宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、政府の対策本部と県は22日、家畜の移動制限区域(発生地域から半径10キロ圏)内でワクチン接種を始めた。

 この日は養豚農家10軒の計約2万2000頭の豚に接種が行われた。一方、感染が判明したエース級の種牛「忠富士(ただふじ)」は同日、殺処分された。

 ワクチン接種は、移動制限区域内で飼育され、まだ感染していない約16万5000頭が対象。すべて殺処分を前提としており、埋却場所が確保されるまで感染拡大を防止するのが目的となる。牛より豚の接種を優先させたのは、豚の方がウイルスに感染しやすいため。県は制限区域の外側から内側に向かって接種を進めることで、感染の広がりを抑える方針。

 忠富士は、県家畜改良事業団(同県高鍋町)が主力種牛として13日、特例で同県西都(さいと)市の畜舎に移した6頭のうちの1頭。他の5頭と同じ畜舎におり、家畜伝染病予防法の規定で5頭も殺処分の対象となる。

 だが、県は特例で21日から10日間の観察期間を設定。初めの1週間に毎日、遺伝子検査を行い、様子を見るという。

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