2008年11月11日(火)

好き嫌いの評価

テーマ:評価の考え方

 上司が好き嫌いで評価しているように感じるのですが、そのようなことはないのでしょうか。また、そのようなことを防ぐためにはどうすればよいでしょうか。

 

 現実的なことはさておいて、考え方だけでいえば次のようなことになります。


人事考課は「期間中の仕事上の行動や能力と結果」に対する評価ですから、「好き、嫌い」という概念はありません。「良かった、よくなかった」という判断です。
もし、「好き、嫌い」ということがあるとすれば、人事評価の結果が良かった人は部署の仕事にも良い影響を及ぼすので好き、人事評価の結果が悪かった人は部署の仕事に悪影響を及ぼすので嫌いということです。
「好きだから評価結果が良い」のではなく、「良い評価結果の人を好きになる」ということはありえます。

 

 しかし、現実には感情的な「好き嫌い」の評価が行われていることが多くあります。


原因としては、
1. 人事考課が人物評価になっている。
2. 人事考課が単に昇給や賞与を決めるための点数付けになっている。
3. 上司(考課者)と部下(被考課者)との仕事に関連がなく、部下の仕事がうまくいってもいかなくても上司の仕事に関係ない。または、部下の仕事の良し悪しが上司に責任に関係しない。
などが考えられます。

 制度の改善や教育の充実などで、上記1と2はかなり解消していると思いますが、いまだに3に該当するケースは多いようです。
この場合、人事考課以前問題として、管理職の意識向上や組織体制の改善、権限と責任の明確を行う必要があります。


好き嫌いの評価結果

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