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2012-02-20 09:56:34

抑止力

テーマ:仕事のテーマ

抑止力とは、活動を止めさせる力、思いとどめさせる力です。
もう少し詳しく言うと、一方が攻撃しようにもそれをさせないようにする力のことです。
核兵器はその一例と言えます。
核抑止とは、核兵器の保有が対立する二国間関係において互いに核兵器の使用が

躊躇される状況を作り出すという理論です。


これをビジネスに当てはめると、『こういう対応をするとあの会社から攻撃されるから
止めておこう』という状況を作り出す力ということになります。
抑止力が働かない場合は様々なやり方で狙い撃ちにあいます。
大企業が小さな資本を躊躇いなく潰そうとするのは抑止力が働かない故です。


ビジネスにおける戦いとはいかにお客様から支持を頂くかです。
その為に、正直にお客様の為を思い企業活動をしてさえいれば良いかというと、
現実はそうではありません。
理不尽な力により覆されることもあります。
その最たる例が株式会社です。
51%の株を持つ株主がNoと言えばNoです。


民主主義や資本主義において力とは過半数を握ることです。
これが正しいか否かはともかくそれが現実である以上我々はそれに対応せねば

なりません。

権力と資金という2つの力に対し大きな抑止力を持たない我々中小企業が勝って
いく為にはどうしたら良いでしょうか。


ここで出てくるのがランチェスターの法則です。
いかに相手が大きな企業といえど、局地戦では勝てます。
綿密な調査を行い『ここ』と決めた市場で1番を狙うことです。


自分が担当した市場において何故1番を狙わないのか。
1番になる。
そして業績を上げる。


それが自信に繋がるのです。

2012-02-13 09:26:17

差別化

テーマ:仕事のテーマ

本日は差別化について話したいと思います。
差別とは差をつけ区別することです。
取り扱いに差をつけること。特に他よりも不当に低く取り扱うことを指す
場合もあります。


これが『差別化』となると『同類の他のものと違いを際立たせること』となり、
極めて企業的な意味を持ちます。
解り易くする為に『差別化戦略』まで落とし込むと『価格以外の部分でサー
ビスをすること』になります。


基本的に商品には価格というものがあります。
同じ商品の価格が安くなればお客様は満足されるが、企業の収益は圧迫
され結果サービスの質が落ちます。
ここで言うサービスとは商品機能の説明、アフターフォローなどの付加
価値です。


私はランチェスターに根差した差別化を重視していますが、差別化と
聞いて思いつくのは日本電産株式会社と味の素株式会社です。
(以下、敬称略。)


日本電産は世界のモーター市場の80%を占める世界一のモーター
会社です。
同社の特徴は、モーターへの限りない愛情と執着があることに加え、企業
買収を盛んに行っていることです。

同社の本社は京都なのですが、買収した企業を連結にしています。

一般的には企業買収をすると買収元は自社の役員を派遣したりして買収先
を取り込もうとします。
そうして結局失敗することも多いものです。

しかし同社は役員を送り込むことをせずにその会社の独自性を保たせます。
その代わり間接部門の徹底的な削減を行う。
従業員をリストラせず、その会社の従業員の能力をいかに発揮するのかと
いうことに注力します。


また味の素と言えば調味料の会社であるイメージがあるかも知れ
ませんが、実際売上1位は牛に与えるアミノ酸です。
そして同社の研究開発費は30%です。


企業経営において大事なことは定量的側面と定性的側面です。
定量とは目に見えるもの、即ち売上であり単価であり、それが良いにこした
ことはありません。
定性とは目に見えないもの、即ちノウハウなどであり、目に見えないものに
価値を見出すことも重要です。

つまり差別化戦略とは定性的な部分で他者に勝つ戦略ということです。


我社も当然差別化戦略を考えねばなりません。
我が社は無借金経営を続けておりますし、毎期黒字を確保しています。
これは我社の強みでありお客様から選んで頂ける理由の一つになっております。


今期は全社的に差別化戦略を考え、自らの主戦場で勝つことに全力を挙げる
所存です。

2012-02-06 09:09:11

吸収力

テーマ:仕事のテーマ

本日は吸収力について話したいと思います。


吸収とは吸い取るということであり、外から内に取り入れて自分のものに
することを指します。

また他に音や光・粒子線などが物質を通過するとき、そのエネルギーや粒子が
物質中に取り込まれて失われること、生物体が生体膜を通して物質を内部に
取り入れることを指す場合もあります。


『吸収』に力がつくと『吸収力』となり、外部・他人から学び取り入れ自分の
ものにすることになります。


吸収力が低い人は問題意識の低い人、或いは目標のない人です。

問題意識が高い人や目標を持っている人はあるべき姿に対してどうにかしよう
という気持ちが強いものです。
そういう人は自分一人では解決し得ない問題について周囲に話を聞いたり自ら
調べたりすることで知識を吸収し、問題を解決しようとします。
問題意識が低い人や目標が無い人は、『人に聞くのが恥ずかしい』とか『調べ
ようと思えばいつでも調べられる』と言って実際何の行動もしません。


生物は生体膜から栄養を取り込みます。
生命や健康の維持の為に吸収は必要なことです。
栄養を吸収しなければ滅びてしまいます。


人の学びも同様です。
他人から話を聞いたり本を読んだりして知識等を吸収しなければいずれ滅びて
しまいます。


つまり常に吸収して行く姿勢が重要なのです。
何を吸収するのか。
それは自分の為になるあらゆることです。


知識だけでなく、体力、生き方、生活様式。
世の中の各セクションに優れた人がいる訳で、全ての分野において優れている
人などいません。


医療の専門家である医者。
文章の専門家である小説家。
栄養の専門家である栄養士など。
特定の分野において優れた専門家は数多くいます。
また自分の周囲を見回せば、皆それぞれ得意分野を持っています。
そして彼等から吸収出来ることは沢山あります。


しかし人は往々にして素直になれない、壁を作ってしまう時期があります。
吸収に拒否反応を示す時期というものは誰しもあるものです。


それが目標を立てた時に、その目標と現実との距離を埋めようとした時に、
他から何がしかを吸収してそれを成そうとします。
つまり吸収することで人は成長するのです。


どんな社会情勢であっても我々は成長し続けねばなりません。
成長の為に吸収力は不可欠なものです。


是非、吸収する姿勢を持って行動して欲しいと思います。

2012-01-30 13:19:38

自己啓発

テーマ:仕事のテーマ

本日は自己啓発について話したいと思います。


私は『器』ということを常に申しております。
器の大小はどれだけ遠くを見られるか、つまり長期ビジョンを立てられるか否かです。
規模ではありません。時間軸です。


さて、自己啓発の定義は、本人の意思で自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと。またそのための訓練を指します。


『能力向上』を具体的に掘り下げると『自己を今在る段階よりステップアップさせること』になります。
ステップアップとはつまり『今より高い能力を手に入れる』『今より充実した生活を送る』『今より高い人格を形成する』などであり、そうなる為に人は自己啓発をします。
そうした『目標』を決めることでより充実した生き方が出来、また毎日に張りが出ます。


例えばスポーツ。
今年はオリンピックイヤーですが選手が『金メダルをとる』という目標を立てたとして、
その為にどれだけの自己鍛錬をするかということです。
非常に厳しい、並大抵でない努力をしている筈です。
苦しいでしょうが目標の為に自己を鍛錬することは充実しています。


自己啓発にはスキルアップやより充実した生き方の他に人格の形成があります。

人格はその人の生き方であり外面に現われます。
人格が卑しいとは、自己のことしか考えてないことです。
反対に人格が高いとは、自分以外の為に尽くすことです。


自分の中に在る妬み、嫉み、他人を羨む気持ち。
そういうものは自分を突き動かすエネルギーにはなりますが人格を高めてはくれません。
むしろ人格を卑しめるものです。
若い内ならまだしも60歳70歳になって人格が卑しいのはいかがなものでしょう。
今の内から人格を高めることを視野に入れる必要があります。


私なりに自己啓発を考えるに、自己啓発を常にやっていけるかといえばそれは難しい。
人間だから落ち込むことや不測の事態に陥ることもあります。
しかし人は一つのことを10年もやっていると慣れてきます。
そこで流されるのではなく新しいスタート台に立ち先の目標を見据える。
10年後の自分を考えることで今すべきことが見えてきます。


長い人生で自身の考えは常に同じではありません。
自分は10年後どうなるか、他人の為に何ができるのかを考えて頂きたいのです。
『他人のことなど知らない、自分のことだけで精一杯です。』では寂しいでしょう。


自己啓発にはこの様に色々なものがあります。
様々な角度から考え、幅広い人間になれる様に行動して頂きたいと思います。

2012-01-23 10:02:13

献身

テーマ:仕事のテーマ

本日は献身について話したいと思います。


献身とは他人やある物事の為に我が身を犠牲にして尽くすことです。
キリスト教では神の為に生涯をささげることを指します。

つまり献身とは自己の利益を顧みず他人の為に己を捧げることです。


明治時代から昭和にかけては多くの国民が国の発展の為に身を捧げました。
良い悪いは別として特攻隊等はその典型的な例です。


『献』は南の犬と書きますが、これは中国で廟に犬を献上したことから
来ているそうです。
『献』とは我が身を犠牲にして尽くすことですがそういう人がいなければ、
自分の利益のことばかり考えている人ばかりでは組織は成り立たちません。
『組織に尽くす』という考えの人がいないと組織は壊滅します。

自分を犠牲にしても自分が属する組織-たとえば会社を、家庭を守るのだ
という気持ち。
これはとても大切だと思います。


なぜそういう気持ちになるのでしょうか。
それは自分が属する組織を愛しているからです。


国を愛しているから国に対し献身出来る。
会社を愛しているから会社に対し献身出来る。
家族を愛しているから家族に対して献身出来る。


なぜ尽くすことが出来るのでしょうか。
それは突き詰めれば尽くすことにより自分もご利益を得られるからでしょう。
利益と言ってもそれは心の安寧であったり充実感であったりすることもあり
ますが、多少の利己的な面は否めません。
本当に何の見返り無しの献身があるかは私には解りません。


しかし他者の幸せを願うことによりその幸せのお零れに預かることが出来る。
それは悪いことではないと思うのです。


組織にあってはリーダーは確かに必要です。
組織には様々なタイプのリーダーがいます。
しかしあらゆるリーダーにとって絶対的に必要なのは献身的なスタッフです。
スタッフの献身無しに成功することはありません。


尽くすとは待つことではありません。
尽くすとは自ら他人に有益なことをすることです。


自分が属する組織の10年後の為に、ひいては自分自身の為に、是非自ら行動
して頂きたく思います。

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