm、

 油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

《手紙》 1887年頃、82x66cm、油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

《室内》 1887-1890年頃、32.5x40.5cm、油彩・キャンヴァス、

 個人蔵・フランス

 

 

 

下の作品のマグリットは、3人目のこども。

おそらく次の《母性》で母親に口づけされているのもマグリットでしょう。

 

 

《インク壺の前の子ども、マグリット》 1890-92年頃、

 65.5x54.5cm、油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

《母性》 1892年頃、73.5x60cm、油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

下の作品はカリエールが49歳のときのもの。

最初に掲載した26年前の自画像との違いは歴然としていますね。

 


《宴会自画像》 1898年頃、46.5x38cm、油彩・キャンヴァス、

 個人蔵・フランス

 

 

カリエールの作品はそのほとんどが家族や身内の親密な姿を描きとったものですが、もちろん静物画や風景画を描かなかったわけではありません。

そして、たとえ風景画だったとしても、あの独特の画風はそのままです。

 

 

《風景、樹木》 1898-1902年頃、28x39cm、油彩・キャンヴァス、

 個人蔵・フランス

 

 


■晩年の作品

 

1900年代(20世紀)に入っても創作意欲は衰えを知らず、数々の個展を開いたり、1903年には保守的なル・サロンやサロン・ナショナルに対抗する形で創設された「サロン・ドートンヌ」の設立に積極的に関わり、オーギュスト・ルノワールとともに初代名誉会長に就任もしています。

 

1897年にパリ12区庁舎のための装飾画の注文を受け、《若き母たち》《婚約者たち》《誕生》《老人たち》の4部作にとりかかりましたが、1902年に喉頭がんの手術を受けるなど体調を崩します。

《若き母たち》を何とか完成させたものの、1905年には2度目の喉頭がん手術を受け、翌1906年3月、パリの自宅で57年の生涯を閉じました。

 

晩年の作品の傾向は、ちょうどクロード・モネがそうであったように、抽象絵画的な方向に傾倒していきました。

もともとぼんやりした作品がますますぼんやりして、背景と人物が渾然一体としてきます。

 

 

《ヴァイオリンを弾く娘》 1900年頃、73x60cm、

 油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

《平和の接吻》 1903年頃、74x60cm、油彩・キャンヴァス、個人蔵・フランス

 

 

《「誕生」のための習作No.1》 1903−05年頃、50x61cm、

 油彩・キャンヴァス、新潟市美術館

 

 

■最後に

 

最初に述べたように、カリエールを「象徴主義」の画家として位置づけると、本質を見誤るような気がしています。

かといって孤高の画家かというと、それも違っていて、アカデミズムとのかかわり合いをしっかり持ちつつ、いかなる「主義」や「流派」にも収まらない「我流」を貫き通したところがユニークなところだと感じました。


 

以上です。

 

 

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#その後、ドコモから訂正の連絡があり、ドコモ回線契約者でなくても、dカードの設定で「お得情報メール」を希望する設定にすれば、このキャンペーンに参加できるとのことです。(ただしお得情報メールはドコモのメッセージRで配信されるためメール配信はできない)

ということで、結局、ドコモ回線契約者でなくてもこのキャンペーンに参加する資格があるということになりました!

 

結果的にこの記事は「お騒がせ」記事になってしまいましたが、正しい情報が確認できてよかったと思っています。

これで心置きなくApple PayでiD支払いできます。

 

もし先の私の情報を周囲に拡散してしまった方がいらっしゃいましたら、ご面倒ですが、訂正してあげてください。

よろしくお願いします。

 

なお、念のために申し添えておきますが、必要な設定は、「dポイントクラブ」の設定ではなく、「dカード」の設定になります。お間違えのないように。

 

また、このキャンペーンは来年2017年3月末までの企画ですが、毎月キャンペーンに改めて応募し直す必要がありますので、月が変わったら忘れずに応募しましょう。

 

以上です。(2016.12.18追記)

 

※以下、誤解を生じないよう、元記事を取り消した上で薄くしました。


※なお、この件に関して、私は困ってドコモに問い合わせた一ユーザーに過ぎないので、これ以上の説明は、直接ドコモにお問い合わせください。


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■Apple Pay使っています

 

10月にApple Payが登場して、早速あちこちで活用させてもらったり、いまさらながら決済の仕組みや各種ポイントに関するお勉強をさせてもらい、経験値もそれなりに溜まってきました。

 

何せすべてのプレイヤーが初めての経験なので、いろいろなところに予期せぬ落とし穴が待ち構えていて、誰もが多かれ少なかれ試行錯誤の状態だと思われます。

 

#もちろん、おサイフ携帯自体はずっと前からあるので、あくまで iPhoneやApple Watchの世界での混乱に尽きるのですが、その社会的な影響の大きさは想像以上でしょう。

 

このブログでも是非この話題を取り上げたいと思っているのですが、いかんせん、今は時間的な余裕がないので、この記事では、どうしてもこれだけは言っておきたいという「緊急速報」的な報告だけさせていただこうと思います。

 

 

■Apple Pay キャンペーンの落とし穴

 

「Apple Payでポイント5倍」キャンペーンに期待しているdカード持ちのあなた!

キャンペーンサイトはこちら

 

そしてローソンとマクドナルドでApple Payを使ってポイント11倍をもくろんでいるあなた!

キャンペーンサイトはこちら

 

 


もしかしたら、とらぬ狸の皮算用になるかもしれませんよ!


というのも、このキャンペーン、実はiPhoneをドコモで契約するなど、ドコモ回線と契約しているユーザ限定のキャンペーンなのです!

 

ご存知でしたか??

 

そんなこと、キャンペーンサイトにはどこにも書いていません。

キャンペーン申込条件として書いてあるのは以下の2つだけ。

 

①キャンペーンにエントリーいただき、dカード/DCMXでApple Payを設定のうえiDをご利用の方。
②お得情報メールの受信設定をされている方。

 

 

このうち、問題は②の方。

この「お得情報メール」とは、ドコモ回線を契約しているユーザ専用のメールであり、auユーザやsoftbankユーザは受信も設定もできません。

 

実はdポイントクラブの会員の設定に「Myインフォメール配信設定」という項目があって、その中に「dポイントクラブお得情報メール」を希望する/しないという設定があり、そちらは特にドコモ回線の有無は関係ないのですが、今回のキャンペーンの条件としての「お得情報メール」はそちらではなく、あくまでdカードのドコモ回線契約の方の話だから話がややこしく、混乱のもとになっています。

 

それでも一縷の望みを託して、ドコモの繋がりにくい問い合せ電話窓口に電話したところ、長〜い調査の末、上記の理由によりやはり「NG」との悲しいお返事…

 

これ、あとからポイントが付加されていないことに気づいた多くのユーザらが反乱を起こしたりしないか心配になります。

 

だって、VIEW SuicaカードでチャージしたSuicaで支払えば、決済ポイントは付かないもののSuicaへのチャージポイント1.5%が付与されるので結果として必ず1.5%の還元があるのに対して、「素」のdカードiD決済の決済ポイントは1.0%の還元です。

普通ならSuicaで決済するところを、キャンペーンで5%になるというから敢えてdカードを使っているのであって、ポイント5倍がなければ、dカードでのiD払いを積極的にしようとは思いません。

 

 

■同じ理由で「ポイント2倍」キャンペーンもNG

 

同じ理由により、dカード ✕ iD「ポイント2倍」キャンペーンもNGです。(こちらはAppe Payではなく実dカードのキャンペーンですが)

キャンペーンサイト

 

 

 

結局のところ、非ドコモ回線契約者にとって、上記キャンペーンは無効で、dポイントは通常どおりの1.0%ということになります。

 

したがって、ローソンとマクドナルドでは、以下の通り、MAXで7.0%になるようです。

 

◇ローソン

・iD決済でポイント1倍(1%)  …これはもともと

・iD決済で支払い金額の3%OFF(3%) …これももともと

・dカード提示でポイント3倍(3%)※ただし1/31まで

 

◇マクドナルド

・iD決済でポイント1倍(1%) …これはもともと

・iD決済で支払い金額の3%OFF(3%)※ただし2/28まで

・dカード提示でポイント3倍(3%)※ただし1/10まで

 

ローソンとマクドナルドについてはこれでも相当お得感がありますが、逆にいうと、お得感が有るのはローソンとマクドナルドだけという悲しい結末になりました。

#「…だけ」というのは言い過ぎで、個々の参加企業で魅力あるキャンペーンを張っていただいていますね。

イオンシネマのポイント10倍とかフタバ図書のポイント3倍(期間限定)とか家電のノジマのポイント3倍(期間限定)・dカード決済3%OFFとか…

 

以上です。

 

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最近本業(IT関係)があまりにも忙しく、長らく更新が滞っています。

現在も厳しい状況が続いています。

おかげで今クールのドラマは『逃げるは恥だが役に立つ』以外、第1話から全く視聴できていません。

これからどこかのタイミングで「まとめ見」しなければ・・・

 

さて、今年も毎年恒例の「第15回東京大学ホームカミングデイ」が10月15日(土)に開催されましたので、行ってきました。
あれからすでに2ヶ月が経過しようとしていて、全然フレッシュではありませんが、簡単にご報告します。

 

2016年公式サイト

→当ブログ過去記事「東大ホームカミングデイ」(2015.11.04)

 

 

赤門

 

東大ホームカミングデイ」とは、東大の卒業生とその家族を迎え、お互いの親睦を深める目的のイベントで、いわば卒業生向けの学園祭。

 

卒業生向けといっても、Closedなイベントではなく、ちょうど学園祭(五月祭、駒場祭)が一般公開されているように、このイベントも一般の方々が気兼ねなく参加できる(主催者側からするとむしろ大歓迎な?)イベントです。

 

五月祭や駒場祭と大きく違うのは、前者が学生が主体となった若さ熱気あふれる「お祭り」であるのに対して、こちらは産学の研究の「いま」を共有する、どちらかというと大人向けのイベントになっています。

 

といっても幼い子を連れた家族向けに法学部と文学部で使用する教室(法文1号館)をいわゆる「キッズルーム」として開放する計らいもあります!

 

公式サイトより

 

 

今回は残念ながら個人的に時間があまりとれず、前回ほどいろいろな講演会やイベントに参加することができませんでした。

イベントの詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

第15回東大ホームカミングデイ公式サイト

 

また、前回参加したときの記事を以下に記載しておきますので、ご興味があれば一緒にご覧ください。

→ 「東大ホームカミングデイ」(2015.11.04)

 

 

■勝手に選ぶ今回の目玉

 

前回の目玉は、ふだんなかなか中を見ることができない安田講堂の自由見学でしたが、今回の目玉は、やはり普段は非公開の、国の名勝に指定されている懐徳館庭園の一般公開です。

 

また、個人的には、学内にある自然食レストラン「アブルボアでの初ランチ!

 

そして講演会では、脳科学研究の一般普及で多くの人に知られる池谷裕二教授の「脳について考える」と題された講演会など。

 

 

■無料でビバレッジをGet!

 

赤門や正門内に入るとすぐのところに受付カウンタがあり、プログラム(パンフレット)が配布されているので、まずはこれをGetしましょう。
特に記帳などなしにもらうことができるはず。

このプログラムがあると、協賛のキリンビバレッジから、ペットボトルのジュースやお茶類をひとり1つ無料でもらうことができます!

 


■ランチは自然食レストラン「アブルボア」で

 

お昼ごはんは、安田講堂前のイチョウ並木にずらりと並ぶ出店で食べるもよし、キャンパス内にいくつも点在する学生食堂で食べるもよし。

 

今回は、農学部の弥生キャンパス内にある「アブルボア」というこだわりの自然食レストランを使ってみました。

 

農学部のある弥生キャンパスは、東大の本拠地である本郷キャンパスに道路(言問通り)をひとつ隔てて隣接していて、本郷キャンパスからは陸橋を渡って行き来することができます。

 

キャンパスをつなぐ陸橋から言問通りを眺める

 

レストラン「アブルボア」はその弥生キャンパスの一番外れに位置するので、本郷から行くと思いのほか時間がかかります。
しかも生命科学総合研究棟と生物生産工学研究センターの裏手に隠れるようにひっそりと佇んでいるので、はじめて訪れる人は見つけるのに苦労するかもしれません。

 

アブルボアは、公式サイトを見ていただければわかるように、農学部らしい、なかなかユニークなレストランです。


レストランの内装がジャングルのようになっていて、そのデザインがなかなかオシャレで瀟洒、終始和やかな気持ちで食事をすることができました。

 

入ってすぐのロビー

 

ロビーから奥のレストランを臨む

 

窓際で食卓を見守るフィギュアたち

 

 

ランチメニューはそんなに多くはなく、いろいろな味と食材が一度に味わえる「日替わり9種盛り合わせ定食」(980円)、キャベツのみじん切りが特徴的な「加賀カレー」(730円)、チキン黒酢定食(980円)、豚生姜焼き定食(900円)、季節によっては「カキフライ定食」など。

いずれも白米と十六穀米から選択することができます。

 

以下のサイトにメニューを含むレストランの詳細が紹介されています。

向ヶ丘ファカルティハウスHP レストラン

 

 

写真は日替わり9種盛り合わせ定食

 

 

 

■上野英三郎博士とハチ公の像

 

食事を終えると、せっかく農学部のキャンパスに来たのだからと、弥生キャンパス正門から入ってすぐ左にある「上野英三郎博士とハチ公の像」を見学。

 

 

この像はハチ公が死んで80年目の命日にあたる2015年3月8日に建立されました。

ご主人様の帰りを待っていたハチ公がとてもうれしそうに博士に飛びついている姿が微笑ましいですね。

 

知名度では渋谷のハチ公像にとてもかないませんが、こちらは何といってもご主人様が渋谷から毎日通勤した勤務先であり、ハチ公と上野博士の物語全体を語るうえで、とても重要な地でもあるので、ハチ公ファンの新たな聖地のひとつとなっているようです。

 

 

■農学資料館とハチ公の臓器標本

 

この銅像のそば、ちょうど正門を挟んで反対側、正門から入ってすぐ右脇に小さな建物がひっそりと建っています。

 

農学部の「農学資料館」です。

 

以前は開館しているかどうかもわからないような、とても目立たない建物でしたが、それがガラス張りの明るい雰囲気に様変わりしていました。

 

以前の農学資料館の佇まい

 

ここにハチ公の臓器のホルマリン漬けの標本が展示してあります。

なかなかリアルかつグロテスクですが、他では見られないものなので、これを見ることができただけでもここを訪れた甲斐があるというもの。

 

ハチ公は最後はフィラリアにかかって内臓をやられたのが直接の死因なのだそうです。

 

この他、上野博士の銅像も展示してあり、ハチ公と上野博士にまつわるさまざまなパネルが壁に掛けられていました。

 

さらに館の中央には、ハチ公関連の書籍やグッズの販売コーナーが!

 

家族で眺めていると、店員か係員と思しき女性たちが寄ってきて、まんがチックなハチ公のシールを一式、無料でいただきました。

 

 

また、資料館の前の広場に何やらゴミが散乱していると思って、よく見て見ると、ハチ公の足跡を模したかわいいイラストが路面にあたかもそのあたりを元気に走り回ったあとのように、塗装されているのでした。

 

これら、とても明るいグッズショップ的な雰囲気が、東大ホームカミングデー限りのものだったのか、常設されているものなのかは、それきり訪問していないので不明です。

Googleで画像検索しても、古いイメージはあっても、上記のような明るい雰囲気のものは見当たらないんですよね。

 

 

■懐徳館庭園

 

農学部のある弥生キャンパスをあとにして、ふたたび本郷キャンパスに渡り、正門、赤門と進み、さらに本郷三丁目方面へと足を運ぶと、ひときわ緑の多い一角に辿り着きます。

 

今回のホームカミングデーの見どころのひとつ、国の名勝に指定された懐徳館庭園です。

 

ここはふだんは一般に公開されておらず、たまに外国の要人をおもてなしするときなどに利用されているそうなのですが、この日は特別に一般公開されたのでした。

 

もとは旧加賀藩主前田氏の本郷本邸庭園として、明治40年前後に現在の形に建て直し整備されたもので、大正期には各国の要人が訪れ、外交の舞台として重要な役割を果たした施設です。

 

その後、土地交換により昭和3年に東大の敷地となりますが、東京大空襲により建物が全焼。再建されて今日に至ります。

 

平成27年3月10日付けで、文化財保護法の規定により「国の名勝」に指定されましたが、東大で国の名勝に指定されているのは、ここと、理学系研究科附属植物園本園(小石川植物園御薬園跡及び養生所跡)の2箇所のみです。

 

 

普段は閉ざされている門が開いています

 

入ってすぐのところになる懐徳館の瀟洒な佇まい

 

手入れの行き届いた庭園風景

 

 

 

庭園の緑の中から覗くキャンパスの高層ビル

 

庭園側から懐徳館を望む

 

木々の中の懐徳館

 

建立を記念して明治43年に天皇一行が行幸したときの碑

 

庭石の奥から庭園を望む

 

 

特別何かがあるというわけではないのですが、都会の喧騒とキャンパスの若い熱気の中にあって、心が洗われるひとときを過ごすことができました。

 

 

■厨菓子くろぎ

 

懐徳館庭園のほど近いところ、春日門からすぐ入ったところに、和カフェの人気店、厨菓子くろぎ(くりやかし くろぎ)があります。

 

もともと知る人ぞ知る名店として人気があったのですが、今年の夏頃、あの人気テレビ番組「マツコの知らない世界」で取り上げられて、一気に注目を浴びるようになったもようです。

 

本店は、ミシュランにて2011年、2012年と2年連続で星を獲得した東京・湯島にある和食の名店「くろぎ」。

オーナーシェフの黒木純さんはかつて富士テレビの人気料理対決番組「アイアンシェフ」にも出演していた実力者。

 

その姉妹店となるこの和スイーツ店が、東京大学のしかも時代の最先端を行くようなダイワユビキタス学術研究館の1階に入っているという異色の取り合わせが逆に何とも新鮮です!

 

マツコの知らない世界」では、「まゆら」という名のわらび餅が紹介されてマツコに大絶賛されていたようです。10kgの蕨の根から100gしかとれない希少の本蕨粉を使用する一品で、わらび粉と抹茶わらび粉がセットになって4000円なり!

 

それよりインパクトのあるのが、巨大なかき氷。

 

とてもひとりで食べられるような大きさではなく、この日も若いカップルがテーブルを挟んで一緒にさじを入れている光景がそこかしこに見られました。

 

当の私はというと、待ち行列の多さに嫌気がさして、今日はパス。

また今度、イベントのない平穏な日にでも食べに来たいと思います。

 

厨菓子くろぎ

 

 

■「健康と医学の博物館」

 

「東大ホームカミングデイ訪問」と銘打つわりに、報告内容はレストランとかハチ公像とか、あまりイベントのないものばかりの報告になってしまいました(笑)

今回はあまり時間がなかったので、むしろ雰囲気を楽しむことを主眼に据えての参加となりました。

 

さて、懐徳館庭園まで足を伸ばしたついでといっては何ですが、さらに東大病院方面に下り、バス通りに面した「健康と医学の博物館」を訪問しました。

 

こちらでは、やはり毎年、この東大ホームカミングデイの時期に合わせて企画展を開催し一般の方々のご来館をお待ちしています。

 

今回のテーマは、第10回「見えざるウィルスの世界」。(会期:2016年4月21日〜10月30日:すでに終了)

 

詳しい内容は以下のホームページの説明に譲るとして、あらためて「ウィルス」と呼ばれるものを列挙すると、実に多くの著名な病気の原因となっていることが分かりますね。

 

インフルエンザ、エボラ出血熱、子宮頸がん、天然痘、はしか、水ぼうそう、風疹、日本脳炎、デング熱、狂犬病、SARS、ジカ熱、などなど。

 

ごくごく微細な形状で、生物学的には「無生物」に分類されるくせに、いかにも意思を持った複雑な生物のようにふるまう、謎の存在。

 

そんな不思議なウィルスの生態をさまざまなパネルや展示物で精緻に解説していました。

 

あいにく写真撮影し忘れてしまいましたが、「健康と医学の博物館」のサイトにとても詳細な図録がありますので、興味を持たれた方は覗いてみるといいかもしれません。

 

健康と医学の博物館HP

→同サイト「第10回見えざるウィルスの世界」ページ

→同ページ内 図録PDF  ←何てリッチな!

 

 

 

■講演会『脳について考える』(池谷裕二教授)

 

ホームカミングデイの一日の締めくくりとして、私が選んだイベントは、薬学部の講演会。

講師は一般啓蒙書をはじめとするさまざまなメディアでおなじみの人気脳科学者、池谷裕二教授による『脳について考える』。

 

池谷教授の本や講演は、常識を覆す脳の習性や生命の複雑にして不可思議なありようを巧みな話術と平易な言葉、そして何より、多くの実験映像や実験結果のグラフなど視覚的なツールを効果的に用いて、説得力あふれる持論を展開するところが魅力であり、話者として尊敬するところです。

 

さて、時間になって薬学部総合研究棟の講堂に行ってみると、まだ薬学系の薬友会の総会が延長して続いているもよう。

いかにも大学のホームカミングデイらしく、学内のclosedな会合と一般にも開放した講演会が同じ一連のコマの中で開催されているため、こんなことも起きます。

 

しかも面白いのは、延長している薬友会総会の会場に、私たち一般の講演会聴衆もそのまま入場させてくれたこと。

 

ステージの上で今年度の報告をしている中、人の出入りでざわつかせていないか恐縮しながら後ろの隅っこの方にそっと着席し、神妙に総会の終わるのを待っていました。

あいにく総会がかなり長引いたため、一緒に入ってきた親子連れは講演会が始まる前に出て行ってしまいました。その後再び入ってきたかは定かではありませんが、もしかしたら時間切れで退出したのだとすると、残念でした。

 

そういえば会場に入るときにもらった大きな封筒の中には、講演会のレジュメではなく、総会の方の資料が入っていました(笑)

 

おっと、肝心の講演会の報告を全然していませんね。

やはりさまざまな実験の画像や動画を巧みに援用しつつ、脳の不可思議な振る舞いについて、興味深い話を聞くことができました。

 

ただ、資料などがなかったので、2ヶ月たった今となっては、どんな内容だったか細かいところは思い出せないんですよね(汗)

 

たとえば、記憶力を高める薬の効果が確かめられつつあるが、その薬はすでに蓄積され埃を被った記憶を蘇らせることができるものなので、知能指数のもともと高い人により効果的に効くのであって、勉強のできない子が服用しても何もないところに何も生み出されはしないという話。

 

まあ、引っ張りだこの先生なので、いろんなところで同じような内容を講演されているでしょうが、あいかわらず聴衆を飽きさせない巧みな話術で正味40分間の講演を楽しませていただきました。

 

以上です。

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すでに10月期ドラマも2〜3回ほど放送され、いまさら感もありますが、恒例の7月期TVドラマ評を今回も賞形式でお送りします。

 

今回もすでに「中間評」という形で記事を書いているので、内容的にはそれと被る部分が多くなることをご容赦ください。

→ 「2016年7月期TVドラマ 中間評」(2016.08.06)

 

また、毎度のお断りですが、当記事は、青春もの・純愛もの・感動モノ至上主義の私の独断と偏見の産物であり、事件ものとかエンタテインメント作品を不当に低く評価している可能性があります。
また、視聴率とはほぼ確実に反比例します(苦笑)

 


■総評

 

『はじめまして、愛しています。』(木21 テレ朝)や『仰げば尊し』(日21 TBS)、『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(日21 フジ)といった正統派・本格派のドラマが頑張っている一方で、当初は気楽に楽しめるエンターテインメント系と思われた『家売るオンナ』(水22 日テレ)が意外と人生の悲喜こもごも・現代の家族のありようを巧みに描く良作で、大賞をどちらにするか迷いに迷いました。

その結果としてオーソドックスに大賞として『はじめまして、愛しています。』を選出しましたが、『家売るオンナ』を落とすのがどうしても忍びなく、『最優秀エンターテインメント賞』なる賞を授与することにしました!

 


■各賞発表
 
◆大賞
◎『はじめまして、愛しています。』(木21 テレ朝)

 

講評:
子育て夫婦役とは到底思えない尾野真千子江口洋介が主演ということで観る前はとても不安でしたが、家族というものをあらためて考えさせられる良作でした。

 

最初は「特別養子縁組」制度に焦点をあてた啓蒙的番組だとばかり思っていて、どうせ血のつながらない子どもを実の子のように扱うことの難しさとか、それを克服したお涙頂戴のストーリーを見せつけられるのだろうと穿った見方をしていたのですが、決してそんな単純な作品ではありませんでした。

 

特別養子縁組制度はあくまでドラマを貫く「縦糸」であり、そこにさらに「横糸」として、実の親子や夫婦、兄弟の間に横たわる不理解・不寛容・軋轢・わだかまりと、そこからの脱却のプロセスが三者三様に語られ、登場人物のそれぞれがそれぞれなりの成長を遂げていきます。

 

音楽に身を委ね、娘を顧みることなく老年を迎えた著名な指揮者。
そんな父に反目し軽蔑し嫌悪しながらも、幼い日に横で一緒にピアノを弾いてくれた父の思い出を引きずり、ピアニストとしての成功に固執する娘。
父は父でそんな娘に我が子への愛情を伝えられず、突き放す態度しかできない。
そんな親子を尾野真千子藤竜也が好演していました。

 

江口洋介演じる夫の側の家族関係もまた然り。
息子や娘家族に身を寄せたい気持ちがありながら、迷惑がられてまで世話になりたくなくて、頑なに老人ホームで余生を過ごそうとする浅茅陽子演じる老いた母親と、自分のことで精一杯で母親の面倒を見るのは正直億劫だと感じる娘(坂井真紀)、一緒に住むのがベストだと思いつつも老母の気持ちを今ひとつ測りかねて戸惑う長男(江口洋介)、定職につかずぶらぶらし結婚や家族制度に意味を見い出せない次男(速水もこみち)。

 

彼らがひとりの男の子を通じて、それぞれ魂の成長を遂げ、互いへの無関心やわだかまりや不寛容を解き、家族として団結していく姿を、押し付けがましくなく、感動的に描いていました。

 

唯一不満な点は、最終話、息子を虐待の末に手放した若い実母(志田未来)が、主人公の働きかけで立ち直りの契機をつかむエピソードで、主人公の言葉が実母の固く閉ざされた心をこじ開けるのがあまりに早急すぎた点ですかね…

もう少し何回かやりとりがあった上で、少しずつ閉じた扉が開いていくという展開であれば、もう少し自然だったと思いました。
韓国ドラマのように、とは言いませんが、もう少し話数があってもよかったかもしれません。
これは『仰げば尊し』にもいえることです。


なお、今クールでは、もうひとつ「特別養子縁組」に関するドラマが放映されました。
朝が来る』(土23:40 フジ)です。
(出演:川島海荷安田成美田中直樹<ココリコ>ら)

はじめまして、愛しています。』が養子を迎える顛末なのに対して、こちらの方は養子を迎えて数年後の後日譚になりますが、こちらもなかなか感動的かついろいろ考えさせてくれる良作だったと思います。
今回はたまたま受賞に至りませんでしたが、そのまま埋もれさせるのはもったいないので、タイトルだけでも挙げさせていただきました。

 


◆最優秀エンターテインメント賞
◎『家売るオンナ』(水22 日テレ)

 

講評:
気楽に見られるエンターテインメント系ドラマでありながら、意外にも、人生の悲喜こもごも・現代の家族の抱えるさまざまな問題を分かりやすくあぶり出し、いろいろことを考えさせてくれる作品でした。

不動産屋の話なんて見る人いるのかな?とか、10話も持つのかな?などと疑問視していましたが、さすが大石静さん!
不動産売買という非常に狭くて地味な世界の中に巧みに人生の縮図を埋め込み、それを深刻にならず気楽に笑い飛ばすことができるエンターテインメントに仕上げる手法は大石静さんの面目躍如たるところですね!
よくもまあ毎回面白いエピソードをこしらえてくるものと感心しきりでした。
 
このドラマのもうひとつの特徴は、言うまでもなく、北川景子演じる「孤高の」?不動産セールス・チーフ、三軒家万智(通称「サンチー」)の特異なキャラクター設定。
この強烈なキャラクタは、今後のシリーズ化にも十分耐えうるほどのインパクトをお茶の間に与えました。

 

客観的に見れば、協調性に欠け、ワンマンプレーに走り、常に他の営業マンの仕事を横取りして自分の手柄(成績)にしてしまおうと伺っているように見えるサンチーですが、顧客の幸福の最大化を最優先に考える彼女の行動原理が、たるんだ社内の雰囲気をキリッと引き締め、若手を知らぬ間に叱咤激励して営業マンとしての成長を促し、彼らをいつの間にか虜にしてしまいます。

 

成績不振の若手営業マン/ウーマンを現場に送り出すときの「Go!」という掛け声が「衝撃波」となって、北川景子のあのきつめの顔のどアップの髪を揺らすさまは、ひとつのお決まり台詞となりました。

 

最後にひとつ難点を挙げるとすれば、主人公サンチーの過去の詳細、なぜ彼女がこんな性格になったのかが、結局明かされずじまいだったこと。
いや、もちろん、高校2年生の時に両親を事故で亡くし、父親の膨大な借金を返済するために家を売るが、全額返済には至らず、ホームレスとして公園で生活するも一週間後に肺炎で倒れて病院に搬送され、退院後に養護施設に引き取られるが、その後抜け出し、お金を稼ぐために昼夜を問わず働き続け、一年前に借金の返済を終えたというエピソードはドラマの中で語られています。
しかし、それだけではサンチーのあの特異な性格と生き方を形成した本質的な部分は謎のまま残されている印象。
まあ、そこがいいのかもしれませんね。
続編もなきにしもあらずですし...

 


◆優秀作品賞
◎『仰げば尊し』(日21 TBS)
  次点:『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(日21 フジ)

 

講評:
巷では「まじめ」は面白味に欠けるものとして軽んじられがちですが、まじめに生きることは決して疎んじられるべきものではなくむしろ賞賛されるべきものであり、そういう意味で、『仰げば尊し』のような正統派学園ドラマはいつの世でも貴重だと思います。

まあ、最後は不良も不登校の生徒も誰もかもが一致団結、ひとつの目標に向かうようになって大団円を迎えるというお決まりのストーリー展開や恩師とのお別れのお涙頂戴シーンに辟易する気持ちもわかりますが。
その点については、この作品はうまく抑制をきかせていたと思います。

 

敢えて残念な点を挙げると、大賞の『はじめまして、愛しています。』でも少し触れましたが、ドラマに十分な広がりと深さをもたらすためには話数が決定的に足りなかったという点でしょうか。
10話程度だとどうしても不良フループの更正とか特定の中心人物のエピソードを展開するだけでいっぱいいっぱいになってしまいがちです。

 

翻って過去の同様の成功した学園ものドラマを振り返ってみると、『これが青春だ』(1966〜67年)が全39話、『おれは男だ!』(1971〜72年)が全43話、『飛び出せ!青春』(1972〜73年)が全43話、『スクールウォーズ』(1984〜85年)が全26話と、いずれも随分回数が多いのに驚きます。

もちろん時代背景の違いが大きいですし、あれはあれで当時もちょっと長いなあと感じていたりしたので、長ければいいというものではありませんが、『仰げば尊し』の場合、吹奏楽部が少しずつ地道に実力をつけていった過程が今ひとつ実感されず、唐突に上手くなった印象を受けてしまいました。

 

とはいえ、久しぶりに正統派の学園モノを満喫することができて大満足でした。

 

 

次点講評:
HOPE~期待ゼロの新入社員~』は、決して要領は良くないが、まじめに無骨に誠実に、自分に後ろめたさを残さないような仕事をしている者が、厳しい競争社会の中で生き抜いていこうとする姿を描いた物語ですが、そういう人間を必ずしも認めてくれない組織の壁に阻まれながらも、自分の信じる生き方を貫いていく若者の生き様に、毎回とても清々しいものを感じさせてもらいました。

 

ひとつひとつのエピソードは現実の企業の現場で似たようなことがよくある内容で、そんな点でもとても身近に、自分のことのように感じることができました。

主役の中島裕翔<Hey!Say!JUMP>は、最初はなぜ他の売れっ子ではなく地味めな彼が?と訝しい思いもありましたが、このドラマの主人公にまさに適役でしたね。

 


◆最優秀主演女優賞
◎尾野真千子 『はじめまして、愛しています。』
  次点:北川景子 『家売るオンナ』
  次点:波瑠 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(火22 フジ)

 

講評:
北川景子のインパクトは強烈でしたが、逆の見方をすれば、インパクトあるキャラクタを演じるのは、タレントとしてのイメージの崩壊を恐れない勇気さえあれば、比較的やりやすいともいえます。


それに引き換え、『はじめまして、愛しています。』の主人公は、およそ子育てとか世間的な意味の家庭とは縁遠いような、ピアノコンクール一筋の(売れない)ピアニストで、かつファザーコンプレックスで家族というものが信じられなくなっているそんな女性。そんな彼女が血のつながらない子どもの母親になろうと決断し、さらに子育てを進めるに連れ、次第に本当の母親以上に母親らしくなっていく、そんな姿を演じる必要がありました。
そんな難しい役柄を、まだ母親にもなっていないであろう尾野真千子が巧みに演じきりました。

 


◆最優秀主演男優賞
寺尾聰 『仰げば尊し』

 

講評:
寺尾聰といえば1960年代にはグループサウンズ時代の超人気フォーク・グループ「ザ・サベージ」のベースギタリストとして人気を博し、70年代には石原軍団に入って俳優としてドラマや映画の世界で名を馳せ、80年代には「ルビーの指環」で歌手として成功し、その後もさまざまなドラマや映画で活躍してきた、刑事や闇の商人が似合いそうなちょっと影のあるダンディーなベテラン俳優のイメージ。


そんな尖った斜に構えたイメージの寺尾聰も最近では森永製菓のチョコアイス「パルム」のCMなどで、ひょうきんなおじさんのイメージも定着しつつありますね。


このドラマでも、辛酸をなめ尽くしたあとの、枯れて飄々(ひょうひょう)とした、すべてをスポンジのように柔らかく受け止め吸収してしまうような彼の好々爺とした雰囲気が、不良たちの未熟さ故の粗暴さや攻撃を無力化し、最後には恩師として慕われるに至ることのリアリティが十分な説得力をもって、見る者に訴えかけました。

 


◆最優秀助演女優賞
◎余貴美子 『はじめまして、愛しています。』
  次点:イモトアヤコ 『家売るオンナ』

 

講評:
余貴美子は児童相談所のベテラン職員として、一見、職務を機械的にこなす冷たくて頭の固い人物に見えながら、実は主人公らを陰ながら応援し、親子が真の親子になれるよう、法律や行政の厚い壁の前で尽力する難しい役柄を魅力的に演じていました。
最後までクールに徹していたのが逆に感動を誘いましたね。

 

イモトアヤコは職業意識が低くいつも怠けることばかり考えていて未だに売上が上がらないダメ営業社員・白洲美加を演じ、北川景子演じる三軒屋チーフに「シラスミカ!」と散々叱責され、厳しい課題を押し付けられます。
ダメ社員なのですが、何故か憎めない性格で、次第に三軒屋チーフに心酔し、仕事の面白さに目覚めていきます。
三軒屋チーフとの凸凹コンビが何ともいい味を出していました。

 


◆最優秀助演男優賞
◎山内圭哉『HOPE~期待ゼロの新入社員~』
  次点:伊野尾慧 『そして、誰もいなくなった』(日22半 日テレ)

 

講評:
 中島裕翔(Hey!Say!JUMP)演じる主人公・一ノ瀬歩がインターン生(後に契約社員に採用)として配属される営業3課の主任役を演じたのが山内圭哉
上司思い、部下思いで、気さくで情に厚いキャラクターは単なる脇役というにとどまらず、見るものに癒やしを与えてくれました。
ラストでフサフサの髪がかつらであることをカミングアウトし、ツルツルのスキンヘッドを見せられた瞬間、「最優秀助演男優賞」が決定しました!!(笑)

 


◆ライジングスター賞
◎永野芽郁 『こえ恋』(テレ東)

 

講評:
テレビ東京系なので放送されなかった地域も多いかと思いますが、目と口だけが描かれた紙袋を頭にかぶって通学する吉岡くんの声に恋した女子高生・吉岡ゆい子をフレッシュに演じたのが永野芽郁(17)。
子役として映画『セブラーマン』や『るろうに剣心』、TVドラマ『ハガネの女』、NHK大河ドラマ『八重の桜』などに出演。
この『こえ声』でTVドラマ初主演。
雑誌『Seventeen』のモデルを務め、目下、カルピスウォーターや松本人志に告白するタウンワークのCMにも出演中で、これからの活躍が楽しみです。

 


◆優秀音楽賞
 

◎JY「好きな人がいること

    (『好きな人がいること』(月21 フジ))
◎GReeeeN「beautiful days(『家売るオンナ』)
◎松田聖子「薔薇のように咲いて 桜のように散って」

    (『せいせいするほど、愛してる』)

 


以上です。

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