こんにちは。
性格統計学の稲場真由美です。
 
 
安倍第3次改造内閣、発足。
ニュースでいろいろで分析されていますね。
ここでは性格統計学の視点で組織分析をしてみましょう。
 
知識のある方のために相関図を表示しますが、
初めての方は、 詳細はスルーしてお読みくださいね。
 
 
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こちらは8月3日、21時のNHKニュースから引用。
どのように改造されたかが、わかりやすくまとめてあります。
 
 
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この図を性格統計学のタイプ別に置き換えると、

 

 

 

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仕事人内閣。
 
経験者が多く安定感があります。
 
 これより以下の写真は、
8月6日放送TBSサンデージャポンより引用

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まぜ組閣の中心である安倍総理は、
和を大切にするピース。
状況に応じて素早く判断するフレキシブルタイプ
 
 
 
 
ビジョン4人
ピース6人(総理含む)
ロジカル10人
 
フレキシブル8人  40%
プランニング12人  60%
 
 
まずはタイプ構成として、
前回よりバランスのよい人事といえます。
 
 
 
注目点は、
 
 
 
 
1、初入閣の顔ぶれが全てプランニングタイプ
 
 
 
感覚で話すビジョンタイプは初入閣チームにいません。
ビジョンはベテランばかりです。
 
失言などで早期の辞任は防ぎたいところ。
早期辞任する閣僚がでたら、台無しです。
ちなみに失言で辞職した今村元復興大臣、久間元防衛相は、ビジョンタイプでした。
ビジョンタイプは、その場でコメントを考える傾向が強く、そのため失言が多いのです。
 
大臣の失言は政権にとって致命的ですから、
発言に対して比較的慎重なプランニングタイプで固めたことは堅い選択です。
 
 
 
 
 
2.自分にハッキリ意見を言う人を重要ポジションに
 
 
安倍総理は、結果を出す内閣にするため、安倍総理の意見が通りやすい閣僚人事と、あえて厳しいことを自分に言える閣僚の両方を人選。

 

ワンマン内閣を反省されたのでしょうね。
 
反省や謙虚さが組閣にあらわれています。
 
 
 
今回の目玉人事は
野田聖子総務大臣と河野太郎外務大臣。
 
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安倍総理と、一定の距離を置いていた野田氏と河野氏の入閣。
今まで意見が通りやすい人で固めていた「お友達内閣」からの脱却です。
 
 
 
 
●野田総務大臣
 
野田氏はビジョンで、安倍総理はピース。
パワーバランスは野田氏が強い。
 
 
 
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3日21時からのNHKニュースで安倍総理自らが
他の閣僚が言わないこともハッキリいってくれる
とコメントされていました。
 
 
野田氏は、性格統計学では、駆け引きなく、まっすぐなタイプ。
本当に野田氏は安倍総理にハッキリものを言うのでしょう。



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権力を持てば持つほど、ハッキリ言う人のことは疎ましく思うもの。
今までの安倍総理だったら、そのような人を選ぶことはなかったのではないでしょうか。
 
そうはいっても安倍総理、今のままではいけないと思われたのでしょう。
 
これまで2期総務大臣を務めてきた高市早苗氏は、安倍総理からみて話が通りやすいロジカルタイプ。
 
 
 
耳の痛いことを言ってくれる人をあえて重要ポストに。
 
「謙虚に、謙虚に」という安倍総理の決意を感じます。
 
 
 
 
 
 
●河野外務大臣

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同じピースタイプですが、考えの組み立て方に大きな違いがあります。
 
 
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安倍総理は、ピースのフレキシブルの安全系。
スピード重視で、状況の変化に応じてどんどん突き進むタイプ。
 
 
河野氏はピースのプランニングの先端系。
 
 
先端系の特徴は
スマートでおしゃれ、正義感が強く、
スジの通らない話にはトコトン立ち向かいます。
「そもそも何のために」という本質を大切にし。変更ごとは慎重。
プライド高く、ナナメ目線で一筋縄でいかないタイプです。

例えば、
6月にAKB総選挙の関連イベントの一部に政府予算が使われていたことが今月5日に判明。
8月6日の朝刊で報道されていました。

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河野氏は自身のブログで、疑問視していたようです。
 
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ごもっともです。
なぜ、そもそも何のために、がズレていると指摘しています。


河野氏と同じ性格タイプで、代表的な政治家は以下の通り。
 
小池百合子 東京都知事。
石破茂 元防衛大臣
中谷元 元防衛大臣
 
 
皆さん、安倍総理にチクリと苦言を呈した方ばかりですね。
 
 
 
 
性格統計学では人の性格を氷山で表しています。
他人から見える性格は、氷山の上部。
他人から見えない本質的な性格は、氷山の下部。
 
今回は氷山の上部を比較してください。
先端、とあります。
この部分が同じです。
 
 
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今回、筆頭副幹事長となった小泉進次郎氏もピースの先端系です。
 
進次郎氏、スマートでおしゃれ。
今年4月にも、閣僚の失言や女性スキャンダルに苦言を呈していました。
筋の通らないことは、断固として戦うイメージですね。
 
 
彼らと良い関係を築くポイントは
 
●理由や経緯、「なぜ何のため」について丁寧に伝えること。同じピース同士だからこそ、トップダウンは通用しません。
●話し合いの機会を持って、お互いの考えや想いを共有すること。
 
 
 
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ちなみに進次郎氏のお父様、小泉純一郎氏はビジョンです
 
安倍総理と小泉純一郎元総理
2人のパワーバランスは、
小泉元総理の方が強く、話が通りやすい関係でしたので、
上下関係は良好でした。



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安部総理と野田氏は議員としては同期。
野田氏の方が出世は早かったのですが、郵政改革で立場が逆転。

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小泉元総理はまだ当選回数の少ない安倍晋三氏を自民党幹事長に抜擢し、後継者として育てました。


2005年の第3次小泉改造内閣では、内閣官房長官に任命。
その後2006年に安倍晋三氏は内閣総理大臣となりました。
 
小池百合子 東京都知事も、
かつて小泉郵政改革では、小泉総理の元で尽力されていました。
 
パワーバランスは
安定した組織を構成するうえでとても重要な要素です。
 
あっ、話がそれちゃいましたね(笑)
 
 
 
今回の組閣は、菅官房長官の続投など、
パワーバランスは堅持しながらのサプライズ。
 
野田聖子氏、河野太郎氏。
安倍総理にとっては、あえて自分に厳しいことを言い、意見が通りにくい人を選びました。
 
 
反省し自らを正してスタートする、これが内閣改造した意義なのでしょう。
 
今後に期待します。
 
 
 
 
 
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
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