jizueのブログ

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jizue 10th Anniversary Live

「What’s Your Story」@大阪 UMEDA AKASO 



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Guest : LITE/tricot

Guest Player : 柴 由佳子(Violin)、角谷 奈緒子(Viola)、林 絵里( Contrabass)

all from チーナフィルハーモニックオーケストラ



ソロ回し中、井上君が真顔で反町隆史の「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」を弾き始めた時は少しヒヤヒヤしましたが、こんなに最高な一日があるんだなと心から思いました。


jizueを結成して今年で10年。


女子中高生の絶大な支持を得て活動を続けてこれたものの、若い皆さんには“10年”という時間に正直ピンとこない方も多いと思います。


例えばピアノの片木は10年前、まだゴリゴリのギャルに従事する大学生でしたし、ドラムの粉川君は当時和の心を重んじるがあまり柔道着を羽織って待ち合わせ場所に現れるといった悲しいドラマもありました。


ただギターの井上君に関しては10年前からオデコの広さが変わっておらず、だとするとあのオデコは前頭部の躍進によるものではなく生まれつきだったという事になります。


これはすごい事です。


あの広いオデコでブカブカの学生服に袖を通し、あの広いオデコでリレーのタスキを繋ぎ、あの広いオデコで放課後クラスメイトの女子に告白していた事になるんです。これは本当にすごい事です。




僕と井上君と粉川君は小学校からの付き合いで今年33歳。時間がもたらす物事の変化にもだいぶ理解を示せてきました。


きっとこの先も多くの変化が起こるでしょう。


例えばこの先20年後、片木が全身豹柄のゴリゴリのおばちゃんに従事する事になるかもしれませんし、粉川君が和の心を重んじるがあまり今の長髪モヒカンを活かし頭に槍を刺した落ち武者スタイルを提案してくる可能性がゼロだと誰が言い切れるでしょうか。


井上君に関しては前頭部軍の完全勝利により荒野と化したスキンヘッドをあてもなく歩いてるかもしれません。



けど、それでも、どんな形になってもやっぱり僕は一生jizueを続けていきたいです。


やっぱりこの3人が大好きなので。


ライブをしてる時はもちろん、疲れて車で移動してる無言の時間も、お酒飲みながらくだらない話をしてる時間も、どの時間を切り取っても自分にとってはあまりにもかけがえのない時間なので。


すみません何か急に真面目な感じになっちゃって。メンバーには黙っといてください。僕こういうのあんまり慣れてないんで。


そんなわけでjizueはまだまだ走り続けます。歳取って走れなくなっても杖ついてでも歩き続けますので、これからも末長くよろしくお願いします。