サワコ
テーマ:貴女がいたから私がいる(恋愛談)そんな中、密かに心寄せている女性が高校にいた。
彼女はサワコ。私が住む市の隣りの市に住んでいる彼女。ちょうどその頃同じ塾に通っていた友人が彼女と同じ中学ということだったので、彼女の情報を色々聞いた。しかし、思いを寄せている男性がいるという。元彼氏だ。女性が元彼氏を好きでいるのはなかなかその殻を割ろうとしない。 これは今になって分かったことだが、それ故その硬い殻を割るのは大変だ。 彼女について色々知るにしたがって、私は、彼女に対する思いは日に日に増していった。熱しやすく冷めやすい性格だった。前述の塾の友人曰く、大丈夫だから告白したらとのことだったので、人生三回目の告白。なぜか気持ちは落ち着かない。初めの時とシュチュエーションが似てはいないか。その一抹の不安を残して私は告白をする。後で分かったが告白前の友人の意見は信憑性にかける。参考にはなるがそれはあくまで推測及び、励ましでしかないから。信じられるのは当事者同士の気持ちのつながりだ。それを私は人に頼りすぎたのかもしれない。結局私は彼女の殻を割ることは出来なかった。しかしそれは逆に私と言う卵の殻を割った良い機会でもあった。
私はナオミの事を思い出した。彼女と別れるあの時本心を言えなかった自分に憤りを感じた。同じ過ちを繰り返すまいと、私は本当の気持ちをサワコに何度も伝えた。繰り返し繰り返し。結果は駄目だったが、私は名誉ある敗退とここでは言いたい。私は最後までやれるところまでやってそれで駄目だったのだから、それでだめならば仕方がない。人生も同じだ。やれるところまでやって駄目ならそれで諦めがつく。この気持ちは今でも勿論待ち続けている。だからあの時の彼女が私に与えた影響は大きい。女性は自分を一回りも二周り大きくしてくれるそんな存在だ。






